強弱判定

いろいろな格局がありますが、まとめると5つです。

1強
2弱
3 従格
4 極強
5 両神成象格

です。

目次

初級編

強弱判定では得令、得地、得勢で判定をします。
3つの合計で50%を超える と強、50%よリ少なければ弱、になります。

1-1 得令
月支が比肩、劫財 50%
月支が正印、偏印 35%

例1
⭕️甲⭕️⭕️
⭕️⭕️寅⭕️

日干甲で木の五行であり、月支に同じ木の五行である寅の比肩が巡っていますので、得令50%得ています。
この時点でほぼ強になります。

例2
⭕️甲⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️

日干甲で木の五行であり、月支に木を生じる水の五行の子の正印なので得令の 35%になります。
得地や得勢を得れば強になります。 このように月支が比肩、劫財の方が印よりも日干を強める力が強いです。

1-2 得地
得地とは日干と同じ五行の十二支がある場合を言います。もしくは蔵干で同じ 五行がある場合は弱いですが、得地を得ています。得地は20%の強さがあります。

十干十二支蔵干
甲 乙寅 卯辰、未、亥
丙 丁巳 午寅、未、戌
戊 己丑 辰 未 戌巳、午
庚 辛申 酉巳、戌、丑
壬 癸亥 子申、丑、辰

1-3 得勢
命式全体で印、比肩、劫財の数が多いかどうかを見ます。
多ければ得勢を得ており、30%を占めます。

1-4 沖、合、三合
・沖、合は十二支を弱めます。
・干合、天干の剋は十干を弱めます。
・三合は五行が変化し、変化した五行が強くなります。

以上からわかる通り、合、沖が沢山あると弱になる可能性が高くなります。
また三合が出来上がると三合の五行の影響が強く。
三合の五行が印、比劫なら強、 食傷、財、官殺なら弱になる可能性が高いです。

以上の 1 得令 2 得地 3 得勢 4 沖、合、三合、干合、天干の剋 の4つを複合的に見て50%を超えていれば強、50%を超えていなければ弱 になります。

上級編

弱判定は何を見ているかと言えば、日干を強めるエネルギーが多いか、日干を弱めるエネルギーが多いかを見ているわけです。 日干を強めるエネルギー VS 日干を弱めるエネルギー だからシンプルに数で数えてもOKですし、日干を強めるエネルギーの数が多 ければ良いわけです。

癸辛戊辛
巳丑戌丑

この場合、圧倒的に日干を強めるエネルギーが多いので強です。月支はこのように年干、月干、日干、時干と4つを強めています。だから月支 の影響が一番強いわけです。他の十二支は離れるほど影響が弱くなります。
年支では日干を強める力が弱いです。このように離れるほど強める影響が弱い。 日支、時支の方が日干を強める力は強いわけです。
同じように年干は日干から遠く、日干を強める力が弱い。月干、時干の方が強 いわけです。

このことからわかる通り、

⭕️🙆⭕️🔵
⭕️⭕️⭕️🔵

この赤丸部分に弱める要素が多くあると弱になりやすく、強める要素が沢山あ ると強になりやすいわけです。

これを元に
1 月支が日干を強めているか
2 日干を強める十二支があるか
3 命式の中に日干を強めるものが多いか

を元に判断します。
もし命式の中に日干よりも強いものがあれば弱になるわけです。

自分の命式を分析すると
丙丙丁甲
申辰丑寅

月支は日干を強めない
日干を強める十二支がない
日干を強める要素は、十干の丙と丁

卯の運気が巡ると、木の三会が成立する。よって、この時は強になる。

強弱の6段階

四柱推命の強弱判定では極強、中強、小強、小弱、中弱、極弱と6段階に分けます。 極強は極強、極弱は従格のことです。

中強とは強でも強で迷わない命式、小強とは弱や強か判断に迷う命式の事です。 中弱とは弱でも弱で迷わない命式、小弱とは弱や強で判断に迷う命式の事です。

このように6段階がありますが、小強、小弱は五行バランスでは真中に近くバランスが結構とれています。そのため、五行バランスの変化でいろいろ起きるというよりも、 沖、合などの影響を受けやすいです。

理由は沖、合、干合などで命式の五行バランスが大きく変化するからです。そのため 小強、小弱の命式では沖、合、干合などの影響をとくに気付けてみていくことになりま す。

・小強、小弱は沖、合、干合の影響を受けやすい。

強の人(行動)
具体的に解決策を伝える
責任が大事 これがないとしっかりできない
行動してくれる人 
解決策が欲しい
言葉が足りない せっかち
お願いすると、早く行動する
エネルギーが強い 

弱の人(言葉)
優しい言葉が欲しい
責任が嫌 
推しの強い人が苦手
話を聞いて欲しい
具体的な解決策を伝えると嫌われやすい
お願いすると、自分のペースで行動する

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