合、沖、刑などは十二支同士の特別な組み合わせで、
1 命式の個性、運命などを知るために使う
2 運気で起きること、事象として使う
3 大運、年運の組み合わせで使う の3つの使い方があります
合(ごう)
隣り合う十二支、もしくは命式と運気の十二支で合が成立します。
子丑
寅亥
卯戌
辰酉
巳申
午未
合の意味 合には以下の意味があります。
1 調和する、仲良くする
2 引き寄せる、戻る
3 まとまる、結果が出る
4 表面化する
5 引き離す
・パターン1 命式の中で合ができる
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️丑子
命式の中で子丑が隣同士でありますので合になります。
年支と月支の合 時日月年
月支と日支の合 時日月年
日支と時支の合
以上の3つのパターンがあります。
・命式の中で合ができた場合の意味
1 社交性がある
2 合が2つ以上できると異性に好かれやすい、浮気しやすい
3 動揺しやすい、迷いやすい、優柔不断
4 周りに影響されやすい
年支と月支の合 | 身内の仲が良い 仕事が終わるとすぐに帰る |
月支と日支の合 | 親子の仲が良い 親の面倒を見る(親から離れにくい) 嫁姑の仲が良い 長男相 身内を大事にする |
日支と時支の合 | 子供と仲が良い 家族の仲が良い 子供が離れにくい 夫婦で調和できる人を求める 子供の面倒を見やすい 性欲が強い、エロ |
・パターン2 命式と運気の合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️
年運 丑
命式の子と年運の丑が合になります。このように命式と大運の合、命式と年運 の合があります。
・命式と運気で合ができた場合の意味
1 まとまる、結果が出る
2 引き寄せる
3 調和する
4 表面化する
年支と運気の合 | 実家に戻る 祖父母と仲良くなる 昇進する、地位が上がる 人間関係が良くなる |
月支と運気の合 | 両親と仲良くなる 実家に戻る 仕事上の変化 |
日支と運気の合 | 恋愛、結婚の運気 隠れていた出来事が起きる 結果が出る |
時支と運気の合 | 妊娠の運気 こども(部下)と仲良くなる 不動産運 |
・パターン3 大運と年運の合
大運子 年運丑の場合、 大運と年運が合になります。
・大運と年運の合の意味
1 環境が良い方向に変わる、環境が変化する
2 今までの結果がでる
3 良い人間関係ができる
基本的な場所の意味
時間 | 日 | 月 | 年 | |
子供、晩年、 婦人系、泌尿 器 | 自分に関する ことすべて | 仕事、お金 | 名声・昇進、 対人運 | 干 |
子供、晩年、 婦人系、泌尿 器 | 自分に関する ことすべて | お金、健康 | 名声・昇進 | 支 |
・合の事象が起きる
・命式の十二支を弱める
合は命式の用神と大運が合すれば、命式の用神の効果が減ります。命式の忌神と合すれば、忌神の凶効果が減ります。例えば命式の忌神の財と合すれば、財の悪い影響が減るのでお金が貯まりやすくなる、支出が減ると判断することができます。
このように合は目的に合わせて判断する必要があります。
・命式の用神が合になれば吉効果が減る
・命式の忌神が合になれば凶効果が減る
例えば日支に財の用神があった場合、日支が合になると恋愛結婚運では良いです。 しかし財の用神が合になるので、お金が減りやすくなりますので金運では悪いです。
このように占う目的に合わせて合を判断しないとわからなくなってしまいます。
・合による事象
・合による命式への影響(五行の変化)
は別々に考えることで迷うことがなくなります。
沖(ちゅう)
隣り合う十二支、もしくは命式と運気の十二支で沖が成立します。
子午
丑未
寅申
卯酉
辰戌
巳亥
沖には以下の意味があります。
1 不調和の関係、離れる、ぶつかる、トラブル
2 命式の中にあると落ち着きがない、飽きっぽい
3 移動する、引っ越す
4 まとまらない、お金が出る、血が出る
・パターン1 命式の中で沖ができる
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️午子
命式の中で子午が隣同士でありますので沖になります。
年支と月支の沖 時日月年
月支と日支の沖 時日月年
日支と時支の沖
時日月年 以上の3つのパターンがあります。
・命式の中で沖ができた場合の意味
1 落ち着きがない、動揺する
2 衝突する
3 不安が生じやすい
4 事故やトラブルを引き寄せる
5 お金が貯まらない
年支と月支の沖 | 身内の仲が良くない 家族縁が薄い 人間関係のトラブルが起きる 上司や目上に恵まれない |
月支と日支の沖 | 夫婦の仲が良くない、トラブルがある 親元を離れる トラブルのある人と結婚する 親と仲が悪い、縁が薄い 身体が弱い |
日支と時支の沖 | 夫婦の仲が良くない、トラブルが起きる 子供との縁が薄い トラブルのある人と結婚する 子供に振り回される |
パターン2 命式と運気の沖
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️
年運 午
命式の子と年運の午が沖になります。このように命式と大運の沖、命式と年運 の沖があります。
・命式と運気で合ができた場合の意味
1 引っ越し、移動
2 離れる
3 トラブル、事故、けが、手術
4 不調和、空回りする
5 衝動買いをする、お金を使う
年支と運気の沖 | 実家から離れる 名声、昇進運が落ちる 祖父母の運気を落とす 変化の運気 |
月支と運気の沖 | 両親と仲が悪くなる 実家を離れる お金の損失 両親の運気を落とす |
日支と運気の沖 | 離婚、別れ 夫婦の仲が悪くなる、トラブル 病気の発症、お金の損失 悪い結婚運 配偶者の運気を落とす |
時支と運気の沖 | 子供(部下)とのトラブル 婦人系、泌尿器系の病気 悪い妊娠運 子供の運気を落とす |
・パターン3 大運と年運の沖
大運子 年運午の場合、大運と年運が沖になります。
・大運と年運の合の意味
1 環境が悪くなる
2 仕事が変わる、リストラ
3 環境が変化する
4 人間関係が悪くなる、離れる、裏切られる
5 周りのトラブルに巻き込まれる
6 悪い結果がでる
※沖と合がそろうと沖が解消される
・パターン1 命式の中で沖と合ができる
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️午子丑
子午は沖、子丑は合で沖と合が出来ていますので沖は解消されます。
・パターン2 命式と運気で沖と合ができる
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️午子⭕️
年運丑
命式の中の子午は沖、命式の子と年運の丑は合。沖と合ができますので沖は解消されます。
・パターン3 命式と大運、年運で沖と合ができる
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️
大運 午
年運 丑
命式の子と大運の午で沖。命式の子と年運の丑で合。
沖と合が揃ったので沖は解消されます。
沖の時の改善方法
1 旅行、移動
2 献血
3 合になる十二支の物を身に着ける(運気と合になる十二支)
・沖による家族への影響
比肩の沖 | 兄弟姉妹の運気を落とす |
食神の沖 | 子供の運気を落とす |
財の沖 | 父親、妻の運気を落とす |
官の沖 | 夫、子供の運気を落とす |
印の沖 | 母親の運気を落とす |
※一緒に住んでいない限り影響はありません
・合の事象が起きる
・命式の十二支を弱める
合は命式の用神と大運が合すれば、命式の用神の効果が減ります。命式の忌神と合すれば、忌神の凶効果が減ります。例えば命式の忌神の財と合すれば、財の悪い影響が減るのでお金が貯まりやすくなる、支出が減ると判断することができます。
このように合は目的に合わせて判断する必要があります。
・命式の用神が合になれば吉効果が減る
・命式の忌神が合になれば凶効果が減る
例えば、日支に財の忌神があった場合、日支が冲になると恋愛結婚運では悪いです。
ですが、忌神の財が冲になるので、金運は良いです。
このように占う目的に合わせて合を判断しないとわからなくなってしまいます。
・沖の事象が起きる
・命式の十二支を弱める
の2つの出来事が命式の中で起きています。
沖の場合はさらにどちらの十二支の方 が強いかも判断に入れます。
例えば月支と日支の沖の場合、周りからの相生、相剋で変わりますが、一般的には 月支の方が強いです。
ですので月支の個性が最終的に残っている、もしくは月支の影響が出ると判断するわけです。
このように十二支同士の強さを判断に入れることで事象の読み解きが分かりやすくなります。
・十二支同士の強さでの命式内の五行変化
・十二支同士の強さでの事象
の2つをさらに加味していくわけです。
日支と月支の沖は親との縁が薄いと言われます。理由は月の十二支の方が強いので親側が残り、自分側が消えています。なので親の方が強く、沖の衝突の現象があるので大変な親元に居るから親との縁が薄いと判断するわけです。
では日支の方が強ければどうでしょうか?自分が親をいじめるので親と縁が薄いと判 断できます。
このように日支と月支の沖でわかるように沖の現象だけでなく、どちらが強いかを判 断に加えると事象をより深く知ることができるわけです。
また
・命式の用神が沖になれば吉効果が減る
・命式の忌神が沖になれば凶効果が減る
という効果もあります。
合と沖
命式の中の合や沖が合、沖で解消されるともともとの十二支の五行の影響が生じます。例えば官殺が合になっていた場合、沖の運気で官殺が出てきます。ということは女性では結婚運として判断することができるわけです。もし官殺が忌神なら法的トラブルなどが起きることがわかります。
このように命式の中の合、沖が解消されることで新たな事象が発生するわけです。このときも
・命式の五行バランス
・出てきた十二支の通変による事象
の2つをみていくことで事象をより詳しく知ることができます。
刑は命式の五行に変化を与えません。そのため純粋に刑の事象を観ればOKです。 この点が沖、合と全く違う点です。
三合(さんごう)初級編
3つの十二支で合が作られる、意味は合と同じ
3つの十二支がそろうと五行が変わる
3 三合の半分で半合になる(合と同じ意味)
水の三合 申―子―辰 申(金)と子(水)と辰(土)の3つが揃うと申子辰(水)に変わります。
火の三合 寅―午―戌 寅(木)と午(火)と戌(土)の3つが揃うと寅午戌(火)に変わります。
金の三合 巳―酉―丑 巳(火)と酉(金)と丑(土)の3つが揃うと巳酉丑(金)に変わります。
木の三合 亥―卯―未 亥(水)と卯(木)と未(土)の3つが揃うと亥卯未(木)に変わります。
水の半合:子―辰、子―申の2つで半合になります。
火の半合: 午―寅、午―戌の2つで半合になります。
金の半合: 酉―巳、酉―丑の2つで半合になります。
木の半合: 卯―亥、卯―未の2つで半合になります。
命式の中で三合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️申子辰
申子辰と命式の中で3つの十二支が横並びにありますので、水の三合になりま す。
・年月日で三合
・月日時で三合
・月日時で三合
パターン2 命式と運気で三合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子申
大運→辰
命式の子申と大運の辰で水の三合になります。
パターン3 命式、大運、年運で三合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️
大運→ 辰
年運→ 申
命式の子、大運の辰、年運の申で水の三合になります。
パターン4 命式の中で半合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子辰
月支の子、年支の辰で水の半合です。
年支と月支で半合
月支と日支で半合
日支と時支で半合
パターン5 命式と運気で半合
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️子⭕️
大運→ 辰
命式の子と大運の辰で水の半合
パターン6 大運と年運で半合
大運 子
年運 辰
大運と年運で子辰の水の半合 三合、半合の意味は合と同じです。
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️申子辰
十干に壬癸がなくても、三合は成立する
⭕️⭕️⭕️⭕️
申⭕️子辰
十干に壬癸がないと、三合は成立しない
沖、合、三合は変化と事象
沖、合、三合を使う場合2つの特徴があります。
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️申子辰
月支は水で水の三合から水が強い
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️辰申子
月支は申で水の三合から水が強い
⭕️⭕️⭕️⭕️
⭕️申辰子
と判断します。月支の五行が変化するわけではありません。
1 事象として使う
2 五行バランスを変える
丙丙丁甲
申辰丑寅
事象として、年運で、未が巡ってきたら、両親とのトラブルが起きやすいとして見る
事象=運気の意味
五行のバランスで見た場合、冲によって、命式の丑のエネルギーが弱まり、命式のバランスが良くなります。
その上で、印や比肩が巡ってきたら、良い結果に繋がる。
事象と五行のバランスを見て、どんな事が起きやすいかを鑑定する事。
刑
刑の使い方
・命式の中に刑があり個性や運命をしる
・運気で刑が巡ってきて使う
刑自体の意味
1 刑罰、犯罪、捕まる
2 精神的な問題、トラブル、病
3 見えない問題、トラブル
4 表面化する、見つかる
5 勘違いをする、思い違い
6 うまくいかない
7 精神的な不満足感
(1)自刑
辰辰、午午、酉酉、亥亥
自形の意味
1 命の中に自刑があるとプライドが高くなる、自立することができない
2 隠れたものが表面化する、自分で自分を苦しめる原因を作る
3 病気の発症、過労、不満足感、精神的に病む
4 離婚、浮気がばれる
5 勘違いをする
6 ストレスが溜まる、不満が生じる
年月の刑 | 実家との縁が薄い 親の愛情が少ない |
月日の刑 | 精神的なトラブルがある人と結婚する、 両親との関係が良くない 両親との縁が薄い |
日時の刑 | 子供との関係が良くない 子供との縁が薄い 精神的なトラブルがある人と結婚する 浮気をしやすい |
パターン2 命式と運気で刑
年支と運気の刑 | 実家とのトラブル 年上とのトラブル 上司とのトラブル 人間関係のトラブル |
月支と運気の刑 | 両親とのトラブル お金のトラブル 仕事上のトラブル、問題 |
日支と運気の刑 | 夫婦関係のトラブル 離婚運、浮気がばれる 病気の発症 隠れていたことが表面化する |
時支と運気の刑 | 子供とのトラブル 精神的に病む、悪い妊娠運 下半身の病、性病 性欲 |
パターン3 大運と年運の自刑
大運午 年運午
大運の午と年運の午で自刑が成立
・大運と年運で自刑が成立した場合の意味
1 環境が悪い、環境が悪くなる
2 裏切り、人間関係のトラブル
3 周りの悩みや問題に巻き込まれる
4 仕事が変わる、無くなる
(2)三刑
使い方などは自刑と同じです。
火の三刑(無恩の刑) 寅、巳、申
・冷酷、薄情、親の災い
・結婚、金銭、婚姻トラブル
・生家の貧困、虚弱体質、女性の赴任
土の三刑(恃勢の刑) 丑、未、戌
・頑固、ひとりよがり、病
・健康、金銭、婚姻トラブル
・生家の貧困、虚弱体質、女性は再婚、独身
子卯の刑(無礼の刑) 子、卯
・粗暴、礼節を欠く、孤独、人への不信感、猜疑心
・恋愛、結婚、夫婦のトラブル
三刑の意味
1 過労、病気の発症、精神的に病む
2 不満足感、事故、浮気の発覚、離婚
3 周りの嫌なことに巻きこまれる、周りを巻き込む
4 自由を失う
5 勘違いをする
6 刑罰、犯罪、トラブル
7 隠れた問題が表面化する
刑の影響の強さ 三刑>自刑
干合(初級編)
2つの十干が合になる関係
・使い方
1 命式の中で干合が成立し個性、運命で使う
2 命式と運気で成立し起きることを知る
・十干の合
甲己→土 | 丑辰未戌 | 甲→戊 己→己 |
乙庚→金 | 酉丑巳申 | 乙→辛 庚→庚 |
丙辛→水 | 子辰申亥 | 丙→壬 辛→癸 |
丁壬→木 | 卯未亥寅 | 丁→乙 壬→甲 |
戊癸→火 | 午戌寅巳 | 戊→丙 癸→丁 |
・干合の意味
1 調和する
2 才能が落ちる(年干、月干、時干の干合)
3 隠れたものが表面化する(日干の干合)
4 結婚、恋愛運、浮気がばれる運(日干の干合)
5 病気の発症(日干の干合)
6 妊娠運(時干の干合)
7 引き寄せる、引き離す
8 合と同じように見る
⭕️⭕️戊癸
⭕️⭕️午⭕️
⭕️⭕️丙丁
⭕️⭕️午⭕️
に変わります。
干合は命式の中の物を奪う
乙辛戊辛
未丑戌丑
運気で庚が来ると乙の財と干合になり、命式から財を奪います。すると財が奪 われるので、財を失うと判断します。
このように命式の中にあるものが干合で奪われると、命式から無くなると考え るわけです。
財が奪われるなら、事象(起きること)=運気の意味ですから
財をお金で考えれば=お金の悪い運気、お金を失う運気
財を女性で考えれば=男性にとって女性を失う運気、離婚、別れの運気
となるわけです。
干合の影響
干合では2つのことを見てきます。
1 命式の干が干合することでの五行バランスの変化
2 命式の干が干合することで起きる事象
命式の干が干合することでの五行バランスの変化
命式の中の忌神が干合で合去される場合、命式の五行バランスが良くなりますので 良いことが起きます。これは五行バランスが整ったことで何が起きるかを見ていきま す。それによって起きる事象を判断します。
例えば命式の印が干合で無くなり食傷が強い命式になれば食傷の悪い出来事が起きます。
命式の干が干合することで起きる事象
命式の干が干合したことで起きることを見ます。これは五行バランスをみていません。 例えば命式の財が干合で合去すれば、命式から財がなくなります。なので財を失うと 判断するわけです。もしくは男性であれば女性がいなくなると判断します。
このように干合による合去が起きた場合、命式の五行バランスの変化によって起きる 事象と命式の干が無くなって起きる事象の2つの事象が起きます。
もう1つの現象は干の強さです。2つの干が干合するわけですが強い干の影響が残ります。
・どちらの干が強いかを判断する
例えば命式の財と大運が干合した場合、命式の財が強ければ干が命式に残ります。 このことから、
・財が干合するのでお金を失うことが起きる
・財が命式に残るので、それでもお金が残る
と事象を判断するわけです。このように干合した場合、2つの干のどちらが強いかを判断することで事象をより深く知ることができるわけです。
これは変化干合の場合でももともとの干の個性を少し残していることを示しています。 これは化気格などでは変化した後で判断しますが、変化前の個性を少し残しているこ とを意味します。
なので化気格は複雑な個性をしていることがわかるわけです。(2つの個性をもっているからです)
また天干の剋(天干の沖)の場合もどちらの干が強いかを判断します。
・沖の象意
・残った干の五行、通変の事象
が生じるわけです。
天干の剋
2つで十干同士の冲になります。
使い方
1 命式の中で天干の剋が成立し個性、運命で使う
2 命式と運気で成立し起きることを知る
甲 | 庚 |
乙 | 辛 |
丙 | 壬 |
丁 | 癸 |
1 沖と同じで不調和という意味
2 別れる、離れる
3 トラブル
4 衝突、移動する
5 焦る、トラブルを引き寄せる
6 事故、手術、お金を失う、お金が出る
場所の意味などは沖と同じです。
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