命式の財について

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命式について

1 弱の男性
財が強いとうまくコントロールできません。そこで財に従うようになり、女性に甘えやすいと分かります。女性に頼る男性とわかります。これは弱で財が強い場合の男性です。
財が弱いと女性に頼ることはできませんが、財をコントロールできるわけでもないので、自立した女性を選びやすいです。

2 強の男性
財が強いと女性の運を上げているので、女性に対する面倒見が良いことが分かります。
財が弱いと女性の運が良くなく、弱い女性を選びやすいです。

3 財の無い男性
財がないということは、存在を常にアピールする女性が来やすいです。そのため積極的な女性が来やすいです。
このように強弱と財の強さで、どのように女性と付き合いやすいかがわかります。

4 干にある、支にある、命式にない
財が干にしかない場合は、恋愛の時は良いけど、結婚するとあまり面倒をみない、もしくは女性の外見を優先する人と分かります。干は人からどのように観られるか、もしくは表面的な個性になります。そこで深い付き合い、生活がかかっていない恋愛時は面倒見が良いと分かります。一緒に歩いたり人に紹介するので、外見が好みの女性を選びやすいです。

十二支にしかない場合は結婚後の面倒見が良く、内面を大事にしやすい傾向があります。十二支は感情を意味し、親しくなった後に出る個性です。そのため結婚後に出やすい個性で、結婚後に面倒見が良くなることがわかります。また内面ですので内面の良い女性を選びやすいわけです。

財がない場合は女性がいないのが当たり前なので、わがままに付き合っていきます。そのため、合わせてくれる女性、積極的な女性でないとうまくいきません。

・干しかない=外見を優先する、恋愛時に良い人
・支にしかない=内面を優先する、理財感覚を大事にする、結婚後良い人
・財がない=我儘に付き合うとなります

相性としてみる場合

財の個性の違いはお金の感覚の違いとして出てきます。これはお互いにうまくいくか どうかに直結します。

1 干にしかない=生活レベルを落とせない
生活レベルを落とせませんので、お金が無い生活をすることができません。とくに正財であれば、更に生活レベルを落とすことができません。偏財は外交的にお金があるように見せたり、お金をいろいろと使います。食事、洋服、車など。また世間体を気にします。またお金を稼いでいきますが、正財は安定収入ですので、一度生活レベルを上げると落とすことが難しいです。

2 支にしかない=節約できる
お金の不安を抱えたくないので、お金が無い場合、節約することができますので、生活レベルを落とすことができます。収入に合わせた生活をすることができます。

3 命式に財がない
お金がある時とない時でスグに生活を変えることができます。お金があると使い、お金が無いと使わない生活に変わります。

このように相性で観る場合、財の特性の違いを考慮に入れます。というのもお金の感覚が違うと性格が合わないからです。

※補足
時干に財がある、財と日干の干合をしている人は全てをお金、メリットを基準に判断し やすいです。そのため、お金に細かくうるさいです。これが苦手な人では合いません。

正財、偏財について

財が強いと人の話を聞かない傾向があります。財は支配する意味があるため、上から見ているのであり、相手の事よりも自分のメリットばかりを考えてしまうからです。そのため財が悪く出ると偉そう、プライドが高い、威圧的などの悪い個性が出てきま す。

正財=安定と世間体を意識する
偏財=社交性とお金を増やすことを意識する

という違いがあります。

🟡甲己🟡
🟡🟡🟡🟡

正財は日干が陽干の場合、干合する関係性です。この意味から正財は安定して調和を意味するわけです。

🟡甲戊🟡
🟡🟡🟡🟡

偏財は日干が陽干の場合、相剋の関係でエネルギーを使い勝ち取る、手に入れるも のです。与えられる財ではなく、自分で生み出す財になるわけです。

この違いから

正財=与えられるお金(サラリー)
偏財=流動的なお金、お金を生み出す

意味が生じています。

正財は安定したお金ですので、安定してお金が無いと不安になります。偏財は生みだ すお金ですので、お金を増やす、稼ぐことを意識しやすいです。

※補足 劫財
劫財は実利主義です。周りを気にせずお金が無い時はお金を稼ぐことに集中し、無 駄なことにお金を使わず貯め込みます。財を奪うとは相手からお金を奪う事であり、この個性をうまく使うと商売、セールス、投資でお金を稼ぐことができます。もしくは給料の高い男性と結婚してお金を奪う、お金のある女性と結婚してお金を貰う、 などなど相手、周りのお金を使うことを意味します。

運気

お金を増やせるかどうかは大運で決まります。

・命式と大運でバランスが整う=お金を増やすことができる
・命式と大運でバランスが整わない=お金を失う

お金を失う時期が30代以降で長く来る場合は会社員をして、無理のない生活をする ことで、お金で困ることがありません。お金を増やせる時期が30代以降で長く来る場合は副業や自営業で稼ぐことができま す。

この30代以降の運気次第で

・結婚する異性のタイプを考える
・学歴が必要かどうかがわかり、勉強した方が良いかがわかる
・会社員か自営業かが分かる

と人生設計を立てられます。そして運気に合わせた人生を過ごしていくと、ストレスと 不安の少ない人生を過ごすことができます。逆に命式、運気と合わない人生を過ごしている場合、問題や悩みが生じます。なぜな ら自分の運命をうまく活かした人生を過ごしていないので、無理が生じているからで す。そこで命式と大運に合わせた人生に変えていこうとすると、悩みや問題が解決していきます。

・食傷があるか、ないか
食傷は財を生み出しますので、お金を生み出すスキルです。食傷がある場合、お金 を生み出すことができる自信ができると安心できます。食傷がない場合、お金でお金を生み出しますので、お金があると安心します。

・2つの正偏を持っているか?
正財と偏財、正官と偏官を持っていると副業をすることができます。しかし2つもっていない場合は副業ではなく、本業だけに集中しやすいです。

もし本業しか考えられないタイプの場合、本業のみでお金を増やすことを考える必要があり、節約とキャリアアップが必須です。逆に2つもっている人は副業、投資などで運気の良い時期にお金を増やすことができ ます。

・桃花=お金を使う時期
桃花は異性と遊ぶこと、美容を意味し、どちらもお金がかかります。美容を維持する、 美容を気にかけるとお金がかかります。異性に好かれる、遊ぶにもお金がかかりま す。

そのため桃花は敗財と言われ、お金を使いやすいわけです。桃花の運気はお金を使 いやすい時期として考えます。これは五行のバランスと関係なく、神殺の事象でお金 を使うと判断します。

・貴人=人を通してお金が入る
貴人は助けてくれる人を意味し、人を通してチャンス、お金が入ってきます。そのため 人間関係を良くすることでお金を増やすことができる時期です。

相性と大運交差

1 相手の財運を使う
夫婦関係の場合、自分の大運が悪くても相手の大運が良ければ、相手の大運の良さを活かして稼ぐことができます。

この場合
・二人の命式で三合(用神)が出来ている
・個性的に合う

という相性が良くないと大運の良い人と悪い人では合いません。そのため離婚になり やすいですが、相性が良ければ仲良くしていけるので、相手の大運を使って稼ぐこと ができます。

2 相性
・お互いに用神を補っている
・2人で用神の三合ができる

ことで一緒に居る、エッチをするとお金が増えます。アゲまん、アゲちんと言われる現 象です。

逆に

・お互いに用神を補っていない、忌神を補っていることで一緒に居る、エッチをするとお金を失います。サゲまん、サゲちんと言われる現 象です。もし愛人が出来てお金が増えたなら、愛人との相性のお陰です。この場合、愛人と別れるとお金が増えなくなり、減ります。

3 大運交差
相手の大運から用神を補うことも可能です。この場合、相手の大運が変わってしまえ ば用神を補えなくなり、付き合いが続かなくなる可能性があります。

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