干支に財がある場合の2つのポイント
1財が守られているかどうか?
財の周りに印や比肩等で攻撃されていない
⭕️甲戊丙
⭕️⭕️⭕️戊
2財の大小
財が強いかどうかは干に財がいくつあるかではなく、地支に財がいくつあるかで強さが決まります。そのため財が支に2つ以上あり、干に財があると非常に強い金運を持っている事になります。
財運にならない2つのポイント
1干合で財が消える
⭕️甲⭕️癸
⭕️⭕️⭕️戌
大運 戊(財) 干支に財が揃うが癸と戊が干合で財運にならない。
適職の観方(初級編)
ステップ1 分野を決める
ステップ2 才能から仕事内容を決める
ステップ3 会社員、自営業を決める
ステップ1 分野を決める
1-1 命式の中の五行を数えます。
時間 | 日 | 月 | 年 | |
1 | 1 | 1 | 1 | 干 |
1 | 1 | 2 | 1 | 支 |
1-2 多い五行の分野が向いている分野です
木→長く硬い 長時間立った仕事
製紙、出版、医療、衣料、林業、農業、医薬品、介護福祉、美容関係
火→三角 熱 光を発する エンターテイメント
エネルギー産業、美容、エンターテイメント、芸能、飲食、航空産業、証券関係、消防士 広告 映画 電車 火を使う仕事 料理 ラジオ テレビ
土→四角 不動 万物の根源 長時間動かない仕事 会計 医療
土方土木、建築、ホテル、不動産、農業、医療、福祉介護、医薬品、保険、 インターネット、スピリチュアル、精神、哲学、占い インテリア パワーストーン 石油 科学 食品 測量 道路
金 →丸い 固い 肉体労働 力仕事 軍人 警備
製造、金融、ハイテク、スキンケア、金属関係、車、銀行
水→流れる 流動的な仕事 商人 運転手
流通、商売、漁業、海運業、水商売、飲料、温泉、風俗、スピリチュアル、占い、精神分野
ステップ2 才能で仕事内容を決める
・才能は年干、月干、時干の3つだけになります。
・干支ともにある才能が強く出ます。
・年干、月干、時干の順番で才能を使いやすく、最終的に時干の才能の仕事をしやすいです。
・時支は最終的に使いたい才能を示しています。
・根はあるか 根は強いか弱いか 周りから攻撃されていないか
自営業で成功しやすい命
1用神が干支にある
2根が強い
3用神を生み出すものがある
強 従格→食傷➕財
弱 極強→印➕比劫財
4自営で成功する命以外の場合は、財運が20年にあれば苦労するが稼げる。
干支ともにある才能が強く出ます。年干、月干、時干の順番で才能を使いやすく、最
終的に時干の才能の仕事をしやすいです。時支は最終的に使いたい才能を示しています。
時間 | 日 | 月 | 年 | |
最後の仕事で使う才能 | 次に使う才能 | 最初の仕事で使う才能 | 干 | |
最終的に使いたい才能 | 支 |
才能の意味
比肩 人と接する仕事、サービス業、育成、販売
食神 生み出す仕事、表現する、作り出す
財 実務、作業、お金、労働、経営
官 資格を持った仕事、管理職、会社員 権力的な職業 公務員 政治家 大企業など社会的に地位の高い仕事に就きやすい
印 研究職、専門職、創作
印食傷→才能知力的な職業
・能力的な仕事
・力仕事 計画をする仕事が向いていない
・知識 能力によって仕事を得る
・印 食傷がない→事務職が向いている
印と食傷の両方ある
・成功感を得にくい
・苦労して仕事をする
印と食傷の強弱を判別する(印VS食傷)
癸甲丙⭕️
⭕️⭕️午⭕️
印は1つしかなく弱い
食神は根もあり強い
印<食傷で食傷の要素が強く出る
比劫タイプ 金銭的な職業
・お金に関する仕事
・自分に合った仕事に就きやすい
・証券 金融 販売 物販の仕事など
・用神運が来ると自営業もしやすい
財 比劫(忌神)がある
・給料の安い仕事
・ギャンブル 投資 投機を好むが才能はない
・商売で成功するのは難しい
・財運の時のみ稼げる。
食神+財 経営者
財+官 会計士、税理士、経営者
官+印 専門職
干支ともにある才能が強く出ます。年干、月干、時干の順番で才能を使いやすく、最
終的に時干の才能の仕事をしやすいです。時支は最終的に使いたい才能を示してい
ます。
神殺
神殺+(年柱、月柱、日柱、時柱の意味)を足して適している分野を選びます。
桃花=異性相手の仕事、美容関係、サービス業
時支に貴人=子供の仕事、育成
羊刃=刃物を使う仕事(美容師、外科医、料理人など)
駅馬=移動する仕事、運送業、旅行関係
紅艶=異性を相手にする仕事
華蓋や孤辰は孤独を意味し、時支にあると離婚する可能性があります。もし時支に孤 辰があれば
孤辰=孤独
時支=結婚後
結婚後孤独ですから離婚相談や夫婦関係で悩んでいる人の相談受ける仕事などが向いていると分かります。
ステップ3 会社員、自営業 自営業向きかどうかの判別法
1 劫財、傷官、偏財、偏官、偏印の変わった才能が多い
2 大運の用神の運気が続く
大運による適職鑑定
・大運で巡って来る十干の才能の仕事
・大運の干支の五行の分野の仕事 をその時の適職として考えやすい
大運が良い 自営業でもOK
大運が悪い 会社員
大運は金運に影響しますので運気が良くないと自営業を選べません。
※補足
副業を選ぶ場合も適職から選びます。
また大運に巡っている才能や五行はその時期、興味を持つ分野、才能の仕事になります。
応用テクニック1
・命式の中で何がないか、あるかを見る
印が無い 頭を使わない仕事
食傷がない パフォーマンスをしない仕事
官殺がない 上司がいない仕事
財がない お金を扱う、決まった内容の仕事以外
比劫がない 肉体労働、人と接する仕事以外
命式の中でないものが分かれば、向いていない仕事が分かります。そこで命式の中 でないものを見つけることで、適職が選びやすくなります。ただし大運で補充される場合は、適職がその大運の時期だけ変わります。
甲甲壬辛
子辰辰丑
例題の場合、食傷が無く財が多いので決まった内容の仕事でパフォーマンスの要ら ない仕事ですから、事務職が向いています。
応用テクニック2
時支の神殺で考える
時支 紅艶、桃花 風俗、水商売、美容関係、サービス業
時支 華蓋、孤辰 専門職(晩年でも働ける仕事)
時支 貴人 医療関係、マッサージ、セラピー
時支の神殺は自分が興味を持ちやすく、苦痛を感じにくいです。そのため時支にある神殺を観ることで適職を考えることができます。
適職鑑定
1 命式の中の五行
命式の中に多い五行は自分では興味を持ちやすい分野になります。
というのも多い五行ほど嗜好性につながりやすいからです。
2 天干の才能
才能として発揮できるものを経験を積んでスキルに変えていくのですが、基本は十干にある才能しか使えません。
これは自分自身が力を外に向けて発揮できるものが十干だからです。一番良いのは十干と同じ五行が十二支にあるものです。
才能として発揮しやすいのは
・十干と同じ五行が十二支にもあるもの
・十干が周りから強められているもの
の2つです。
丁辛戊辛
酉丑戌丑
この例の場合辛の比肩は酉がありますので、才能として発揮しやすいです。また辛は丑や戊などからも強められており、発揮しやすい才能です。戊は十二支に同じ五行の土が沢山ありますので、正印の才能は発揮しやすいです。
丁の偏官は周りからも強められず、十二支に同じ五行もありませんので才能として発揮しにくいです。
ちなみに大運で十干と同じ五行の十二支が巡れば、その才能は発揮しやすくなります。ただし大運で巡っている間の期間限定になります。これは期間限定の才能である大運で巡る十干と同じです。
この例の場合、正印が強いですから正印の才能を活かすことを考えて職業を選ぶと成功しやすいです。
3 神殺
神殺も適職判断に使います。紅艶を時支に持っていれば色気があるわけですから、色気を活かした職業を選ぶと成功しやすいです。羊刃なら刃物を持った職業、外科、美容師、調理師なども向いているわけです。
このように神殺の意味も適職判断に加えます。
4 沖、刑、合
最後に沖、刑などを観ます。沖のある命式は動いている、トラブルがある仕事が向いています。体を動かす仕事やトラブル対処の弁護士など、沖の意味を足すわけです。
刑はメンタル的に病む意味がありますが。メンタル的に病んでいる人を相手にするのが向いているのでカウンセラーや心理学者なども向いているわけです。日支に孤辰があれば、一人で生きていく可能性があるので自営業が向いていたりもします。
5 大運
大概自分の適職をその時の大運の五行や才能で決めやすいです。しかしうまくいくかどうかは命式と合わせてのバランスの問題です。
6 命式の中で多い通変
官殺が多ければマニュアル型ですから会社員が向いています。このように命式の中で多い通変は個性として発揮されやすいので、個性に合った職業を選ぶことが大切です。
例えば命式に官殺が多く、十干に食傷が1つあっても営業には向いていないですよね。官殺のマニュアル型ですから、営業事務やルート販売の方が向いているわけです。このように個性の意味もプラスしないと適職を選ぶことができません。
就職
良い運気
1大運年運で干支に用神の官殺
2駅馬の用神の運気の時
3強 従格 財➕官
弱 極強 印➕官
悪い就職
1傷官見官
2官殺混雑
3官が冲、刑
4羊刃の運気
5食傷が強すぎる時(強弱関係なし)
6官が弱くなる場合
転職の時期
転職の時期の基本
・大運が変化するとき
・官殺の運気
・ 大運と年運の沖のとき
大運が変化すると興味も変わり、仕事を変えたくなります。とくに用神から忌神に変わる時、忌神から用神に変わる時に転職したくなります。大運と年運の沖は環境の変化を意味しますので、仕事が変わる可能性を示しています。
応用テクニック1 用神忌神
・命式の用神が強くなるとき(バランスがととのう)
・命式の忌神が強くなるとき(よりバランスが崩れる)
甲甲壬辛
子辰辰丑
例題では命式に財が多いです。そこで忌神の財が強くなるとき、転職します。これは バランスがより崩れたとき、もしくはバランスが整ったときに現状を変えたくなるからで す。
とくに忌神が強くなるときは、命式に一番多い忌神がより増えたときに転職したくなります。
応用テクニック2 就職時期での判断
・就職時期が忌神の場合は用神運に変わった時
・就職時期が用神の場合は忌神運に変わった時
甲甲壬辛
子辰辰丑
例の命式の場合、財の忌神で就職した場合、印、比劫の用神運が来ると転職したくなり、転職します。大運が変わることで今の職場に違和感を感じ辞めたくなるからです。そのため、就職 時期と違う運気の大運が巡ると転職をしたくなります。
応用テクニック3 沖
・沖が2つできると今の仕事を辞めたくなります。
甲甲壬辛
子辰辰丑
大運戌、年運戌で沖が2つできると今の仕事に飽きてやる気を失います。沖は変化を意味しますが、2つ沖ができると変化を起こしたくなります。そのため2回沖ができると転職したくなります。
応用テクニック4 財破印、印破食傷
感情的にプライベートも併せて苦しくなり、自暴自棄で仕事を辞めたくなります。ある 意味、鬱の場合もあります。
甲甲壬辛
子辰辰丑
財が来ると財破印ですので自暴自棄になり、仕事を辞めたくなります。どちらも自由を失い苦しくなるので、仕事を辞めたくなる時期です。もしくは健康を崩し て仕事を辞める可能性があります。
自営業
自営業判断
自営業に向いているかどうかは
・命式に食傷がある
・大運が良い
の2点がポイントです。
基本は大運が良ければ稼ぐことができますので、一番大事な点は大運です。あとは食傷があれば0からお金を生み出せますので、自営業に向いているわけです。
もし命式に食傷が無くても自分の特性に合わせて副業、本業にするのは成功す
るポイントです。ただし大運が一番大事です。
大運が悪い場合は自営業に向いていませんので、自営業に向いているかどうかは実際
・個性に合わせて自営業のタイプを選ぶ
・大運が良いか悪いかを判断する
の2つが大切です。
2 運気の悪時期の対処法
・運気の良い人と仕事をする(運気の良い人を身近に置く)
運気の悪い時期は儲かる話が来ませんし、儲かるアイデアも生まれません。そこで運気の良い人と一緒に仕事をしたり、身近に運気の良い人を置きます。すると良いアイデアが生まれたり、儲かる話や案件が入って来るんですね。なので運気の良い人はとても大切です。ただし官殺がなかったり、官殺が弱いと勝手に独立していきますので、官殺のしっかりしている運気の良い人を身近に置いてくださいね。
・その時期の五行バランスの仕事をする
丁 辛 戊 辛 干
酉 丑 戌 丑 支
この例の場合運気が悪くなったら印の仕事をすると良いです。運気の悪い時期だけコンサルタントをするとか。
このように多い五行の特性を生かした仕事をすることで運気の悪い時期を乗り切ることができます。
で、ここで気づいたでしょうか?
命式の中で多い五行の特性を仕事選びにする理由がここにあるわけです。命式の中の多い五行を選んでおけば、運気の悪い時期でもやっていけるわけです。なので五行の多いものを職業に選ぶわけです。
・相性の良い人と付きあう
相手の運気や相性で補っていることで命式の五行バランスが整い、自分の運気
の悪い時期でもなんとかやっていけます。なので自営業の場合、配偶者や恋人選びはとっても大事です。運の相性が悪けば、運気の良い時期でも思うように成功できません。逆に相性の良い人と一緒にいれば、運気の悪い時期でも儲けていくことができます。
相性の良い配偶者であれば一緒に過ごす時間を増やせば儲かります。相性の悪い配偶者であれば、一緒に居る時間を減らすことで儲かります。
ある意味、相性の悪い配布者の場合、浮気相手と相性が良ければ浮気相手と一緒に過ごす時間が増えるほど、ビジネスでは儲かるようになるわけです。
転職について
・転職をした方が良い時期→用神の運気
・転職をしたくなる時期
の2つです。
転職をした方が良い時期は運気の良い時期です。
転職をしたくなる時期は官殺の運気、大運が変わる時、です。
転職をしたくなるのは感情的なもので、転職に良い時期はお給料、人間関係などで良い結果が得られるときです。
なので基本は大運が良い時に転職をすると良いです。あくまでも仕事の鑑定では収入を1番に考えるため、用神運での転職が良いわけです。
会社を辞めたくなる時期は
・官殺が弱くなるとき
・官殺の大運が終わる時
・大運が変わる時
・干合して、官が無くなる運気
・驛馬の運気
・沖の運気
・食傷の運気
・大運と年運の沖
・正官、偏官の運気
・官+印の運気
・これから良い運気が来るとき
・強、従格 食傷の運気
・ 弱、極強 印の運気
・独立を考えるときは、今後の大運が良いときに独立してください。
・転職は運気の良いときにした方が良いです。 ・運気が悪い時期は正社員になりにくいです。
※転職運の応用
1 良い運気で沖の場合、収入が増えるが人間関係などのトラブルがある
2 良い運気で刑の場合、収入は増えるが精神的な苦痛や健康を崩しやすい職場
3 忌神運での転職は結果的に辞めたくなる職場に就職する
4 転職運もしくは用神運が来ていない限り正社員にはなれない
5 これから良い運気が巡ってくるときに転職しないと良い職場を選ばない可能性が高い
会社を辞めたり、辞めたくなります。もしくは仕事を失う場合もあります。
転職は職場を変わる運気で変化の運気と似ています。官殺が影響するときと、 官殺を攻撃する食傷の運気も転職の運気です。転職がうまくいくかどうかは面接の運気を活かしてください。
昇進する時期
・官殺のバランスが整う
・配偶者の官殺(夫)もしくは財(妻)のバランスが整う
・貴人の運気の時期 ・官殺がうまく使える運気
・貴人の運気
・印+官になるとき
・大運と年運の合
・官の数が4つ以内(運気も併せて)
・官の運気
時に昇進します。
自分の運気だけで見る場合は大運と命式で官殺のバランスが整ったとき良い昇進で、官殺が強すぎる場合、大変な昇進になります。
配偶者の命式と大運で夫(官殺)や妻(財)のバランスが整ったとき、配偶者が成功しますので昇進します。
神殺の貴人が巡ってきたときも昇進しやすいです。貴人は上から助けられる意味があるので、上司の力添えで昇進できるわけです。
仕事の運気の観方
就職に良い時期の御方
大運、年運で良い時期を見ることは大事ですが、とくに月運の影響は大きいです。目的を持って月運の用神の月に仕事を探すと、目的に合った会社であれば 就職することができます。
・年運は用神の運気か?
・月運は用神の運気か?
可能であれば年運も用神の運気の時期の方が良いです。
面接で選ぶ時のタイミングが大事で面接の時点で用神の時、収入の良い会社を 選べます。会社員は収入が決まってますので、就職後用神の運気が来ても劇的 に収入が増えることはありません。 ということは、面接で会社を選ぶ時が一番大事なタイミングです。
移動、転勤、変化の運気
・驛馬の運気
・日支の沖
・年支の沖
・大運と年運の沖
驛馬の時期は移動、変化の時期です。
日支の沖は配偶者から離れるということ は、転勤しやすい時期です。
年支の沖は環境の変化を表しますので、転勤、移 動などが起きやすいです。
大運と年運の沖も環境の変化を意味しますので、転勤や移動などが起きやすいです。
そのお話に乗ると儲かるか?
・月運で用神
・日運で用神
忌神の運気の日に巡って来たお話は儲かりません。
逆に用神の日であれば儲かります。運気の悪い時に儲かる話が巡って来ることはないからです。
独立の時期
大運が用神に変わる前後の用神運で独立
・大運年運で干支の用神が揃う
・命に用神の干、運で用神の支
・命に用神の支 運で用神の干
・命の用神を助ける運
官殺の運気
大運年運で官殺運がくる
官殺➕印(弱の場合のみ官殺➕印の運気で独立)
⭕️甲癸⭕️
⭕️⭕️⭕️⭕️
転職の運気
用神の運気
用神の三合➕干、半合になる(命➕大運年運)
独立は仕事が変わることですから、転職の運気や官殺に関係する運気で独立しやすいです。 ちなみに独立する仕事を選ぶときは用神の運気の時に選ぶ必要があり、独立の タイミングも用神の運気を選ぶと良いです。
※注意点 ちなみに始まりの運気が悪いと後に良い運気が巡って来ても儲かりません。忌神で独立をすると大運で用神が来ても儲からないわけです。 なぜなら儲からない仕事を選んでいたり、儲からなくなるタイミングで独立しているからです。 質問で大運が良いのに儲からないという相談もありますが、始まりが悪い時期 だと儲かりません。
応用テクニック1 始める時期
・始める時期の運気が良ければうまくいく
・始める時期の運気が悪く、運気が良くなってもうまくいかない
壬 戊 壬 辛 干
子 申 辰 丑 支
命式は強です。始める時期が比劫の忌神の時期の場合、運気が良くなっても儲かりません。なぜなら悪い運気の時期は儲からないビジネスを始めてしまうからです。四柱推命の鑑定の基本に『始めたタイミング』を大切に見ます。始めたタイミングが未来を示しているからです。
運気の悪い時期に独立すれば、始めたタイミングが悪いので、未来ではお金で苦労しているとわかります。なので儲からない仕事を始めているわけです。だから運気が良くなっても儲かることはないわけです。
応用テクニック2
・客層は命式から読み解く
壬 戊 壬 辛 干
子 申 辰 丑 支
食傷生財ですから客層は自営業、経営者もしくは一般消費者になりやすいです。命式の特性に合ったお客様が集まります。そのため客層は命式を詳しく分析することでわかります。もちろん大運の影響も考慮します。
金運
・用神の運気
・財に関係する用神の運気
命式に財がある強の場合は食傷の運気も財運ですが、命式に財が無ければ食傷 は稼げますが、命式に財がある人ほど稼げません。このように命式に財があることでお金を稼げる金額が増えます。
財運鑑定では、命式で稼げる金額の大きさが変わり、運気で稼げる時期がわか ります。そこで、
1 命式
2 財運の運気
の順番に見ていくことで財運がわかります。
1 命式
・命式の中に財があると財運の強い命式
1 命式の中に干支ともに財がある
2 命式の中に干だけ財がある
3 命式の中に支だけ財がある
命式の中に財があると強弱関係なくお金を稼げます。ただし弱の場合は比劫が 命式にあることも大事です。 ・命式の中に金庫があると大きく稼げる命式に金庫がある場合も大きく稼ぐことが可能です。
2 運気
運気で財運を鑑定する場合は次の4つの運気を見ます。
1 干だけで財運がくると金運は小さいがすぐにお金を稼ぎやすい
2 支だけで財運がくると金運は大きいがお金を稼ぐのに時間がかかる
3 干支ともに財運がくるとお金を稼ぎやすい上に大きく稼ぐことができる。
4 財の三合運になるととても大きなお金を稼げる
1 財運
命式 | 財運 |
強、従格で命式の中に財がない場合 | 大運 年運 正財、偏財 大運 食神傷官 年運 正財偏財 大運 正財偏財 年運 食神傷官 財の三合 |
強、従格で命式の中に財がある場合 | 食神、傷神、正財、偏財 財の三合 |
弱、極強で命式の中に財がない場合 | 比肩、劫財 大運 比肩劫財 年運 正印偏印 大運 正印偏印 年運 比肩劫財 三合の比肩 |
弱、極強で命式の中に財がある場合 | 正印、偏印、比肩、劫財 比肩の三合 |
用神の運気は結果の出やすい時期ですが、財に直結する運気の方がお金は稼ぎ やすいです。
会社員には財運は関係なく、財運の良い時期は忙しくなりやすいです。
消耗運
消耗運とはお金が入るけど、お金が出る運気です。
・すでにお金を使う予定があり、お金が入ってくる
・お金が入ってきたけど、急に使う予定ができた
などが起きます。
命式 | 消耗運 |
強、従格 | 大運 比肩劫財 年運 財 大運 財 年運 比肩劫財 |
弱、極強 | 大運 正官偏官 年運 比肩劫財 大運 比肩劫財 年運 正官偏官 |
破財運(お金の出る運気)
破財運とはお金が出る、お金が稼ぎにくい運気の事です。
1 命式
お金と縁が薄い、お金が貯まりにくい命式です。
・財がない命式は財運が弱い
・財が沖になっている命式も財が弱い
・比肩・劫財の多い命式はお金が貯まらない(強)
・官が強く財のない命式はお金が貯まらない(弱)
・金庫が沖の命式はお金が貯まらない
2 運気
命式 | 破財運 |
強、従格 | 比肩、劫財 |
弱、極強 | 正財、偏財 |
・お金の貯まらない命式で破財運が来ると金銭的に苦しくなりやすいです。
・財に対して悪い影響が出る運気
・財の沖
・大運が忌神に変わるとき
・命式の財が干合するとき
弱だと財の運気は忌神でお金が出やすいです。
強だと比劫が財を攻撃するの で、お金を失いやすい運気です。
財の沖はお金が出やすいです。お金を失う運気が長く続くと倒産してしまいま す。
倒産運(強烈にお金が出る運気)
強烈な破財運のことです。
命式 | 倒産運 |
強・従格 | 1 干支ともに比肩劫財 2 三合の比肩の運気 3 大運が良い運気から悪い運気に変わったとき |
弱、極強 | 1 干支ともに正財偏財 2 三合の財の運気 3 大運が良い運気から悪い運気に変わったとき |
命式に財がなく破財運が来る場合
破財が命式で揃っている場合、それが冲になる時
お金が止まる運気
・金庫が合になると
・財が合になる
お金の動きが止まりやすいです。自営業の場合は収入が落ちる場合もあります。
命式の観方
お金に縁がある命式
・財が命式にある
・金庫がある
財が命式にあると理財能力があり、お金を稼げる上限が増えます。金庫はお金 を貯めて運用します。 ちなみに食傷が1つでもあればお金を生み出しやすいです。
お金を貯められる命式
・十二支に財がある
・金庫がある
十二支に財があるとお金を貯めることができます。同じような効果は金庫があ るとお金を貯めることができます。 財が多い、財破印の命式はお金で物事を判断しやすい可能性があるので、人間関係のトラブルに注意が必要です。
お金を増やしやすい命式
・食傷+財
・弱で比劫+財
食傷と財があるとお金を増やしやすいです。
お金が貯まりにくい命式
・財がない
・財が沖
財がないと理財能力がないためにお金が貯まりにくく、財が沖になっていると お金が貯まりにくいです。
お金に縁が薄い命式
・財をうまく取れない
弱だと財を取るには比劫によって自分を強くする必要があり、比劫がないと財を取りにくいです。
強だと財もしくは食傷がないとお金を取りにくく、財が命式にある方が良いです。
※注意点 お金に縁が薄くても用神の運気でお金を増やす、稼ぐことはできますので問題 はありません。
その他
会社の引継ぎ
・引き継ぐ人の運気が用神の時
会長職などで会社に携わる限り、前社長の運気で会社を見ます。
完全にかかわ らなくなった時点で新社長の運気で会社を見ます。
家を買うとき
・購入後の運気を見て金額を決める
・忌神が続く場合は金額を低めにする
・用神の年に家を買う
家を買うときは支払いできるかどうかがポイントであり、大運の運気で支払え る金額を決めます。 また用神の運気で家を買う、家を選ぶことで良い物件を選びやすく、良い風水の物件も選びやすいです。
以上の2点から購入の時期と家を購入しても良いかを考えます。
副業をしても良いか?
・副業を決めたときの運気
・用神の運気 月運、日運で副業を決めたとき運気が用神だと儲かる可能性があります。
あとは用神運で儲けることができます。 忌神の運気で選ぶと儲からない副業を選びやすいので、用神の月、日にもう一 度考え直してみると良いです。
税務関係のトラブル
・官殺の運気
・刑の運気
・傷官+官
税務上しっかりしていれば問題ないのですが、税務をしっかりして居合場合は この運気の時に税務関係に注意が必要です。
投資に良い時期
・用神の運気
大運や年運で用神の運気の時に稼ぐことができます。儲け話などは用神の月、 日などに来たものが良いです。
売り上げが悪いとき
・用神の運気の人のアドバイスを聞く
・会社の場合は用神の運気の人を人事に入れる
良い運気の人の波に便乗することで、売り上げを復活させることができます。 運気の良い人のアドバイスを使ったり、運気の良い人を会社に入れて役員にす ることで、その人の運気を使うことで売り上げを復活させることができます。
リストラ
・運気の良い人と組ませる
運気の悪い人は運気の良い人と一緒にいると嫌になり辞めていきやすいです。
そのため大運が用神の人と一緒に仕事をさせると自然と会社を辞めたくなりま す。
衝動買いをしやすいとき
・沖の運気
・驛馬の運気
・桃花の運気
この運気の時は衝動買いをしやすく、お金を使いやすいです。
桃花の運気でもお金を使いやすいです。
間違いをしやすいとき
・刑の運気
要らないものを買ったり、間違えて買う場合などがあります。刑は勘違いを起こしやすいからです。
名誉運
1 名誉を得られ易い時期
名誉を得られ易い時期です。
命式 | 名誉運 |
強、従格 | 食神、傷官運 正印、偏印運 |
弱、極強 | 正印、偏印運 |
損名誉運
名誉を得られにくい時期です。
命式 | 損名誉運 |
強、従格 | 正印、偏印運 |
弱、極強 | 食神、傷神運 |
金運 ファイナル講座
1 五行バランス
2 財の干合
3 沖、合
1 五行バランス
・命式の五行のバランスを整える時期が金運の良い時期
・命式の五行のバランスを悪くする時期が金運の悪い時期
丁辛戊辛
酉丑戌丑
シンプルに見た場合、
食傷は金のエネルギーを漏らし、バランスをとるので良い時期。
財は印のエネルギーを弱めるので良い時期
官殺は印を強めてしますので悪い時期
印はよりアンバランスが強くなるので悪い時期
比劫はよりアンバランスが強くなるので悪い時期
と分かります。で財でも年干支できたくらいでは印が強すぎて財が壊れてしまいます。
食傷は比劫から強めてもらっているので、財ほど壊れません。ということは食傷の年干支の時期は財よりも良いことが分かります。 このようにシンプルに五行のバランスを元に命式の五行バランスが整うか、崩 れるかを見るのが金運です。
自分に置き換えると、
丙丙丁甲
申辰丑寅比肩は、財を剋するが、食傷を強めるので、あまり良くない。
食傷は、一番良くない。その次に、財 財は、食傷のエネルギーを漏らしてくれる。
官は、印を強めてくれる。良い運気 印は良い運気
2 財の干合
・お金を失う
命式の財が干合するとき、財が命式から引き離されるのでお金を失うと考えます。
これは強弱などは関係ありません。 命式が自分だとすると自分から財を奪われるからです。そのため、財を失うと考えるわけです。
3 沖、合
・お金を失う
十二支の財が沖、合になってもお金を失いやすいです。命式の財が沖、合で引き離されるからです。
自営業の金運 ファイナル
金運は非常にシンプルで命式の五行のバランスが整う時、お金が増えます。なので、自営業の場合は金運の良い時期にお金を稼ぐことができます。 逆に金運の悪い時期は命式の五行バランスが悪くなるときです。
・命式の五行バランスが大運で整う時は儲かる時期
・命式の五行バランスが大運で崩れる時はお金を失う時期
このように大運で儲かるかどうかが決まってしまい、年運はその中でもどれだけ稼げるかを示しています。
・大運良い時期+年運良い時期=一番儲かる
・大運良い時期+年運悪い時期=そこそこ儲かる
・大運悪い時期+年運良い時期=そこそこお金を失う
・大運悪い時期+年運悪い時期=とてもお金を失う
このように年運によって大運の影響をどれだけ使えるかが決まってきます。そして月運で何月が儲かるか、損をするかなどを観ていくわけです。 良い運気ではお金が増えます。お金が増える運気なので、儲かったり、貯金な どがしやすいわけです。逆に悪い運気時はお金を失います。お金を失う運気な ので収入が減ったけど、支払いが多いなどが生じます。
・良い運気 お金が増える
・悪い運気 お金が減る
配偶者の良い運気も使うことができます。例えば、奥様の金運が良い時期だから旦那さんの収入が増えた、などが起きるわけです。 これはお金が増える運気の奥様が仕事をしていない場合、お金を増やすには旦 那さんの収入が増える必要があります。なので、旦那さんの収入が増えたわけ です。
会社員の金運 ファイナル
会社員では官殺の影響をうまく使える時(内格の場合)に収入が増えます。というのも昇進しないとお給料が増えないからです。
前出の金運の良い時期が巡った場合、仕事が忙しくなり残業代で収入が増える感じです。 逆に官殺の影響を弱める時は昇進できないだけでなく、仕事を失う可 能性もあります。そのため収入が落ちる時期として判断します。
・官殺の影響をうまく使える時に収入が増える
・官殺の影響が弱まると収入が落ちる
このように会社員と自営業では儲かる時期の見方が違います。
お金を増やせるかどうかが、自営業のように良い運気か悪い運気かで判断しま す。
良い運気であればお金を増やせる、悪い運気であればお金を失いやすいと 判断します。
投資で儲かる時期 ファイナル
投資で儲けるには
・投資で儲けられる命式
・良い運気 の2つ
が揃うと投資で儲けることができます。
投資で儲けられる命式は
・偏財がある
・劫財がある
のどちらかに当てはまる命式です。
経営者と創業者の違い ファイナル
経営者はお金を集め従業員を使ってお金を稼ぎます。そのため財と管理する官殺が必要です。創業者は0から作ります。そのため食傷が必要です。
・創業者タイプ 食傷
・経営者タイプ 財+官殺
会社はトップの運気で決まりますので、社長の運気が良ければ儲かります。しかし会長職で前社長が残っている場合、会長の運気の影響も起きます。これは 運気の影響が身近な人から影響あることを意味します。 例えば飲み屋さんでママさんの後ろにパトロンがいる場合、パトロンさんの運気が良ければお店が儲かるのと同じです。
これは社長の運気、店長の運気が悪い場合の解決策としても使われます。
・身近な人の運気の影響がある
・社長の運気が悪い場合、役員や身近に運気の良い人を置く
会社の引継ぎは社長の運気が落ちる前に、次の運気の良い社長に引き継ぐとうまくいきます。
・引継ぎの時期は運気の良い時に運気の良い人に引き継ぐ
・そのビジネスが適職である
あとはその仕事が適職でない場合はうまく儲けることができません。そのため、 引き継ぐ社長もビジネスが適職である必要があります。
この2つの条件を満たすことでうまく引き継ぎが完了し、安定して儲けていく ことができます。
人材の募集 ファイナル
人材は時柱で判断し、時柱に変化が起きたときで運気の良い時に人材募集をす るとうまくいきます。
・運気の良い時期
・時柱が合などの良い時
逆に時柱が悪い運気の時は良い人材があつまりません。
・運気の良い時期
・時柱が沖、刑の時
運気の良い時期でないと良い人材は集まらないのですが、さらに時柱の部下の 部分が良い状態でないと良い人材が来ません。 逆に時柱が空亡、刑、沖の場合は個人自営業の方がうまくいく可能性があります。良い人材が集まりにくいからです。 時柱が用神、貴人、天徳、月徳だと良い人材が集まりやすいです。しかし良い人材が集まる時期は大運で良い運気で時柱の良い時になります。
このように
・時柱が貴人、用神、天徳、月徳の場合は良い人材が集まる
・時柱が沖、刑、空亡、忌神の場合は良い人材が集まりにくい
という特性があり、人材を集める時期は運気と時柱の状態で決めます。
沖、刑、神殺 (ファイナル)
金運で沖、刑、神殺の影響もあります。
・沖 急な出費、思わぬ出費
・刑 勘違いによる出費、刑罰による出費
・忌神の桃花 出費の増える時期
・駅馬 お金を使ってしまいやすい
沖は急な出費が生じたり、何もないと思っている中で急に出費が生じたりします。もしくは衝動買いなどをしやすい時です。
刑はすでに買ってあるものをまた買ってしまうなど、勘違いによって出費が生じやすいです。もしくはスピード違反で捕まって罰則金を払わないといけないなどが生じます。
桃花は忌神の運気だと出費が生じやすいです。これは遊びや飲食などでお金をつかいやすいです。
駅馬だと気持ちが落ち着かなくなり、何となくお金を使ってしまいやすい時期 です。
相性 (ファイナル)
運の相性が悪いと一緒にいることでお金を失いやすいです。これは忌神の数が増えるため、運気の上限が下がりお金を失いやすくなる、収入が減るなどの現象が起きます。 運の相性が良いと一緒に居ることでお金を増やすことができます。収入が増え る、支出が減るなどの効果がでます。
命式同士で補えない場合は、大運で補うことも可能です。AさんからみてBさんの大運にAさんの用神が巡っていれば、命式の五行のバランスを整えることができます。そのため収入を増やす、支出を減らすことができるようになりま す。
・運の相性が良い
・相手の大運に自分の用神が巡っている 二人とも大運が悪くても相性が良い場合はなんとかなります。 また運気の良い人が運気の悪い人のカバーをしていきます。そのため、金銭的 に苦しくなる原因は運気の悪い人がつくります。
・運気の良い人が悪い人のカバーをしていく
・運気の悪い人が原因をつくる
このように誰と一緒に居るかでお金が増えるか、お金が減るかも決まります。
自営業における神殺を使った金運(ファイナル)
貴人
貴人の運気の時は助けが出やすく忌神の運の中でも助けを得ることができます。そのため、信用と信頼を築いておくと自営業の場合この時期は顧客、周りの助けによってなんとかなります。
既存客からの紹介や同業者からの紹介などが有効な方法です。
羊刃
弱の場合、七殺を羊刃で偏官に変えることでお金が儲かります。
・命式に羊刃がある+大運七殺
・命式に七殺がある+大運羊刃
で儲けることができます。新規のお客様を増やしやすい時で、新しいビジネスなどを始めやすいです。
桃花
美容関係、風俗、水商売の場合、桃花の大運で稼ぐことができます。ただし用神か忌 神かでお金が残るか、残らないかの違いはあります。
天徳、月徳
天徳、月徳が十干にあると人が集まりやすいため、イベントなどをすると集客しやすいです。
・用神. 良いお客様が集まる
・忌神. お金のないお客様が集まる
新規客、既存客
新規客の集まらない時期
食傷が財を生み出すように強にとって食傷が弱まる時期は新規客があつまりません。 同じように弱の場合は財を奪う比劫が弱まる時期は新規客が集まりません。そのため、このような大運の時は既存客からの再販、リピートで切り抜ける必要があります。
・強=食傷が弱まる大運
・弱=比劫が弱まる大運
極強や従格は悪い運気の時期は新規客が集まりません。そのため、既存客から売上を増やす必要があります。
・極強、従格=運気の悪い大運
このように新規客が集まらない時は既存客からの売上に頼る、もしくは運気の良い人を身近に置いて新規客を集める必要があります。
新規客が集まる時期
同じように強の場合、食傷が強まる時期や弱の場合比劫が強まる時期は新規客が 集まります。極強や従格は運気の良い時期です。
・強 食傷が強まる時期
・弱 比劫が強まる時期
・極強、従格 運気の良い時期
沖、刑、三合、合
命式と大運で三合と沖が出来たとします。大運で忌神が巡り命式と三合の財、さらに 沖ができた場合
1 三合、合
2 沖
3 用神、忌神
の順番で判断します。先ほどの例の場合、財の用神の三合で最初はお金が増えます。 つぎに沖の現象であるお金が出るようになります。最後に大運の十二支が忌神だった場合、お金をすべて失います。
このように順番に出てくるのですが、最後は大運の用神、忌神で結論が決まります。
刑による職場の人間関係
刑は職場での人間関係における不満、トラブルを表しています。大運と命式でできる 刑を中心に見ていきます。
子卯の刑 プライドが傷つけられる、下に見られて辛い 寅巳申の刑 礼儀がない、裏切り
丑未戌の刑 焦っての失敗、自分の想い違い
自刑 自分で辛い原因を作る、悩んでいる人の面倒をみる
刑によって起きる事象が違うので、それぞれの違いを見ていきます。
沖による職場を辞める、職を転々とする
沖は離れる意味があり、職場を離れることになったり、仕事を変えたくなる時です。このような時、仕事が続かなかったり、仕事を辞めやすいです。
価格とお金を使う時期
用神、忌神
用神の時期はお金のある、お金を使うお客様が集まりやすいです。そのため高価格でも成功しやすいです。
忌神の時期はお金が無い、あまりお金を使わない、高い金額を払わないお客様が集まりやすいです。そのため低価格になりやすいです。そのため忌神の時期は価格を安くするとお客様が集まります。逆に価格を高くするとお客様が集まりません。
このように用神、忌神の違いで価格の違いによる集客になります。
・用神 高価格でもお客様が集まる
・忌神 低価格でお客様が集まる
このことから基本単価の高く利益の大きい業界を適職から選んでおくと、忌神の時期であっても稼ぐことが可能になります。
お客様の運気
用神の運気でないと高価格は払えません。そのためお客様の運気が良い場合、高額商品が売れます。逆に忌神の場合、必要でないものにお金を使いますので低価格でないと売れない場合が多いです。
・用神 高額商品でも買ってくれる
・忌神 安い方、量の多い方を買いやすい
また沖や刑の時は感情的に不満が多いので、不満解消でお金を使ってくれます。
共同ビジネス、イベント
大運と相性
共同でビジネスをする場合、相性と大運が大事です。相性が悪いと合わなくなります し、大運が悪いと儲かりません。
・相性(運の相性、個性の相性)
・大運
金銭感覚
金銭感覚が違う場合、共同でビジネスをするとうまくいかなくなります。お金の考え方 には足し算で考える、引き算で考えるの2つのタイプがあります。足し算とはお金を増やす方で考えるタイプで引き算とは支出を減らす方で考えるタイプです。正財はお金 が減るとショックを受けるタイプで偏財はお金を増やすことで喜びます。
・偏財 足し算で考える
・正財、正官 引き算で考える
・財がない 足し算で考える
このような違いがあります。経理などは引き算で良いのですが、ビジネスをする場合 一緒にする人が引き算だとつねにお金を増やすことにお金が使えなくなります。広告、 顧客へのフォローなど、少しでも支出を減らそうとするからです。
また劫財が命式にある場合、自分のお金を中心に考えますので
劫財+正財 自分のお金を減らしたくない
劫財+偏財 自分のお金を増やしたい
劫財 自分の使うお金を増やしたい
になります。
お金の感覚
財があるかないか
命式に財があるかないかで経済感覚は違います
・財がある 理財感覚がある
・財がない お金を気にしない
・劫財がある 自分のお金や使えるお金を気にする
という3つのパターンがあります。
命式に財があるということは財がないと不安になるわけです。なので正財だと安定したお金が必要ですし、偏財だと流動性のあるお金が必要なわけです。劫財は自分の使えるお金を増やすことを意識しますので、自分のお金が増えるか、 使えるお金が増えるか、で考えます。
蔵干の財
蔵干の財は隠れていますので非常に弱いです。しかし大運で財が巡ると蔵干とつながり財が強くなります。なので干支で財が揃うとお金にフォーカスしやすくなるわけで す。
これは干に十二支と同じ五行が巡った場合、事象が起きると判断する未来予知の基 本と同じ原理です。
・十二支は干に同じ五行が巡ると事象が表面化する
・蔵干も干に同じ五行が巡ると表面化する
なので命式の干に財がある人はお金が集まりやすいわけです。十二支にある場合はなかなか集まらず、お金を貯めやすいです。このように十干、十二支のどちらに財が あるかでも感覚が違うわけです。
相手の会社
大運をみる
運気が悪い場合は売上が落ちますので、取引をしている場合は気を付ける必要があ ります。また相手の会社のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
逆に運気が良い場合は売上が安定していますので安心できます。ただし
・官殺の沖、傷官見官 税務、裁判問題
が巡った時は税務関係の問題が起きる可能性があり、相手の会社に税務署が入ったことで自分の会社にも税務署が来る可能性があります。そのため、このような場合 は税務関係に気を付けておく必要があります。
お互いの大運で取引が決まる
自分の大運がより良い場合、相手よりも対場的に強くなりやすいです。逆に相手の会社の社長の大運の方が良い場合は、自分の会社が損をしやすいです。というのも、 相手の運気の方が良いので勝てないからです。
運気の強い方が勝つ
このように運気の強い方が常に勝ちます。
お金の回収
命式で財が十二支になればお金があるので回収できます。命式の十二支に財がない場合、お金はありませんので回収できません。このように相手の会社からお金が回収できるかどうかは社長の命式の十二支に財が あるかどうかで決まります。
儲け話
儲かる話は命式のアンバランスが整っている良い運気の時でないと巡って来ません。 そのため、運気の良い時に巡って来ます。これは儲けるアイデアも同じで運気の良い時でないと儲かるアイデアが出てきません。 もし自分の運気が悪いなら運気の良い人を身近に置くか、運気の良い人のアイデア を実行することで儲けることができます。
・運気の良い時期 儲け話が来る、儲かるアイデアが生まれる
・運気の悪い時期 儲からない話が来る、儲からないアイデアが生まれる
運気で全てが決まりますので、話が来たタイミング、儲けのアイデアが出たタイミング の大運、年運で確認してください。
金運の良い時期
金運の良い時期の基本
・命式の五行のバランスが整う運気
・命式の沖、合などが解消され良くなるとき
・命式にない五行が大運で巡りバランスが整う時
が金運の良い時期です。
その中で会社員の場合は官殺をうまく活かせる時期が昇進運で金運の良い時期、 自営業、副業、投資などは基本は用神の運気が金運の良い時期です。
金運にはランク分けがあり(大運で見ます)
・最上ランク 命式のバランスが整う時(干支も見る)
・普通の金運 用神の運気
でランク分けされます。
庚己庚庚
午巳辰申
この場合、強ですので
用神は食傷(金)、財(水)、官殺(木) になります。
食傷の運気=命式にあるので普通の金運
財の運気=命式になく五行のバランスが整うので最上ランク
官殺の運気=命式になく強い比劫を弱めてバランスを良くするので最上ランク
と分類されます。
応用テクニック1 命式の忌神が弱まる時
・命式の忌神が弱まる時(沖、合も含む)
この見方は命式の忌神が弱まることで、命式内の五行のバランスが整う為、金運が良くなると考えます。
庚己庚庚
午巳辰丑
身強で比劫が強いので丑と沖になる未の時もお金が入りやすいです。
※補足
五行のバランスと沖、合、などの事象は別々に見ます。
・忌神丑が未と沖で弱まり五行バランスが整う=金運が良くなる
・丑と未の沖の事象=お金が出る(沖はお金が出る事象です。)
このようにお金を稼げるけど支出も多い時期として判断します。
応用テクニック2 忌神の金庫の沖
・思わぬ収入が入ります。
忌神の金庫が沖で金庫が開くと思わぬ収入が入ります。
庚己庚庚
午巳辰丑
身強で辰が忌神の金庫。戌の運気の時にお金が入ります。
応用テクニック3 印の忌神、財の忌神の時期
・新規客が増えにくいです
・リピートでなんとかするしかありません
この見方は自営業で使います。強にとって食傷は財を生み出します。弱にとって財を奪う比劫を印が生み出します。お金を生み出すものということで新規客を意味しますが、新規客を生み出すものを攻撃して弱めるので開運は新規客が集まりません。
食傷を弱める=印
印を弱める=財
より忌神の印、財の運気は新規客が集まらない時期として判断します。
庚己壬辛
午亥辰丑
例題は強の命式ですから、食傷を攻撃して弱める印の忌神運が巡ると新規客が集まりにくいです。この時期は
・既存客からのリピートもしくは再販
・運気の良い人とに紹介してもらう
・運気の良い人と一緒にビジネスをする
ことで新規客の集まらない時期を乗り切ることができます。
応用テクニック4 食傷、印の用神運
・新規客が増えやすいです
新規客を増やす運気は食傷と印の用神運です。
財を生み出す食傷=新規客が増える時期
比劫を生み出す印=新規客が増える時期
庚己壬辛
午亥辰丑
強の命式です。財を生み出す食傷である金の運気が巡ると新規客が増えます。ちなみに干にはすでに食傷がありますので、十二支で金の五行である申、酉が巡ると新規客が多く増えます。
※補足
命式と大運を看る場合、干支を揃えることで良いり良い運気になります。
庚己壬辛
午亥辰丑
普通ランク 庚辛 命式に干には金の五行があるので普通に新規客が増える時期
最上ランク 申酉 命式では十二支に金の五行が無いのでより良い運気
と同じ金の運気でもランク分けされます。このように干支で揃えることを観ることで、大運のレベルの違いを作りだすことができます。
応用テクニック5 命式にない用神が来る
・命式にない用神が大運で来るとお金が増えます。
これは命式にある用神が来るよりも良い運気で最上ランクの金運になります。なぜな ら、命式にない五行が巡ることで命式のバランスが整うからです。
庚己庚庚
午巳辰申
強ですから用神は食傷、財、官殺ですが命式に財と官殺はありません。そこで財もしくは官殺が巡ると、とても良い運気です。命式の五行バランスが整うからです。
応用テクニック6 命式の忌神が強くなるとお金を失う
・命式の忌神が強くなる(お金を失う時期)
命式の忌神が強くなると五行バランスがより崩れます。そのため、金運は悪くお金を 失いやすい時期なわけです。これも干支に揃うと非常にお金を失いやすいです。
庚己壬辛
午亥辰丑
強の命式で、火、土は忌神の五行です。丑がめぐると命式の忌神で数の多い比劫が 増えますので、お金を失います。
応用テクニック7 忌神大運の沖
・忌神の大運が年運と沖になる
お金が入ります。
大運の悪い影響を年運が沖によって弱めますので、お金が入ります。
※注意点
大運と年運の沖ですから、環境的にトラブルは起きやすく、お金が出る出来事が外からやってきます。
庚己壬辛
午亥辰丑
大運→未 年運→丑
命式は強です。大運が忌神未ですが年運が丑の為、沖となりお金が入ります。しかし 大運、年運ともに忌神ですのでお金は残りません。
ステップ1 沖で忌神が弱まる=お金が入る
ステップ2 沖でお金が出る出来事が外から来る
ステップ3 年運が忌神でお金が残りにくい
と判断します。
応用テクニック8 財と干合が2回
・財と干合が2回 お金が増えて減ります。
庚己壬辛
午亥辰丑
大運丁
年運丁
財と干合が2回で来ていますのでお金を失います。命式の財を奪うのでお金が減ると考えます。しかし臨時収入が入る場合などもあります。
応用テクニック9 パートナーの金運
・自分の運気が悪くてもパートナーの金運を使って稼ぐことができます。
・相性で三合の用神運の金運でも稼げます。
これは相性を使った方法です。もし奥様が専業主婦で金運が巡った場合、専業主婦 ではお金を増やせません。そこで奥様の金運を使って夫が収入を増やします。その結果、奥様の使えるお金が増えるので金運の良い時期の事象通り、お金が増えたと判断するわけです。相性で用神の三合が出来ている場合は、用神の相性の場合、相性の金運からお金を稼ぐことができます。相性で用神の三合が出来ている方が相手から助けられやすいです。
命式の特徴
応用テクニック 1 劫財
・命式に劫財があると相手の運、お金、時間を奪います。
劫財は目的のために相手から奪う可能性があります。そのため、命式に劫財がある場合、相手のお金、時間などを奪う可能性があります。もし奪われていると感じた場合、その人から離れるとうまくいくようになります。
1-1 時期
・忌神の時期 相手の運、お金で切り抜けることができる
・用神の時期 相手の運、お金でより儲けることができる
相手の運、お金、時間を使うことで自然と成功することができます。これは相手の運、 時間を、お金を奪うことができるので忌神運でも乗り切ることができ、用神運の時はより大きく成功することも可能になります。
ですので、付き合う人次第で人生が変わりやすいので、付き合う人を目的に合わせて 選ぶことで苦しい時期でも乗り切ることができ、実力以上に大きく成功することも可能 になります。
1-2 干合
・命式の十干が干合する運気の時、人が離れていきます。
劫財が命式にある場合、命式の十干が干合すると、命式から干が引き離されます。こ れは人が離れていく事象で出やすいです。もしくは人間関係が変化しやすい時期とし て判断します。
応用テクニック2 財の忌神運
・お金に固執し相手を裏切る、情よりも金をとる
・時干財
財が強くなると印(理性や思いやり)を壊しますので、情よりもお金をとります。もしくは 相手のことをメリット、デメリットだけで判断しやすくなります。そのため、お金で相手を 裏切る可能性のある時期です。
これは
・財破印
・強でも財が強くなりすぎた場合
・印が干合でなくなる
と起きます。
時干の財は物事を財(お金)で考えやすい傾向があります。これは最終的に価値をおきやすい時柱に財があるからです。
時期
・財の忌神運の時
・財の干合の運気
忌神運の時に悪く出ますが、命式の時干に財がある場合、忌神の運気のとき、お金 で相手を裏切る可能性があります。
応用テクニック3 忌神の比劫
・命式の十干に忌神の比劫
お金を奪われる
比劫の忌神は人を通してお金を失います。そこで儲け話で損をしたり、お金を貸すと 返って来なかったりするわけです。
時期
・忌神運 運気の悪い時期にお金を失います。
鑑定方法
お客さんは、何を知りたいのか?
1️⃣人間関係がうまくやっていけるのか
悩んでいる時は、忌神の個性が出ているのかも?
気配り 相手が何をして欲しいのか気付けるか?
一歩先を見る。自分の場合、相手に言われたくない事を言う事あり。
正論を言うのではなく、理由を言う事
相手の事を思って叱る。嫌われていも仕方がない
奥さん 頑固 空気が読めない 相手の動きを見えていない
2️⃣収入が増えるのか
才能を活かせるか?
3️⃣成功するのか
運気が良いのか
人気者になるのか?
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