実践編

保存される投稿の共通点。

具体的なこと

抽象的な内容より、具体的な内容の方が保存されます。上記投稿は『繊細な方に試して欲しいおすすめの趣味』という内容です。複数画像投稿になっており、2枚目以降で具体的な趣味の名前を記載してあります。『いいね』に対して保存数が上回っていますね。具体的な内容を伝える場合のコツが以下のとおりです。

・数字を入れる・名前を入れる・わかりやすく伝える

『多くの人に指示されています。』

と書くよりも、『アンケートの結果74名の方が使っていました。』と書いた方が具体的ですよね。

20代女性におすすめの趣味を書くとして、『習い事』では不十分。

『スポーツジムでボディコンバット。1回のレッスンで400kcal消費できます。』だと思わず保存したくなる…ということです。

情報量の多いこと

1投稿の質を重視しましょう。画像1枚の情報より、画像10枚の方が情報量が多いですよね。1度に読み切れないので保存される確率が上がります。上記投稿は『繊細な人におすすめの本』について書いたもの。1枚目の画像で『7冊の本を紹介する』ことがわかります。この時点で「保存して後でじっくり読もう。」という層が出てくるんですね。『いいね』が760なのに対し保存数が1,612あります。こういう投稿がおすすめに掲載されてたくさんの人に届きます。

・まとめ・比較・ランキング・おすすめ

この4つは伸びやすい内容です。積極的に投稿しましょう。

役立つこと

共感系・面白系はの投稿は『いいね』こそ増えますが、保存されません。保存されるのは実用的な内容です。上記は新築入居前にして欲しい内容の投稿。投稿後12時間で保存数が540まで伸びました。インスタグラムは主に女性が利用しています。女性は画像で視覚的に内容を捉えることが得意ですが、文字で考えるのが苦手という傾向があります。

(男女の脳の違いについての話。男性はスペックや説明・分析的な内容が好きです。ただしあくまで『傾向』です。)

そのため、考えることを代行したような内容が人気となります。

・〇〇したらすること・手続きの方法・『このとおりにしたら』お得になるもの(スマホの切り替えなど)

あなたが『面倒だったなぁ…』と思ったものを画像にまとめて投稿しましょう。

不安が解消できるもの

人は損したくない気持ちが強いです。これを損失回避の法則といいます。 

・長所より短所・やるべきことより、やっちゃダメなこと

彼氏を作るより、彼氏ができた後の別れたくない気持ちの方が強いです。上記は『また家を建てるなら新築でこれをやめる』という内容。『いいね』が1,100に対して保存数が1,837まで伸びました。これから家を建てる人は、既に家を建てた人の失敗談を参考にしたいと思っています。

・失敗しない方法・後悔した内容・やっちゃダメなこと

この3つは鉄板ネタです。

あなたのジャンルで損をしないための内容を投稿できないか考えましょう。

後で何度も見返したいもの

何度も繰り返し読みたいものは『本を買うイメージ』で保存されます。既にお話した、

『情報量の多い投稿』もその1つですね。上記は『新築駐車場の注意点まとめ』という投稿。

『いいね』が707に対して保存数が1,324になりました。『まとめ』なので1投稿で役立つ内容がたっぷりだとわかります。家を建てる際に駐車場は見落としがち。その内容がわかるので「後で建築士さんと相談しよう。」と思うんですね。スマホを見るのは家の中だけじゃありません。日々の生活でチェックしたい内容を投稿しましょう。

・これの価格って高いの?安いの?

・観光地の観るべきイントってどこ?

・ずっしり重い赤ワインの銘柄って?

外出時に検索したくなるキーワードを事前に調査。インスタ投稿しましょう。

目次

アイキャッチ画像作成のポイント

アイキャッチ画像の重要性について

アイキャッチ画像がわかりやすいと以下のメリットがあります。 

・ハッシュタグ検索内で注目される

・フォロワーのアカウント内で注目される

・アクションがもらいやすい(いいね、保存)

既に何度もお話ししているようにインスタグラムは拡散性がありません。その中で『あなたの投稿を選んでもらわないといけない』んですね。キャプションで丁寧に解説しても、キャプションを見るのは画像で興味を持った人だけです。インスタグラムは画像のSNS。ユーザーは画像を見た後でさらに詳しく見るかどうか決めます。(画像の方が大きくわかりやすく表示されますよね。)どれだけ内容が優れていても、アイキャッチ画像が悪ければ見てもらえません。味はいいのに外観や看板が悪くて損しているお店のようなものですね。時間をかけてこだわる価値がある部分です。

では、どういう部分をこだわるべきなのか解説していきますね。

何が書いてあるか誰でもわかるように、デザインと内容の両面からこだわることです。

具体的には以下の内容ですね。

・縮小しても確認しやすいか・続きはあるのか・内容はどういうものなのか

これも看板をイメージするとわかりやすいです。イタリアンを食べたい人に対して『イタリアの国旗』を看板に書いていたら…わかりやすいじゃないですか。名前に『イタリアン 太郎』と書いてあってもわかりやすいです。これが『太郎の店』だったら何のお店かわかりませんよね。この感覚です。

① タイトルを大きくする

上記画像のように太字でわかりやすいフォントでタイトルを作りましょう。インスタグラムでは投稿が縮小されるケースがあります。

・おすすめ

・ハッシュタグ検索


② 内容がわかるタイトル付けをする

魅力的なタイトルだと続きを読む人が増えます。タイトル付けは本で学びましょう。以下の書籍は用意する価値があります。

・77の文章テクニック

・キャッチコピー力の基本

・100倍クリックされる超Webライティング バズる単語300

ラーメン屋を紹介する投稿としましょう。

『おいしいラーメン屋4選』これではクリック率が上がりません。内容はわかりやすいですが、一般的過ぎますよね。

『【保存版】食べなきゃ損なラーメン屋/こだわりスープが光る厳選店4つ』

これだとクリック率は上がります。タイトル最初に注目させる言葉を入れましょう。

・保存版・おすすめ・朗報・目からウロコ・驚き

こんな言葉です。

続いて内容を飾る言葉を入れます。

飲食店紹介を例にしましょう。

・食べなきゃ損・思わずよだれ・飲食店経営者が通う・次に流行る!・初めての味!

最後にさらに内容を解説します。

・肉汁が止まらないハンバーグ・こだわりスープのラーメン・本場で学んだイタリアン・インドシェフが作るカレー

この3つの合わせ技を考えましょう。ただしこれは一例に過ぎません。

他にもテクニックはたくさんあります。

・数字を入れる

・比較させる(〇〇できる服と〇〇できない服の違い)

・専門性を入れる

・感情的な言葉を入れる(ビックリ、幸せ、最高など)

各種メディアのタイトル付けを参考にするとわかりやすいです。

③ 続きがあることを伝える

複数画像投稿の場合、必ず続きがある『矢印』を入れましょう。というのも、インスタグラムの利用者がインスタグラムに慣れているとは限りません。

・昨日始めたばかり・複数画像投稿があることを知らない・SNSを使ったことがない

矢印があるだけで「続きがあるんだ。」とわかってもらえます。矢印と共に『続きはこちら』と書くのも有効です。

私は丸い矢印を使っていますが、これ以外の画像でも問題ありません。大事なのはユーザーにわかりやすく情報を届けることです。

④ 文字以外のアクセントを入れる

タイトルと関連性のある写真やイラストを掲載しましょう。『やっちゃダメ』という内容なら、画像のようにバツ印を作るイラストがわかりやすいですよね。内容を見る前に写真やイラストで注目してもらいます。 

背景の上に文字だけを書く画像も人気です。ですが、イラストや写真があった方が圧倒的にわかりやすいですよね。食事の写真がないメニュー表を想像してください。内容はわかるかもしれませんが、お客さんには不便です。ユーザーの不便はそのままマイナス点。ユーザーファーストで画像を作成しましょう。

コメントの多い投稿のポイント

コメントをする敷居が低い

私の心理系アカウントでは日々たくさんのコメントが届きます。理由は、できるだけ多くのコメントに返信しているため。ユーザー目線で考えてみましょう。

・反応がもらえて嬉しい・相談しやすい・ここはコメントしていい場所だと思える

コメントはたくさんの人に発言が届きます。不安になって気軽に書けない方も多いんですね。(YouTubeほどインスタグラムはコメントが集まりません。)なので、あなたがコミュニケーションを求めていることを伝えます。その方法が『コメントの返信』なんですね。1通1通返信するのって大変。それをユーザー側もわかっています。

・親身になって答えていて凄い・丁寧だから嬉しい

この好意があなたへのアクションにつながります。コメント数の少ないうちだけでも構いません。全てのコメントに何かしら返信しましょう。

コメントを募集している

上記画像はインスタグラム投稿を掲示板的に使った内容です。

こちらは短期間で100以上のコメントを獲得できました。

・コメント欄に書いてね・みんなで学ぼうね

こういう企画ですね。コメントを自由にできる内容になると積極的なユーザーがコメントを残してくれます。増えてきたコメントを見て「書いていいんだ。」と思い、消極的なユーザーもコメントするようになります。そのコメント全てにあなたも返信すれば倍の数のコメントになりますね。いいねと同じくコメント数も公開されます。コメント数の多い投稿は、「何があったんだろう?何を話しているんだろう?」と興味を持ちますよね。多くのユーザーに注目されます。コメントしやすい投稿の代表例は以下のとおりです。

・掲示板・あなたの〇〇を教えてください・質問募集します

思わず共感したくなる

感情をわかってあげる、気持ちを認めてあげる投稿です。

人が行動するのは『感情』なんですね。感情に影響する内容はそのまま共感になりコメント数が増えます。私の住宅アカウントはハウツー系が多いので全体的にコメント数が少なめ。その中で『旦那さん』というキーワードを書くとコメント数が増えます。

・非協力的・家に対しての価値観が違う・家を欲しがらない(住宅ローンが不安)

という気持ちがあり、男女ですれ違いやすいんです。この気持ちをわかってあげると「うんうん。そうだね。」というコメントが増えます。ただし、この共感系はほとんど保存されません。保存されないとおすすめに掲載されにくいため、アカウントの成長にはつながりにくいです。コミュニケーションを取るための投稿として利用しましょう。

ユーザー行動を促す

ユーザーが思わず行動したくなる内容のことです。ユーザーは感動したり納得して行動につなげます。その気持ちの表現としてコメントを残そうと思うんですね。上記画像は趣味として『発信したら?ブログを書いたら?』という内容。

この投稿のコメントは以下のような内容が多いです。

・やっていたけど苦手だった。また試してみようかな・すぐにやってみます・書くと確かに心が落ち着きます・誹謗中傷とかありませんか?

・全部やってみたいですが…これをいい機会として考えてみます

ポジティブな内容ですよね。疑問が出るのも気になっているからです。ユーザーを行動につなげるにはわかりやすさが必要になります。

・簡単、誰でもできそう

・理解しやすい

・無料

・今すぐできる 

人って飽きっぽいし面倒くさがりなんです。やろう!と思った情熱も10分経てば冷めます。だから、今すぐできる簡単な内容がいいんです。

投稿を使ったコミュニケーション方法

質問募集投稿にする 

・質問募集中と記載する

・タイトルを『?』で終わらせる

このどちらかを取り入れると質問しやすい投稿になります。ユーザーは何かしらの悩みを持っています。悩みを改善したいから情報収集をするんです。不安って行動させるために『身体が発しているサイン』なんですね。質問してもいい投稿は『お腹が減った人にタダで料理を出す』ようなもの。アカウントが未成長でも大量の質問が届く可能性があります。返信時間が足りないのならタイトルを『?』で終わらせる投稿にしましょう。質問募集ほど大量に質問は届きません。質問ついてはストーリーでも募集することができます。併用してあなたのアカウントに需要のある情報を集めましょう。

掲示板化する

画像投稿の枠を超えた使い方です。『コメントの多い投稿のポイント』でもお話ししましたが、掲示板はコメントが多く集まります。コメントさえ集まればコミュニケーションが取りやすいんですね。

・コメント欄で何度も会話ができる

・他のユーザーのコメントに参加する

・書いていい場所だとわかりやすい。

私の場合、画像内で『質問の場として使ってください』と明記してあります。投稿が埋もれるまでの2週間ほどの間。定期的にコメントが届くようになりました。

保存して使ってもらおう

インスタグラムでは画像がどんどん埋もれます。そこで、掲示板として長く使ってもらうため『保存』をおすすめしましょう。保存してもらえば一瞬でその投稿に辿り着けます。

・長い間、質問が届きやすい

・保存で投稿が育ちやすい

上記のメリットがあります。

ただし、質問を募集した以上は返答しなければなりません。あなたも定期的に投稿を確認。返答する手間は増えます。

コメントでユーザーに内容を増やしてもらう

投稿をユーザーと一緒に育てるイメージです。コメントはいくらでも情報が追加できる場所。情報が集まると他のユーザーにも便利なんですね。インスタグラムでは1投稿で最大10枚まで画像を追加できます。1枚に1情報として、アイキャッチと最後の画像を除き8つしか情報を届けることができません。それなら、

『ユーザーの皆さんも教えてください』と、コメント欄で情報を募集します。私の場合は『こんなことを教えてください。』という一文を投稿の中に加えることがあります。

この文を加えるだけで通常の倍程度コメントが集まっています。

例えば、

・あなたの使った便利家電も教えてください

・あなたの後悔したポイントも教えてください

・愚痴があれば書いてくださいね。

というイメージです。投稿を使ってコミュニケーションを取れば、あなたとの距離は縮まります。積極的にあなたのファン層を増やしましょう。

ストーリーの活用方法

インスタグラムは『ストーリー』という24時間限定の情報を公開できます。ハイライトに残すことで24時間以上情報を残すことも可能。

・アカウントの情報量を増やす

・ユーザーに『アクティブアカウント』だと知ってもらえる

・ストーリー限定の情報を届けられる

上記のメリットがあります。ストーリーは絶対に使って欲しい機能の1つです。どういう活用方法ができるのかをまとめました。インスタグラム運用のルーティーンに加えて、あなたのアカウント成長に役立てましょう。

質問を募集する 

上記のように質問用のボックスを追加できます。

ユーザーがテキスト入力欄をタップすることで簡単に質問を届けられるんですね。

これを上手に使い情報を集めましょう。

・投稿のネタにする

・ユーザーとのコミュニケーションにする

・方向性を確認する

ユーザーから質問が届くと、個別にDMで返信することができます。

質問が50通程度ならすべての質問に個別回答しましょう。

個別回答してコミュニケーションを取るとユーザーからのアクションが集まりやすくなります。

・個別回答してくれるとは思わなかった

・丁寧な回答で助かった 

こういう反応が多いんですね。

インスタグラムだとツイッターのように丁寧で細かく返信してくれる方が少ないんです。(拡散性がないため)アカウントが育っていない初期ほど、面倒なことをコツコツ継続してください。質問で集まったネタはランキング形式・まとめ形式で投稿にしましょう。

以下のような内容です。

あまりに細かい情報を投稿に活かしても需要がありません。まとめ形式にすればたくさんの情報を1つの投稿に盛り込めます。保存率が上がりますよ。

アンケートをする

ストーリー内で『はい・いいえ』を使った簡単なアンケート調査が可能です。簡単にたくさんの人に調査できる優れもの。私はこのアンケート調査を使い500名以上から回答を頂いています。

上記アンケートだと628名も回答しています。

人数が多ければ多いほど信頼できるデータになりますよね。法人のアンケート調査に負けないほどのデータが無料で獲得できます。このアンケート結果を元に投稿を作成しましょう。

アンケート調査のストーリーにもコメントが集まりやすいです。ストーリーへのコメントはDMで届きます)これも個別に回答することであなたのファン層を増やすことができます。ただし、DM内の個別回答はあなたへの依存度が増えます。友達のように思ってしまうユーザーも多いため、その点の線引きはハッキリしておきましょう。

ライブ情報等を届ける

生ライブをする前の告知に使いましょう。あなたのライブに来る人は既にあなたの『ファン層』です。わざわざ投稿にして不特定多数の人に届ける必要はありません。投稿画像の作成に時間もかかりますよね。だから、ストーリーで紹介します。ストーリーを見るのは圧倒的にフォロワーが多いです。あなたも知らない人の生ライブを見ようって思いませんよね。 

・気になっている人

・フォローしている人

・自分に役立つ情報を配信している人

だから、ライブを見てみよう。質問してみようって思います。インスタライブをストーリーで告知する場合、ハイライトに残すのも効果的です。

・1週間前にストーリーで配信

・そのままハイライトに残す

・前日にも告知

これでライブ開始直後の初動が良くなります。最初に大事なことの宣伝をすれば、たくさんの人に情報を届けることができますね。

最新投稿を紹介する

今日投稿した画像をストーリー上で紹介しましょう。理由は『ストーリーしか見ないユーザー・フォロワー』がいるためです。インスタグラムは情報量がドンドン増えます。100名以上フォローした場合、個別にフォロワーの情報を確認するのってほぼ不可能なんですね。

そこで、

『ストーリーを流し見するユーザー』が登場します。フォロワーが公開したストーリーは連続再生できます。暇つぶしにストーリーを流し見して、興味あるものだけタップ。情報を集めます。このユーザーを獲得するために新規投稿をストーリー上で紹介しましょう。紹介のコツは誘導すること。

・新しい投稿なことをアピール

・内容を書く

・投稿はわかりやすく大きく表示

各文字もできるだけ簡潔に大きく表示しましょう。

ストーリーは表示時間が限られます。大量な情報を入れても確認前に終了してしまうんです。新規投稿がない日は過去の投稿をもう1度紹介しても大丈夫。人気投稿は繰り返し宣伝しましょう。

メンションを使いプロフィールに誘導する

ストーリーで新規投稿を紹介する場合、直接投稿に飛ばす方法は避けましょう。

(各投稿内にある紙飛行機マークをタップで投稿に飛ぶストーリーが作成できます。)

直接投稿に飛んだ場合、プロフィールが閲覧されません。プロフィールから始めてフォローにつながります。プロフィールの確認回数はそのままアカウントの成長につながるんですね。なので、ストーリー下部でメンションを使いプロフィールに誘導が必要です。

・フォロー率が上がる

・他の投稿も確認してもらえる

・あなたがどういう人物か知ってもらえる 

専門家が書いた専門的内容と、素人が書いた専門的内容は信用度が違います。読み手の意識が変わればアクションも変わりますよね。ぜひお試しください。

インスタライブの活用方法

インスタグラムでは誰でも簡単に生ライブを開始できます。1時間以内限定のため、気軽にフォロワーが閲覧してくれるんですね。画像だけで伝わらないことも伝えられます。直接フォロワーと会話できる貴重な機能なんですよ。インスタライブの目的から、私が実際に試した事例まで。インスタライブの活用方法をまとめました。フォロワーが500~1,000名程度になれば実践する価値があります。活用してあなたのアカウントを育てましょう。

インスタライブで何ができるのか

インスタライブは『生放送』です。

・カメラで撮影中の画面がそのまま表示される

・参加者はコメントできる

・参加者は拍手などのアクションを送ることができる

最大で1時間ライブを続けられます。

ライブ終了後は動画をIGTV内に保存。インスタグラム内で公開することもできます。

ほとんどの人が自分の意見を伝えるためだけにライブを使用しています。これってもったいないことなんですね…。YouTubeの生ライブのように、積極的に参加者と交流。一緒に番組を盛り上げるイメージでインスタライブを活用しましょう。実際にどういうことができるのかを解説します。

① あなたの情報の宣伝

・今日の投稿内容(他のSNSの更新についての宣伝も可)

・新しく始めようとしているサービス

・あなたが最近始めたこと、実践していること 

こういう内容を伝えられます。テレビ番組のCMをイメージしましょう。ただしCM内容はあなたの情報です。この宣伝目的でインスタライブを利用している人が圧倒的に多いです。しかし、番組全部が宣伝だと参加者は離脱しますよね。

・ライブ開始直後

・ライブの途中

・ライブ終了直前

この3段階で宣伝をまとめましょう。

1時間ライブをしていると最初と最後で参加者が入れ替わっています。最初だけで宣伝しても届かない方がいるんですね。それぞれ1分程度で終了すると参加者の離脱も防げます。

② 参加者とコメントを使ったコミュニケーション 

インスタライブ内では参加者がコメントを送ることができます。コメントを元に会話を進めることで交流を深めることができます。随時、参加者と会話するスタイルにしましょう。多くのインスタライブが『開催者が語りたいことだけを語って終了』となっています。これではラジオを聴いているのと同じ。生ライブじゃなくても目的は達成できますよね。生ライブの良さはリアルタイムで交流できることです。

・「ご相談受け付けます。」

・「参加者同士でも気軽にお話くださいね。」

・「これってどう思います?」

目の前に誰かがいるように進めるとコミュニケーションが取りやすいですよ。

③ 動画を使った情報提供

動画は画像投稿やテキストとは違ったメリットがあります。

・情報量が多い

・わかりやすい

一方で情緒的なものは伝えづらいデメリットがあります。(閲覧者の想像に任せることが難しい。想像力の強い人はテキストを読む傾向があります。)動画のメリットを利用した情報提供を考えましょう。

・便利なグッズをレビューする

・身振り手振りや、感情表現を多くする

・あなたの武器を使う 

特に『武器を使う』は大切です。YouTube動画を想像してください。外見のいい人は顔を出しますよね。声のいい人はいいマイクを使って会話しますよね。これと同じように、生ライブでもあなたの魅力を皆さんに伝えて欲しいんです。生ライブに参加する人は『ファン層』または『非常に興味を持っている人』です。あなたに興味を持っている人に魅力を伝え、そのままファン層になってもらいましょう。

インスタライブの目的について

ただ何となくインスタライブを使っていても効果はありません。インスタライブをする目的を決めましょう。目的は大きく以下の3つにわけられます。

・ファン層の拡大

・フォロワーの日課、習慣にする

・情報の定着

どれもテレビ番組と同じような使い方です。それぞれ解説しますので、あなたにあった内容をお選びください。

① ファン層の拡大

既にお話したように、インスタライブに参加する人は限られます。

・ファン層

・あなたに興味を持っている人

興味のない人はすぐに離脱します。興味のないテレビ番組はすぐにチャンネルを変えますよね。このイメージです。テキストや画像で伝わらない魅力を伝えることで、興味を持っている人がファン層になります。あなたのファン層は最初からあなたに好意を持っているんです。

・アクションが多い

・拡散してくれる

あなたのアカウントが成長する鍵になります。どうすればあなたの魅力をライブで伝えられるのか考えましょう。

※方法としては先ほどお伝えした『あなたの武器』を見つけて使うことです。

② フォロワーの日課、習慣にする

ライブの曜日と時間を決めましょう。曜日と時間がわかっていれば、フォロワーの生活習慣になる可能性があります。

・毎週金曜21:00~

・第3日曜日の12:00~

回数が多いほど習慣にしてもらいやすいです。これも同じテレビ番組を観るのと同じことですね。テレビと違い参加者がコメントできるのも強みになります。

③ 情報の定着

あなたがサービスを立ち上げる場合に有効です。

・〇月〇日から開始します

・こんなことを始めます

・事前登録を開始しました

こんな内容をライブ内で必ず伝えます。記憶は繰り返し伝えることで定着します。1度だけの宣伝では『忘れてしまうこと』が多いんですね。

だから、有名企業がCMを何度も流すんです。潜在的に人の記憶に入れてしまい『思い出す必要もないレベル』にしちゃうんですね。ライブだと1回で数回宣伝できます。しかも、毎回宣伝しても画像投稿やストーリーほど嫌味がありません。シャドウバンのリスクも低いです。立ち上げるサービスがあるなら繰り返しライブ内で宣伝しましょう。

※ライブ内で攻撃的な意見、インスタの規約違反的な内容を発信しているとアカウントの凍結やシャドウバンのリスクがあります。ご注意ください。

インスタライブの事例

私の心理系アカウントで毎日インスタライブを行いました。

その結果についてお話していきます。

参考 Ryotaの心理系アカウント

1ヶ月の間、毎日同じ時間にインスタライブを開始

皆さんの質問に答えるライブです。

・皆さんが悩みを私にコメントする

・私が答える

ただこれだけのシンプルなもの。しかし、このような形式のライブをしている人はほとんどいません。参加者に評判となりました。これを2020年の5月~6月ごろ、19時~20時まで継続。

私としてはただ困っている人を助けたい。

カウンセリングをもっと身近にしたい、という気持ちで行ったものです。

想像以上の結果が出たのでご報告します。

テレビ番組のように習慣化して見るフォロワーが増える

毎回、ほぼ同じ顔触れが集まるようになりました。テレビ番組と同じイメージで配信を待つ人が増えてきたんですね。

・今後も続けてくれますか?

・インスタライブを聞きながら料理をしています。

・これを楽しみに今日も乗り切れました。

こんな意見も増えてきました。最初は1日500人ほどの参加。そこから落ち着いてきて、1日350人ほどの参加の継続になりました。インスタライブからフォローしてくれる人も出てきました。ストーリーだけ見るユーザーがいるように、私の投稿ではなくライブから情報を集めるユーザーも出てきたためです。今は毎日配信はしておりません。しかし、当時のインスタライブの印象が残っており、突発的なライブを楽しみに待っているDMが届きます。

フォロワー内で話題になった

フォロワー内で会話が弾むようになりました。

・フォロワー同士がつながる

・私のコメント内でインスタライブが話題になる

その結果、

「Ryotaさんのインスタライブって評判だけど何をしているの?」

という状態になりますます参加者が増えていきました。

当記事を書いている現在では突発的なライブで1,000名ほどが集まるようになっています。

有効なコンテンツになった

ライブ形式で相談をする…というのが有効な手段だとわかりました。

現在では私個人が運営しているサービス内でインスタライブと同等のサービスを行っています。(月に1回)

このライブに参加するために、私のサービスに参加してくれる方もいらっしゃいます。

このように、インスタライブは様々な可能性を持っています。

何時間もかけて画像を作り込む必要もありません。話が好きであれば、積極的にインスタライブを活用しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

よろしく

コメント

コメントする

目次