性格について

目次

天干について

天干

・命式の天干は才能、個性、見た目を表す
・時干は判断基準を示す

・命式の天干は才能、個性、見た目を表す
人から見える個性、見た目は命式の天干に示されています。そこで天干と五行を合わせてみてくことで、どのような外見をすると人から好かれやすいか、どのような個性を示すと人から好かれるかが分かります。

例題
〇甲〇辛
〇〇〇〇

甲から見て辛は正官です。五行は金の五行。

正官⇒真面目 、周りの期待に応えようとする
五行⇒辛 宝石のように輝く 義 相手のことを助ける
以上を足すと真面目で相手のことを助ける行動力があることを意識していくと、周りから好かれ、良くみられるわけです。
外見では信用されやすい雰囲気の洋服にし、辛の宝石から少し綺麗目にするなどすると良い印象を与えやすいです。
仕事では信用を大切にすることで相手からの評価が上がるわけです。このように才
能、個性、外見として

ステップ1⇒天干の通変を求める
ステップ2⇒天干の干の意味を使う
ステップ3⇒天干の五行の意味を使う

木=仁 施しの心、自分を愛し相手を愛する
金=義 人助けの心、正しいことを貫く
火=礼 礼節の心、自分を律し節度ある行動をする
水=智 善悪を判断する、物事を正しく判断する
土=信 嘘をつかない、言動一致

・時干は判断基準を示す
命式の時干は自分の基本となるものを示しています。

壬甲〇〇
〇〇〇〇

例題の場合、時干に偏印があります。
印⇒気配り、思いやり、 メンタル的な自由を求める
偏印⇒趣味、興味のあることに集中する

この2つの意味からメンタル的に自由を求め、趣味を大事にしていく人だとわかります。
このように時干を見ることで、何を基準に考えているかが分かるわけです。

※補足 通変の意味
比劫=仲間、自立、競争
食傷=自己存在を表現、身体的な自由、パフォーマンス
財=お金、支配、本能、実務、作業
官殺=拘束、マニュアル、ルール、安定
印=気配り、思いやり、知識、メンタル的な自由

表面化

隠れたものが出て来る
十二支にしかない五行の十干
が巡るとそれが表面に出てきます。

〇甲〇〇
戌〇〇〇

財があるように見えないですが、大運で戊、己の財が巡ると戌の財が表面化します。

表面化する場合
1個性、才能として発揮される
2運気として現れる

の2つの使用方法があります。大運で戊が巡れば財の根である戌があるため、財の個性が強く発揮されます。この1
0年間は財の個性が強い時期だと分かります。戌が忌神の財であれば大運で戊が巡ると財の悪い影響が表面化します。
その結果、お金を失うイベントが発生するわけで す。せっかく貯めていたお金が無くなるような感じです。

※補足 干支による時間と量
干=時間的に速い、量的に少ない
支=時間的に遅い、量的に多い
干支=時間的に速く長い、量的に多いと判断します。

沖、刑が表面化しやすい命式

戊甲〇〇
〇〇丑〇

大運と年運で戌、未が巡ると土の三刑になります。命式に戊がありますので三刑の影響が表面化します。
そのため、この命式は土の三刑の悪い影響が出やすい命式だと判断することができます。

土=忌神なら財の悪いできごとが起きる
土の三刑=勢いあまって失敗する、人間関係のトラブル、刑罰、病気

以上から、
人間関係のトラブルが原因でお金を失う
病気が原因でお金を失う
スピード違反などの刑罰でお金を失う
夫婦関係が悪いなら離婚 と分かります。

このことを前もって知っていれば予防することで、悪いイベントを避けることが可能になります。

未来予測

十二支の出来事がいつ起きるか予測するとき、同じ五行が巡った時に表面化すると考えます。
・十二支と同じ五行の十干が巡った時=表面化

〇甲〇〇
戌〇丑〇

大運→未

命式と大運で土の三刑になっています。
土の三刑が表面化する時期は同じ五行の十干である戊、己が巡った時に表面化します。

※補足 十二支

逆でもみます。十干の出来事がいつ起きるかは、十二支が巡った時です。

〇甲庚〇
〇〇〇〇

甲と庚の沖のトラブルは十二支で金の五行である申、酉が巡った時に起きます。

干合

命式と運気の 干合


・調和、まとまる
・干を引き寄せる
・干を引き離す
3つの意味があります。

命式の中での干合

〇甲庚〇
〇〇〇〇

乙が巡れば官殺と調和するので結婚運です。乙を引き寄せるとみると仲間が現れることを意味します。庚を引き離すだと官殺が離れるので浮気の時期として考えます。どの意味合いで出るかは干の強さで変わります。強い干の影響の方が大きいので、
そちらを中心に起きる出来事を判断します。ただし合の意味と用神忌神の意味は別物ですので注意してください。

乙⇒引き寄せる 庚⇒引き離す

※補足 干の強さ

干の強さは
1十二支に根がある
2周りから強められている

の2つを判断基準に考えます。

命式の中での干合
〇甲己〇
〇〇〇〇

命式の中で甲と己が干合しています。この場合、
・常に干合しているものを意識している
という意味があります。

例題は財と干合していますので、男性の場合は常にお金、もしくは女性のことを意識して考えていると判断します。もしお金で考えていれば、常にお金のことを考えているのでケチであったり、自分のお金の事しか考えていないと分かるわけです。
月干との干合ですから、月柱の両親の意味から両親のお金も自分のお金と考えている可能性があることもわかります。

〇乙己甲
〇〇〇〇

例題が強の場合、忌神の劫財が財と干合してます。年月の身内の部分に財を奪って干合していますので

身内の中でお金のトラブルが起きる
身内にお金がかかる

と判断することができます。
このように命式の中での干合はいろいろな情報を知ることができるポイントになります。

大運と年運の干合

大運と年運の干合は


・環境が調和する
・結婚、結果が出る時期
・良い人間関係ができる時期

として判断します。
そのため、用神忌神関係なく環境的には良くなりやすいです。もし運気も良ければ、とても良い結果を手に入れることができる時期です。

※補足
大運と年運の干の沖
・環境が不調和になる
・離別、上手くいかない時期
・裏切られる時期
として判断します。

そのため、用神忌神関係なく環境的には良くなりやすいです。もし運気も良ければ、とても良い結果を手に入れることができる時期です。

※補足
大運と年運の干の沖

・環境が不調和になる
・離別、上手くいかない時期
・裏切られる時期

として判断します。

相性

命式同士 の 相性

2人の命式の日干が干合すると
・結婚しやすい
・縁を持ちやすい
という効果があります。

命式の日干同士が干合している場合、お互いが縁を感じ結婚しやすいです。しかも結婚までの期間が早いパターンが多いです。また干合することで縁を感じやすいです。あくまでも個性、運の相性が良いかどうかは別問題ですので、縁があると勘違いしやすい相性です。

命式の十干が相手の日干= 縁を感じる

命式の十干と同じ日干の人とは縁を持ちやすい 、もしくは縁を感じやすいです 。
〇甲己〇
〇〇〇〇

この例題の場合、日干が 己の人と縁を持ちやすいですし 、縁を感じやすいです 。*

※応用 通変 も 合 わ せ る
例題の場合 、己は財ですので財の意味が出ます 。支配する、お金になるなど 。

二人の命式での干合

・縁が強くなります 。
2人の命式で干合ができれば縁が強くなります 。この二人に恋愛運が巡れば 、付き合いやすいです 。また結婚する可能性も 高いです 。

・二人の命式で干合している
・恋愛運が巡って いる

の2つとも条件を満たしていると 、付き合う可能性が高く 、結婚する可能性が高いです 。
ただし性格が合うかどうか 、運が良くなるかどうかなどは別問題 で す 。
※補足 干合による相性

表面
で の 調和 で す の で 、 恋愛 の 時 は 仲良 く し や す い 相性 で す 。 そのため結婚した後は合わなくなることもあります
十二支は内面などを意味するため 、 三合の方が深いつながりになります 。

二人 の 命式 で 三合

三合の効果が十干で同じ行が 巡 った 時 、 もしくは命式の十干にあるとき表面化します 。
2人で財の三合ができた場合 、同 じ 五行の十干が運気で巡る 、 もしくは命式の十干にある場合 、その事象が表面化します
財が忌神ならお金のことでトラブルが起きる 、財が用神ならお金が増えることが 起 きると判断します 。もしくは本能的に 合う (財 の 意味) として判断したりします 。

辛丁〇〇
〇〇丑巳

2人で 金の三合ができた場合 、 時干に辛 金がありますので 、 財の意味が表面化します 。時間にあり 、 財は本能を意味し ますので 、身体の相性が良いと判断できます 。

財が忌神なら相手にお金で苦労すると分かります。しかも干で表面化している自分がお金で相手の面倒を看ることがわかりま す 。また財の三合で表面化していますので 、相手のことをお金で見ている 、本能で見ていることもわかります 。男性なら女性として観ていることが分かります 。このように 命式に三合の干がある場合は 、

・三合の五行の通変
・用神 、忌神
・年柱 、月柱 、 日柱 、 時柱の事象
の3つを合わせて起きる事象を判断します 。


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