YouTubeの基礎学習

目次

YouTubeの基礎知識:大きく長く稼ぐならYouTube一択な理由

大きく長く稼ぐならYouTube一択な理由

様々なプラットフォームがある中で、大きく長く稼ぐなら、 私はYouTube 一択だと断言します。

最も大きく確実な理由として、 私自身がYouTube をメインの発信媒体として、本日まで大きく長く稼ぎ続けていることが何よりの証拠。 

ここではなぜ YouTube を使うべきなのか?

 YouTube の魅力と、マーケティングにおける威力について 正しく理解していきましょう。 

巨大な市場規模

まず最初にあげられるのは、 YouTube が巨大な市場規模を誇っているからです。

YouTube は 世界最大の動画共有プラットフォーム。

世界での月間アクティブユーザーは20億人を超え、その中でも日本での YouTube ユーザー数は約9000万人に上ります。

総務省の調べによると、その9000万人のうちなんと、300万人規模の投稿者もいます。

もちろん 投稿者の中には、 ビジネスのために利用しているわけじゃない人もたくさんいます。

しかし、昨今では ビジネス YouTuber が増えてきていますよね。

 YouTube を使ったビジネスの魅力に気づいている人が増えてきたということですね。 

「でも・・・他の SNS でもいいのでは?」

確かにそうですが、市場規模という意味では、国内でいうとLINE に次いで YouTube が 第2位です。

LINE は動画がメインのプラットフォームではありませんから、

そう考えると「動画」という意味ではやはり YouTube がトップのプラットフォームといえそうです。

さらに言うと、X や Instagram・ tiktok などの SNS では 利用者の年代にばらつきがあります。

 総務省の調べによると X の 年代別 ・利用率は20代が78.6%で最も高く、

 Instagram も同じく 78.6%で20代が最も利用しています。 

逆にTikTokは10代が62.4%と最も高く、 Facebook では45.7%で30代の利用者が最も多いです。

Facebook に限っては 40代・50代も 比較的高い利用者数がいるので、年齢層が高いプラットフォームといえそうです。

それに比べると このように YouTube は全年代ばらつきなく利用者がいます。

つまり YouTube は幅広い年代に受け入れられており、 それだけビジネスモデルも広く取れるということです。 

「でもこれだけ利用者が多くて、芸能人もバンバン 参入してきてるし、私の動画なんて見てもらえるの?」

こう思った人もいるはず。

大丈夫です。

参入してきた芸能人の多くは、残念ながら YouTube で活躍できず消えていきました。

それはなぜか?

人々が YouTube に求めているものは、作られた映像ではなく、 素人が醸し出すリアルなコンテンツだからです。 

それに ほとんどの参入者は、 YouTubeでの広告収益マネタイズしか知りません。

ですから 再生回数が取れなくなると、収益性が低くなりどうしても短期間でやめてしまいます。

しかし当校では、 マネタイズ方法を広告収益に限りません。

 最も私が得意とする YouTube 集客 ×独自コンテンツ販売を皆さんに伝授していきます。 

様々な流入経路

YouTube には様々な 流入経路があります。

  • YouTube内集客
  • SEO集客
  • SNS集客
  • 広告集客

YouTube というプラットフォーム内で集客できるのはもちろんのこと、

YouTube は Google 管轄のプラットフォームなので特に、 SEO集客( 検索エンジンからの集客)に かなり強みがあります。

これは 検索エンジンを見れば分かりますが、 Instagram や tiktok、 X などの投稿 よりも YouTube の露出が目立ちます。

SEO 集客のいいところは、 目的意識を持った能動的なユーザーが集まるところ。

他の流入経路では、レコメンド的な要素が強く目的意識もなくふらっと流入してくることがほとんどなんですね。

それと違い SEO 経由のユーザーは、すでに顕在的な悩みを持っているので、 こちらがどんな価値を提供すればいいのかも明確です。 

さらに YouTube 動画は様々なプラットフォームに埋め込むことができますので、

自分のブログや SNS と掛け合わせるのにも最適です。 

例えば、ブログ記事にYoutube動画を埋め込んで記事をリッチにすることは、もはやSEO的にも推奨されていることです。

ブログ記事を台本に、YouTubeを作成すれば一石二鳥。

他にも、動画を題材にメルマガを流したり、SNSに投稿することもできますよね。

※その時に動画も貼る

Youtubeはこのようにポータビリティが高いコンテンツですし、様々な媒体にコンバート(変換)することができますから、

1コンテンツマルチユースの観点からも効率的に活動できます。

時代とともに価値の転換が起こった

昨今では、顧客の感じる価値が変わりました。

モノや情報が不足していた昔は、人々は商品やサービスに機能性を求めていました。

それがモノ消費

しかし、モノや情報が十分にある・・・いや大すぎる現代では、機能にほとんどの差がありません。

ですから違ったものに価値が移ってきたのです。

コト消費…経験や体験への価値です

トキ消費…時間そのものや時間の使い方への価値(タイパという言葉もあるぐらい)

イミ消費…商品を購入した先にある意味への価値

エモ消費…感情的で心が動く体験への価値

  1. コト消費

商品の機能性ではなくその商品やサービスを通して得る 体験 に価値を置いた消費のことです。

  1. トキ消費 

イベントや フェス などの 当日 その時その場所でしか体験できない消費についての価値です。

  1. イミ消費 

消費に意味を求めます。 例えば 支払ったお金が動物愛護団体に寄付されるとか被災地への支援になるなどです。

  1. エモ消費 

コラムニストの荒川一久氏が提唱した概念で、「嬉しい・楽しい・共感」などに価値をおいた消費活動です。

そして今、もっとも主流なのが「コト消費×エモ消費」だと、確信しています。

人々は 感動の(エモ消費)体験(コト消費)を軸に、モノを買うようになりました。

全てのアクションの判断基準が、ロジカルな機能的価値から、エモーショナルな情緒的価値に移行したからです。

では、全ての SNS の中で最も感情に働きかけることができる プラットフォームはどこでしょうか?

答えをいうと、それこそが YouTube です。

動画コンテンツの影響力

YouTube を始めとする動画コンテンツの影響力は計り知れません。

文字だけのテキストコンテンツや、 静止画よりも 情報量が多いため、 受け手の感情を動かすことができます。

そして人は、 頭で覚えただけの情報はすぐに忘れますが、心で覚えた感情は忘れません。

つまり、相手の心を動かすことができるため 記憶に残りやすい という特徴があります。 

さらにいうと、動画には ストーリーを演出できるという特徴があります。

ストーリーに載せた情報は感情が伴うので、 エピソード記憶として強く頭に残ります。

これはテキスト媒体や静止画では、なかなか演出できないものです。

ストーリー性を演出することで感動や共感などの強いポジティブな感情を生み出すことができます。 

TikTokやInstagramのリールなど、 様々な動画コンテンツの配信媒体がありますが、その中でもやはり、ビジネスをするならYouTubeをおすすめします!

YouTube にも という ショート動画もあるのですが、

通常の動画は、時間制限なくロングコンテンツを出すことができます。

ロングコンテンツは、リッチコンテンツであり、資産性が高く( 動画のテーマにもよるが)、視聴者のファン化を強烈に促進する効果があります。 

Tiktok の短い動画を数本みただけで商品を購入しようと思う人はほとんどいないかもしれませんが、 YouTubeのロング動画1本なら十分にありえます。

なぜなら、 YouTube 動画には他のプラットフォームにはない強力なファン化作用があるからです。 

考えてみてください。あなたがよく見る YouTuber のことを。

まるで 芸能人のように思いませんか?

では、他のショート動画などで出ている人のことを覚えていますか?

たぶん 覚えていないと思います。 

かなりの本数を見てようやくその人のアカウントに行くか、その人がやっている別の媒体を見に行くんじゃないですか? 

もはや YouTube 動画に出ている演者は芸能人と変わりありません。

つまり見ている視聴者は、かなりファン化が進んでいる状態だと言えます。 

人は知らない人より知っている人、 知っている人より好きな人から物を買います。

「推し活」 という言葉があるように、 自分が推している人の商品なら、その機能性や価格、競合との比較 なんてせずとも購入するんです。

「自分で使う用と保存用」のように、用途に分けて複数購入する人までいます。

 YouTube は 今やテレビ番組のように捉えられており、 そこに出ている演者は芸能人のように捉えられています。

YouTube は ストーリー性を持ったコンテンツを、しかも長い時間のコンテンツとして提供できる唯一のプラットフォーム。

動画ですから、 

  • 発信者の容姿や語り口調
  • 撮影セットの世界観
  • テキストでの情報
  • 画像でのビジュアル訴求 

このように多角的にアプローチすることができ、 結果的に強烈なブランディングが確立されファン化へと繋がります。 

マネタイズの幅広さ

 YouTube には多彩な マネタイズ方法があります。

  • 広告収益
  • 投げ銭 
  • グッズ販売
  • PR案件 
  • アフィリエイト 
  • リアルビジネス集客
  • 独自商品販売 

ざっくり分けると、

広告も含めた他人の商品を紹介する スタイルと自分の商品を販売するスタイルの2択ですが、 それでもかなりバラエティがあります。 

よく言われているのは 「YouTube は育つまでに時間がかかる」ということ。

難易度が高いために なかなか 参入するのをためらってしまったり、 数字がついてこず続けるのが難しかったりするようです。

農業のように 収益が立つまでにかなり時間がかかると。

※Google の規定で推定収益の部分は完全には見せられないのでモザイクをかけています ご了承ください。

しかし、それもケースバイケースだなと私は思っています。

なぜなら、 当校のメンバーでYoutubeを始めた複数のメンバーは、開始1ヶ月以内に広告収益の収益化ラインに到達し、翌月には月収5万円・ 月収10万円などの即金を得ています。

半年から1年 運営しているメンバーでは、自分の商品を販売し月に100万円以上の売上をあげているメンバーは数多くいますよね? 

つまり YouTubeは即金性もありながら資産性もあると言えます。

チャンネルのテーマにもよりますが、初月や翌月から月5万円とか10万円の即金を得ながらチャンネルを育てていき、 顧客との関係値を構築しながら ゆくゆくは ストックビジネスとして自分の商品を販売する。

この流れを取ることで、「即金×資産」のハイブリッド スタイルが成立します。 

もちろん一概にそのやり方だけではありません。

最初から広告収益を狙わずに「自分の商品を販売する」というゴールに一点集中する方法もあります。

わかりやすくいうと、私のチャンネルがそのスタイルです。

合う・合わないなど、その人のスタイルにあったやり方がありますので、授業でそれぞれ説明していきます。 

動画スキルは汎用性が抜群

そして、大きく長く 稼ぐなら YouTube 一択な 理由の最後として、 動画スキルは汎用性が抜群だということがあります。

特に YouTube のロング動画は、 インスタントに投稿できるような軽いものではありません。

  • 自分の得意や強みから発信 テーマを考えて
  • チャンネルのテーマや コンセプトを決めて 
  • 競合リサーチでネタ決めをして
  • コピーライティングを駆使してサムネイルを考えて 
  • SEO ライティングでタイトルを考えて 
  • Webライティングで台本を考えて
  • 世界観を考えながら演者として表現して
  • 自分の望むゴールに読者を連れて行く

これら一連の流れができるようにならないと質の高い動画は作れないからです。

「こんなの1人でできない」とハードルが高く感じましたか?

大丈夫です!

これら 1つ1つをこれでもかというぐらい細分化して当校の授業で徹底的に解説していきます。 

それは一連の流れができるようになった時、 この web の世界で、できないことはほとんどなくなるでしょう。

なぜなら、YouTube運営をするスキルに内包されるスキルは

  • Web ライティング 
  • コピーライティング
  • セールスライティング
  • シナリオライティング
  • エモーショナル ライティング
  • SEO スキル 
  • ビジネス設計スキル 
  • トークスキル 
  • 動画編集スキル 
  • ストーリーテリング 

これだけあります。

さらにその後、自分の商品を販売するのであれば、

  •  総合的なマーケティング スキル
  •  DRM( リストマーケティング スキル)
  •  商品製作スキル
  •  商品サービス 運営スキル 

こういった スキルも付随してきます。

そうなると、ブログもできるし、あらゆる SNS もできるし 、なんならクライアントワークでWeb ライターや 動画編集者として働くこともできますよね? 

私自身も、 もし今のビジネスが完全にダメになったとしても、

 Webライターとして稼ぐこともできますし、 動画編集者としてもかなり高単価で仕事が取れると思います。 

もちろんブログや アフィリエイトで稼ぐこともできますし、 SNS 運用するためのライティング能力もあります。 

つまり YouTubeが1つできるようになると これだけ汎用性が高いんです。 

まとめ

要点だけまとめていきます。

  • 動画市場が巨大
  • その中でも YouTube 市場は大きい
  • YouTube の利用者年代は幅広い
  • YouTube は 流入経路がたくさんあるので転換しやすい
  • 消費者の求める価値がロジカル より エモーショナルに変わった
  • 感情的な価値を提供するのが YouTube は得意 
  • YouTube は ブランディングに強く 強烈なファン化が起こるため 演者が 芸能人化する 
  • YouTube はやり方次第で意外と即金性もある 
  • しかし ストック性もあり 自分の商品を売って大きく稼ぐこともできる 
  • YouTube ができるようになると他のどんなビジネスにも転向することができる 

このような理由から、 大きく長く稼ぐなら YouTube 一択だと、私の体験からしても自信を持ってそう言えます。 

YouTubeマネタイズ大全「さまざまな収益化モデル」

YouTubeマネタイズ大全

ここでは、YouTubeでのマネタイズ方法について 網羅的に把握していきましょう。

YouTube には複数のマネタイズ方法があるので、 自分にあった方法を見つけ出し、これから戦略を立てていきましょうね! 

広告(アドセンス)

こちらはYouTubeで収益化をする一番オーソドックスなスタイルです。

俗にいうYouTuberと呼ばれる方は、この収益化スタイルを主軸に置いているんですね。

よりたくさんの人に動画を見てもらい、広告を表示させることで収益が膨らんでいくわけですから、 自ずとチャンネル登録者数や再生数が重要な指標となってきます。

メリット

  • 収益化方法がわかりやすい
  • 広告の種類が複数ある 
  • チャンネルが育てば収益源が蓄積する 

デメリット

  • 収益ラインに立たないと広告が貼れない
  • 再生数が取れないと稼げない
  • 基本的には労働型
  • 万人にウケるテーマで運営する必要がある 

メリットとしては、一番王道な収益化スタイルだけあって、わかりやすい所があげられます。

広告の種類については後で解説しますが、動画をアップロードして広告を選択すればいいだけなので難しいことはありません。

さらにチャンネル内に動画が増えてくると、過去の動画も再生されるわけですから、収益源が蓄積するというメリットもあります。

それとは反対にデメリットとして「誰でも収益化できるわけではない」という面もあります。

Youtubeパートナープログラムの参加条件を満たしたチャンネルでないと広告を貼ることができないんです。

広告収益は再生数が取れないと稼げません。

再生数を取らなくてはいけないので、たくさん稼ぎたければ 万人に受けるようなネタを頻繁に上げる必要が出てくるため、割と労働型です。

独自商品販売

こちらは自分の商品を持っている企業や個人が、 YouTubeを認知拡大のためのビジネスツールとして利用する方法です。

私の YouTube 運営スタイルはこれですね。

自分の商品というのは色々ありまして、店舗の集客などでも良いのです。

自分独自の商品やコンテンツに興味のありそうなユーザーの 知りたいであろう情報を、 YouTubeを通し、無料で提供することによって、「認知」と「信頼」が蓄積します。

この収益化スタイルでは登録者数や再生数がさほど重要ではないんですね。

メリット

  • 登録者数や再生数に左右されない
  • 自分の話したいことを話せる
  • 積み上がった信頼は移動できる 
  • 大きく稼げる

デメリット

  • そもそも自分のコンテンツや商品がないと出来ない
  • 高い動画クオリティが求められる 
  • ビジネス設計の知識が必要 

メリットとしては、その自由度の高さでしょう。

広告収益を上げるためにウケる動画をひたすら量産するスタイルと違って、こちらは信頼を蓄積するために丁寧に動画を作っていきます。

 YouTube アルゴリズムのための動画ではなく、自分の商品に興味があるユーザーの聞きたいことや自分が話したいことを中心に動画を作れます。

数ではなく質ということになりますね。

そして積み上がった信頼は移動することができます。

どういうことか・・・ 例えば、YouTube を見てファンになった人が「 TikTok 始めます!」とか「お店開きます」など、別のことを始めた時あなたならどうしますか?

おそらく信頼貯金が貯まっている状態であれば、そちらも見に行くはずです。

YouTube は情報がダイレクトに伝わりファンを獲得しやすいプラットフォームですから、持ち運び自由な信頼貯金を溜めやすい側面も兼ね備えています。 

ただしデメリットとしては、そもそも自分の商品がなければ収益化できないという根本的なところもあります。

それは、このYouTubeビジネスの学校で徹底的に指導していくから大丈夫です!

事前にゴールである 商品設計から考えて、逆算して YouTube のチャンネル設計や 動画 一つ一つのテーマを決めていきます。 

アフィリエイト

こちらは YouTube を他者の商品の宣伝媒体として使用する収益化スタイルです。

アフィリエイトとは他者の商品を紹介することで、販売額から一定のマージンを得ることができるシステムのことです。

広告を取りまとめているASPからアフィリエイトできる商品を選び YouTube でレビューしていくのが一般的なやり方でしょう。

メリット

  • 自分の商品を持つ必要がない
  • 愛用している商品を紹介できる 
  • SEO 集客と相性が良い 

デメリット 

  • アフィリエイトの知識が必要 
  • 購入してレビューするのが基本 
  • 広告主が撤退したら終了 

YouTube を使ったアフィリエイトは、自分の商品を持つ必要がありませんから、始めようと思えばすぐに始められます。

やり方も様々ありますが、すでに愛用している商品を紹介することができるのもメリットのひとつかもしれません。

もちろんこのタイプで稼ぐのであれば、チャンネル登録者数や再生数の重要度は主軸ではなく、流入経路も SEO 集客と相性の良い点がメリットとして挙げられます。 

一方で、ある程度SEOやアフィリエイトの知識がないと「どのようにして商品を紹介するのか」「どうすれば売れやすくなるのか」みたいなものが分からないかもしれませんね。

そのあたりも全てやり方を授業で解説していますので チェックしてみてください。 

基本的に ASP に登録してある広告主の商品を YouTube で紹介するためには実際に使っていることが条件となりので(Youtube内で実際の商品をレビューするわけなので持っていないとできません)、持っていない場合は購入する必要も出てきます。

また、アフィリエイトできる商品の広告主が ASP への出稿を取り止めてしまった場合は作ったコンテンツが無駄になってしまうこともあります。 

スーパーチャット 

スーパーチャットとは簡単にいうと「投げ銭機能」のことです。

ライブ配信中に視聴者さんから応援の気持ちを「投げ銭」という形で受け取ることができるんですね。

視聴者は100円から最大50000円までの金額を選ぶことができ、1日最大50000円まで YouTubeのライブ配信者に投げ銭を送ることができます。

また最近では「SuperThanks」という機能もあります。

これは ライブ配信 じゃなくても、通常 動画に投げ銭ができる機能です。

1日最大500米ドルまで YouTube のクリエイターに支援することができます。 

メリット

  • ファンと交流できる 
  • 配信の仕方によっては赤札(高額チャット)を受け取ることもできる 

デメリット

  • チャンネルの収益化の基準を満たす必要がある 
  • 事前の告知や集客力が必要 
  • スーパーチャット(投げ銭)は全額もらえるわけではない
  • コンテンツとの相性もある 

スーパーチャット単体で稼ぐために YouTube を始める人はあまり多くないと思いますが、ライブ配信と相性の良いゲーム実況者やVtuberなんかは、 チャンネル登録者数がさほど多くなくても高額チャットである赤札を獲得することで大きく稼ぐことも可能です。 

数時間ほどのライブ配信で200万〜300万円稼ぐ方もいるようですが、誰でもできることではないかなと思います。

というのも、スーパーチャットの本質は「応援」です。

熱狂的なファンを持たない YouTube 初心者であれば、ライブ配信への集客もままならず人が集まらない可能性があります。

またスーパーチャットとは送られた金額がそのままもらえるわけではなく、 YouTube では70%の割合で配信者の稼ぎとなります。

ライブ配信と相性の良いチャンネルテーマだったりライブ配信の内容でなくては、なかなか投げ銭は集まらないでしょう。

メンバーシップ

YouTube の収益化スタイルの一つとして「メンバーシップ」があります。

分かりやすく言うとYouTubeを使った個人のサブスクコミュニティといったところでしょうか。

YouTube のチャンネルページから「メンバーになる」ボタンでその YouTube チャンネルの月額会員になることができます。

サブスクの金額は月額90円から最高12000円まで設定することができ、レベルを分けてメンバーに特典を提供することもできます。

メリット

  • 継続安定収入につながる
  • ファンとの距離感が縮められる
  • メンバー数が多いと侮れない金額になることも 

デメリット 

  • 知名度がないとメンバーが集まらない 
  • 一般公開との線引きが難しい 
  • 初心者には不向き 

メリットとしては継続的にサブスク課金があるわけですから、安定収入につながる可能性があります。

動画が再生されようがされまいが、 月額課金なので関係ありません。 

仮に月額を安く設定しても、メンバー数が多くなれば大きく稼げる可能性も。

さらに、 YouTube アルゴリズムに則った一般的な内容ではなく、 ファンに刺さるコアな内容を発信できるためファンとの距離感を縮められるメリットもあります。

一方で、有料コミュニティがゆえにコンテンツの切り分けが必要ですが、一般公開のコンテンツとの線引きが難しい点も挙げられます。 

「情報」自体の価値が薄くなってきた昨今、【メンバーシップ限定の有料級動画】というような切り分け方ではあまり意味がありません。

サブスクを払ってでも参加するべき価値はコミュニティとしての「つながり」です。

そう考えると、ある程度ファンを抱えたチャンネル運営者でないと「メンバーを集めること」 や「コミュニティの価値」が確立しにくいのも事実です。 

企業案件

チャンネル登録者数をある程度持った運営者、、、つまりインフルエンサーにはその知名度や影響力を目的に企業から案件の依頼が来ることもしばしばあります。 

例えば私のチャンネルなんかで言えば、レンタルサーバーやドメイン販売会社、ウイルスセキュリティソフトなんかの企業案件がきたりします。

このように自分のチャンネルにマッチした案件の紹介を企業から依頼され、動画内で紹介するんですね。

メリット

  • 商品提供を受けられる 
  • 一回でまとまった金額が稼げる 

デメリット

  • 登録者数が少ないと依頼は来ない 
  • 報酬は登録者数によりけり 
  • 宣伝は嫌われる 

こちらはそんなに大きなメリットとは言えないかもしれませんが、企業案件では紹介するための商品やサービスの提供を受けることができます。

また案件の紹介動画を一本作るだけである程度まとまった金額が稼げるのもメリットの一つかもしれません。

しかし企業案件の単価はチャンネル登録者数によりけりです。 

企業案件動画の単価は(チャンネル登録者数×1〜1.5円)と言われており、チャンネル登録者数が仮に5万人だった場合、一本5万円〜7.5万円ほどになります。

また案件依頼はチャンネル登録者数の少ない時期にはほとんどくることがなく、私も初めて依頼が来たのは5万人あたりだったような気がします。 

私の場合は企業案件が来てもほとんどお受けしないのですが、その一番の理由が【視聴者の宣伝動画嫌悪】です。

割と企業案件などの宣伝動画は、低評価がつきやすくチャンネル登録の解除も行われやすいです。

上記の理由を全て加味したとしても、ある程度チャンネルが育ち、知名度や影響力を持ってから取り組むべき収益化スタイルだと感じます。 

一般的な広告収益目安 

YouTube を使ったマネタイズといえば 広告収益が最もオーソドックスではないでしょうか?

収益化ラインに 到達したら、広告収益の対象になるので、どんな戦略でやっていたとしても、併用してもらえるならもらっておいた方がいいでしょう。

ちなみに、実際にYouTuberとして活動している人は、どれぐらいのチャンネル登録者数で、どれぐらいの再生数で、いくらぐらい稼げているのでしょうか?

日本国内だと YouTube 収益が高いのはエンタメ系のチャンネルが多いです。

皆さんも一度は目にした事のあるFischer’s-フィッシャーズ、東海オンエア、ヒカキンが三冠を飾っています。 

こちらは2023年7月時点での YouTuber 収入ランキングです。

年収で行くと 3億円弱〜 5億円強のレンジですね。 

そう考えると、 1再生あたりの広告収益は0.3円〜0.4円の間ということになりますか・・・。

「こんなに広告単価が安いなら自分には稼げるのだろうか?」

「そんなに再生数取れるかな?」

 こう思いましたよね。

戦略次第で、初心者でも初月から月に5万円〜10万円の即金を得ることができます。

例えば、 このようにチャンネルを開設してから翌月にはすぐに収益化条件に達し、 即金で広告収益を得ているメンバー もたくさんいます。 

私自身も、 マネタイズのメインは広告収益ではなく自分の商品を販売する方向ですが、

広告収益もバカにできません。

どれぐらいかというと、チャンネル登録者数が10万人いなかった頃でも、 YouTube広告収益だけで月に約150万円程はありました。

一般的に言われる1再生数あたりの収益は0.1円〜0,3円などと言われているのですが、私のチャンネルでは1再生あたり1円以上あるでしょう。

動画によっては2円とか、高いもので 1再生 4円のものもありました。

参入するジャンルや、どのようなクオリティの動画コンテンツなのかによって広告単価はかなり変わってくるのです。

広告収益以外のおすすめマネタイズ戦略 

すぐに手に入る即金と、資産性の高いストック収益は真逆に位置する性質のものです。

広告収益以外のマネタイズ戦略の代表格は、自分の商品や サービスを販売する「独自商品販売戦略」です。

例えば、自分が経営している実店舗にお客さんを集客するのもそうですし、

デジタルコンテンツを作って、YouTube経由でコンテンツ販売するのもそうです。

YouTube を使った独自商品販売戦略のメリット

  •  価格を自分で決められる
  •  販売時期を自分で決められる
  •  個人でも高単価商品が売れる

一方 デメリット

  • 時間がかかる
  • マルチスキルが必要

このあたりにあります。

しかしデメリットの方は大丈夫!

「マネタイズ までにお金がかかる」 については戦略次第で、初期の頃は広告収益を即金で得る方法もあります。

 また「マルチスキルが必要」については、 このスクール内で全て身につけていただけるよう授業コンテンツや勉強会、そしてイベントなどの「体験」をご用意しています。 

ちなみに当校でおすすめするメインのマネタイズは 「YouTubeを使った独自商品販売戦略」の方です。

なぜなら、収益性が高く、発信者自身のブランディングが確立され価値が高まれば、 商品ラインナップの拡張性は非常に高いものがあるからです。

YouTube を使って独自商品販売戦略1本に絞ったメンバーの収益を少しみてみましょう。

念のため 補足ですが、彼らは元々大きく稼いでいたメンバーではありません。

ほとんどゼロベースの状態から、当オンラインスクールに入学しYouTubeを使って集客し 自分の商品やサービスを販売して大きな収益を立てられました。 

どの方も、だいたい入学してから1年以内には、最低でも月100万円。

そしてそれにプラスして、 収益のベースとなるエバーグリーンの構築により自動収益を作れるようになっています。 

この一連の流れこそまさに、YouTubeビジネスの学校の真骨頂だと言えます。 

まとめ

要点だけをまとめます。

  • YouTube のマネタイズ方法は多岐にわたる 
  • 広告収益は1再生あたり 0.3円程度
  • 広告収益だけでずっと稼ぎ続けるのは大変
  • 戦略次第で初心者でも広告収益で即金を取れる
  • 最終的には自分の商品を販売するべき
  • 「YouTube×自分の商品」なら1年以内に月100万を十分に狙える 
  • 自分の商品を販売すればさらに大きく稼ぎつつ継続的に収益が生まれる仕組みも作れる

広告収益で即金を取りながら稼ぐ戦略と、自分の商品を販売することを目的に運営する YouTube の戦略は少し違います。

この辺りは後の授業でかなり深堀って伝授しますので、 チャンネル立ち上げの際に熟考してください。

YouTube運営で失敗する人・大きく稼いで成功する人

 ここでは、YouTube に参入しても失敗してしまう人、 そして大きく稼いで成功する人の違いについて徹底解説していきます。

先に1つ言っておきますが、 全くの素人で独学でYouTubeに参入しても99%の人が3ヶ月以内に確実に挫折して撤退します。

なぜなら、出す動画すべて「再生回数13回」など、 やる気を失ってしまうようなエンゲージメントしか取れないからです。

それにはちゃんとした理由があり、解決するための確かな戦略もあります。

この授業で「自分が失敗する側の人間ではないか」チェックし、もし 該当するようなら成功者のやり方を模倣するべきです。

そうすることで、動画のエンゲージメントもついてきてモチベーションも高まり、売り上げ もついてきます。

YouTubeで1円も稼げず失敗してやめてしまう人の特徴 

1:独学で適当に運営してる 

まず、独学で適当に運営している人でうまくいってる人はほとんどいません。

それができるほど YouTube は簡単ではないし、そんな人は全人口の1%未満の天才です。

そもそも YouTube というプラットフォームの中には300万人の発信者がいると言われています。

その中で、素人が感覚で作った動画を熱心に見てくれる視聴者はどれぐらいいるでしょうか?

その300万人の中には、しっかりノウハウを学んで真面目に ビジネスとして 動画投稿している 競合もいるわけです。

当たり前ですが、素人が独学で適当に動画を投稿して勝てるわけがありません。 

今はコンテンツが溢れており 視聴者の可処分時間の奪い合いなわけです。

視聴者が見る動画を選ぶとき、しっかり戦略の練られた競合の動画を見るか、なんだかわからない素人の動画を見るのか、 同じ10分なら 前者を選ぶ はずです。

実際に 当スクールのメンバーでも、入学前に独学で自分なりにYouTube 運営をしているメンバーは何人もいました。

しかし、どのメンバーにも話を聞いてみると、

  • 動画の再生回数は回らない
  • チャンネル登録者は増えない
  • 広告収益も大したことない
  • 自分の商品も売れない 
  • どうするのが正解なのかわからない 

みんな共通してこう答えました。

どうするのが正解なのかわからないから、素人なりに当てずっぽうで色々やってみるのですが、 やはりそんなに甘くはありません。

では、実際に当スクールでマーケティング や YouTube の指導を受けたメンバーはどうなっていったのか?

例えば、金井さんは入学する前の売り上げは 月に10万円あるかないかぐらいだったそうです。

それが、 入学してたった 2年で月に1500万円稼げるぐらいにまでなりました。

これはYouTubeを使った集客を学んだことと、 商品制作のスキルがついたからです。

実際に マーケティング ノウハウを生かして YouTube 運営を行ったところ、 入学前 2000人だったチャンネルは5倍の1万人にまで成長しました。

しかも 彼女の ジャンルは「教員採用試験」というものすごく狭いジャンルです。

それで1万人というは、快挙です。 

このノウハウを生かして現在は別ジャンルにも挑戦中。

 今後もどんどん売り上げが伸びていくでしょう。 

こちらのめぐみさんも、入学する前まではなんとなくでYouTube 運営していました。

感覚でなんとなく運営しているわけですから、 一本一本の動画の反応も良くなく、 売り上げにもなかなか結びつかなかったとか。

しかし 当スクールに入学してから1年後には月収220万円を達成し、 1年4ヶ月後にはちょっとした企画で170万円という 売り上げを上げています。

チャンネル登録者も6倍に膨れ上がり、 メルマガ登録者も 6倍、イベント 集客数も 7倍まで膨れ上がりました。 

現在、彼女のチャンネルには多くのファンがついており、 めぐみさんの話を真剣に聞きたい 視聴者が集まっています。 

ひとみんさんは50代の主婦の方。

さまざまな高額 スクールを点々としている中で、 「とりあえず発信しなさい」という抽象的なアドバイスしかもらえず、 やはりふわっと YouTube 運営している状態でした。

情報発信 全体のコンセプトメイキングから、ペルソナの明確化、 クリアになったペルソナ へ の 正しい価値提供をを行った結果、

当スクールに入学して1ヶ月後にはひと月で122万円の売上が上がりました。

グラフを見ていただければ分かるように、企画を打っていない 通常 月の売り上げも かなり伸びています。

こちらのじゅん さんは、 うちのスクールに入った時にはまだ1円も稼げていないメンバーでした。

まだ何をしたらいいか分かっていない段階だったのですが、 Instagram に挑戦しフォロワー数 14万人という実績を作ってから YouTube に参入しました。

売上自体も入学してから、このように右肩上がりで上がっていき、 2024年の3月には初めて自分の商品をローンチしました。

コンセプトをしっかり決めて YouTube で視聴者に価値提供し続けた結果、 一撃で120万円近くの売上が上がっています。

まったくの初めてのチャレンジで、これもすごいことです。 

他にも YouTube 経由で 情報発信をし メルマガ読者 6000人以上抱えているメンバーもいれば、 チャンネル開設して翌月にはすぐに収益化し、 広告収益だけでも5万円〜10万円稼いでいるメンバーは複数います。 

残念ながらこれは、適当な指導や思いつきや独学で、できるようなことではありません。

2:計画性がなくテーマがあいまい 

YouTube 運営で失敗してしまう人は、計画性がなくテーマが曖昧です。

先ほど 独学ではなかなかうまくいかないと話したのは、 ここの問題が大きいです。

そもそも マーケティングの基本として「 誰に 何を どうやって」価値提供するのかという基本概念があります。

チャンネルを立ち上げる前に 初期設計を怠ると、

  • 誰に向けてのコンテンツなのかもあやふやになり
  • 何を提供したらいいのかもわからず
  • どうやったら刺さるのかも分かりません 

当スクールのマーケティングフローの中で最も重要視しているのが初期段階で行うビジネス設計です。

YouTube に限らず ほとんどの稼げない人は、この初期段階でのツメが非常に甘い。

なんとなくふわっと 

  • 美容系のチャンネルやってみようかな
  • お花が好きだからお花の発信してみようかな 
  • 自分の子が発達障害だから発達障害の発信してみようかな
  • 私は子育て中だし子育ての発信してみようかな 

こんなふうに スタートしてしまうんです。 

それで、チャンネルの中で出す動画は

  • ヨガの動画を出してみたり
  • お肌にいい料理の動画を出してみたり
  • 道に咲いてるお花を映すだけの動画を出してみたり
  • 発達障害について自分の思うことを話してみたり
  • 子育てしている日々の日常を発信してみたり 

こんなふうになってしまうんです。

「それの何がいけないかって?」

では、聞きます。

ちょっと辛辣かもしれませんが、心して答えてみてください。

  • そのチャンネルテーマ…本当に需要ありますか?
  • あると答えた人、それ…どうやって調べましたか?
  • あなたが「需要ある」と思い込んでるだけではないですか?
  • もし 需要があるとして、そのチャンネルでユーザーが求めているコンテンツは本当にそれですか?
  • そもそもそのチャンネル テーマがターゲットとしているユーザーはどんな人物ですか? 
  • その動画をみたら視聴者にどんなメリットがあるんですか?
  • 結局そのような動画を出した先にどんなマネタイズ 戦略があるんですか? 
  • その運営方法で本当に稼げるんですか?  

こういうのをしっかりとした “客観的データに基づいて” 計画を立てるのが「ビジネス設計」です。

ちなみに、冒頭で紹介したメンバーも全員、入学前はこんな感じでした。

「それを計画性を持ってテーマや コンセプトを明確にしたことで、結果が大きく改善した」

これこそが正真正銘の事実であり、 計画性がないとYouTube 運営に失敗する確固たる理由です。 

初期段階で設計をすることにより

  • テーマやコンセプトが明確になり、そのチャンネルの価値が何なのか クリアになる
  • ターゲット視聴者がクリアになるから、どんなコンテンツを作ればいいかわかるようになる
  • 刺さる コンテンツが作れるとエンゲージメントが高くなる
  • エンゲージメントの高いチャンネルは YouTube おすすめ されやすくなる
  • ペルソナ が明確になるとコンテンツに統一感ができてくる
  •  統一感ができてくるとブランディングが強化される
  •  統一感ができてくると SEO に強くなる
  • ブランディングが強くなるとファン化が 促進される
  • ファン化すると 購入するための条件が無効化される
  • ファン化すると競合より高単価でも商品が売れる 

だから成功するんです。

3:コンテンツの入り口が魅力的ではない 

YouTube に限らず Web のコンテンツは入り口が命です。

YouTube でいうと、サムネイルとタイトルが「その動画が伸びるか伸びないかの生命線だ」といっても過言ではない。 

YouTube が伸びない人は決まって サムネイルがダサかったり、タイトルが適当だったりします。

これだけたくさんのコンテンツがある中で、人々はスマホの 狭い 画面の中 たくさんのサムネイルをスクロールして見ています。

 スクロールしている段階では、早すぎてタイトルなんて読んでいません。

 まずは サムネイルの印象でその動画の視聴を決めているんです。

もしそれが魅力的じゃなかったら?

速攻スクロールされて飛ばされてしまいますよね。

 次に見られるのが タイトルです。

タイトルには SEO の効果もありますから、 セールスライティングとコピーライティングを駆使して ロジカルに考えるべきです。

それなのに多くの人はこんなタイトルをつけてしまいます。

今日の私の1日「楽しかったけど疲れたな」

みたいな意味不明なものです。

残念ながら 何の SEO キーワード対策もされていませんし、 人々はそのトピックについて知りたいと思っていません。

なぜなら、その人はまだ何者でもなく 有名人でもなんでもないのですから。

サムネイルやタイトル作成には、コピーライティングとセールスライティング、 SEO の知識が必要です。

それにプラスして YouTube 内での競合リサーチのスキルもいるでしょう。

サムネイルとタイトルを変更するだけで動画が爆伸びすることはよくあります。

それぐらい大事なパーツ なので、 ここがうまくできない人も YouTube で成功しにくいでしょう。

4:コンテンツの中身が低品質 

コンテンツの中身が 低品質なのも、当然ですが YouTubeで失敗します。

なぜなら 低品質な動画は視聴維持率が低くなり、チャンネル内の回遊率も低くなり、そのシグナルは YouTube 側にもキャッチされ、チャンネル自体が 「低品質だ」と評価を受けることになります。

そのようなことになれば YouTube 側としては、レコメンド(おすすめ)することもなく、

外に広がらなくなりますから、余計に動画が見られなくなります。

では、低品質の定義とは何でしょうか? 

  • チャンネルテーマとかけ離れた動画 
  • ゴールが不明瞭な動画
  • 価値が不明瞭な動画

このような動画の場合、 動画の冒頭で離脱したり、チャンネル登録の解除が起きたり、 エンゲージメント(いいねやコメント)の低下を招きます。

そうなってくるとどうでしょうか?

もうYouTube をやる モチベーションがなくなってきませんか?

モチベーションの問題だけではなく、 ビジネスとして運営するからには価値の提供が基本中の基本です。

では、価値とは何か?

先ほどの低品質の定義と真逆のことです

  • チャンネルテーマに沿った動画 
  • ゴールが明瞭な動画
  • 価値が明瞭な動画

5:PDCA が回せない 

YouTube 運営で失敗する人は PDCA が回せない人です。

YouTube は 初期設定である程度、仮説を立てながら、動画コンテンツを出しつつさらに高い価値を提供するために チューニングしていくことが必要です。

  • この動画は、いいねの数が多かったな… なんでだろう
  • もしかしてこのテーマがうちのチャンネルの視聴者には響く内容なのかも
  • では、次の動画もこのテーマを別の角度で話してみようかな

といった試行錯誤が必要なんですね。

このあたりは YouTube アナリティクスの見方を覚えるとか、 マーケティング的なところで行くと「 AB テスト」や 「視聴者とのコミュニケーションで得られるデータを活用する」などがあります。

もちろんこの辺りもこのYoutubeビジネスの学校で、全て教えていきますのでご安心ください。

さらに、動画投稿の更新頻度をルーティンワークにする必要があります。

失敗する人の多くは YouTube を出したり出さなかったり、 その投稿頻度にも波があります

特にチャンネル開設の初期段階では、 一定リズムで動画を更新する必要があります。

なぜなら、まだそのチャンネルにファンがついていない状態であり、それを新しく作っている段階ですから、

「動画の更新が1週間に2本の時もあれば 1ヶ月空いて 月に1本の時もある 」

みたいな変動性は、 見ている方にもそのチャンネルに対して習慣がつかなくなってしまいます。 

規則性を持って動画を投稿することで、 正しいデータを得ることもできますし、 それを元に分析して チューニングすることができますね。 

6:続かない

そして最も多いのが、「そもそも続かない」ということです。

YouTube 運営にチャレンジしても90%以上が 3ヶ月以内に消えていく。

これは 断言します。

だからこそ 継続できれば 残り10%に食い込むことができる、 いわば イージーゲームです。

でもきっと、これを聞いているあなたは「続けることがどれぐらい難しいか」まだ分かっていません。 

そして続けられない一番の原因が、今まで1番〜5番で話してきたこと全てです。

  •  YouTube が再生されない
  •  YouTube にいいねやコメントがつかない

 それはどうしてか?

独学でやっており正しいビジネスプランニングができていないから。

サムネイルやタイトルがダサくてそもそも クリックされないから。

  • 全然 チャンネル登録者が増えない

それはどうしてか?

それはコンテンツの中身が 低品質だから、 YouTube におすすめされてないから。

そして独学で適当にやっているものだから、どの数字が大事な数値なのかわからず PDCA も回せない。

だからチャンネルのボトルネックを見つけることができず 改善もできない。

その上…

本業があって時間がない中、

  • ネタを見つけるのも一苦労
  • 台本を書くのも一苦労
  • 休みの日は撮影で丸潰れ
  • それなのに全く伸びない 

能力的にも体力的にもヘトヘト。

 これで90%以上の人が3ヶ月以内に脱落します。

 大事なことなのでもう一度言います。

“確実に” 参入者の90%以上が3ヶ月以内に脱落します。 

まとめ:大きく稼いで成功する人は・・・

ここまで失敗する人の特徴を6つ上げてきたので、大きく稼いで成功する人の特徴はもうお分かりでしょう。

その真逆の人です。

  • 正しい知識をプロから学んでおり
  • しっかりとビジネス設計を立ててからチャンネル解説をしており
  • SEO やコピーライティングを駆使して魅力的なサムネとタイトルを作っており
  • ペルソナ設定や顧客分析から動画内で求められる価値を提供しており
  • 数字を伸ばすために 分析と チューニングを行っており
  • それを継続するためのモチベーションとタイムマネジメントを知っている 

こういうことです。

そして、その全ての要素をこのYoutubeビジネスの学校では、習得してもらいます。

  • ビジネス 設計
  • チャンネル設計
  • SEO 対策
  • YouTube のアルゴリズム 
  • 最適な撮影環境の指導 
  • 魅せる表現と撮影方法 
  • KYOKO流YouTube 動画編集技術 
  • 伸びる・稼げる企画の立て方
  • 質の高い動画のための台本作り 
  • YouTube アナリティクスの使い方
  • YouTube でのブランディング 方法 
  • YouTube で使える心理テクニック 
  • YouTube タイムマネジメント 
  • 自分の商品の作り方
  • 商品の価格設定
  • YouTube からのリストビルディング
  • リストマーケティングの方法
  • 一撃必殺 プロダクトローンチの方法
  • 完全自動化 エバーグリーンローンチの方法 
  • 売れる LP の作り方
  • 決済方法の全て 

これを習得することで、 ふわっとしたテーマは明確になり、届けたい人に高い価値を提供することができるようになります。

高い価値を提供することができるようになると、動画にはファンがつき、 視聴者にとってみればあなたは芸能人のような存在になります。

人は知らない人より知っている人 、知っている人より好きな人から物を買います。

あなたがもし 視聴者にとって 芸能人のような推しの存在になっているのであれば、

 相場より高単価な商品も飛ぶように売れていくでしょう。

 その頃には チャンネルも育ち広告収益も入ってくるかもしれませんね。 

YouTubeチャンネル開設の下準備:初期設計を徹底しよう

   ここでは YouTube チャンネルを立ち上げる前の初期設計について授業します。

これってほとんどの 初心者ができていないことです。

こんな質問…多かったです。

  • 「本当にいい動画の内容を考えられるかな?」
  • 「他のチャンネルとどう差別化できるの?」
  • 「視聴者が何を求めているのか、どうやって把握すればいい?」
  • 「本当に稼げるの?」

これは、最初に初期設計をきちっとしておけばおのずと答えが出てきます。

「あなたの好き」を発信すれば稼げる世界ではない

チャンネルを立ち上げる際にこんな理由で作ってしまってませんか?

  • 自分が看護師だから病気について発信する
  • 自分の子供に障害があるから障害についての発信をする
  • 料理が好きだから料理の発信をする 

こういう単純な考えでスタートしてしまうのは「戦略」とは言いません。

まずはこのステップで考えてみよう!

  1. 自分の得意・好き・興味の重なる部分やいくつかでも当てはまるジャンルを考えてみる
  2. そのジャンルに需要があるか調査する
  3. 自分のペルソナは誰か明確にする
  4. ライバルと違った切り口を考える 
  5. マネタイズを考える

自分の得意・好き・興味の重なる部分や、いくつかでも当てはまるジャンルを考えてみる

そもそも 全く好きでもなければ 興味のないことを発信し続けるのは不可能です。

ビジネスはYouTube に限らず全てそうですが、継続してコンテンツを作り続けることが最も重要だからです。 

  • 努力しなくても人よりちょっとできてしまう得意分野
  • 時間を忘れるほど 没頭してしまう好きな分野
  • これから勉強・学習したいと思う興味の分野

全部当てはまるジャンルは無理だとしても、当てはまる項目が多ければ多いほどいい。 

努力しなくても人よりちょっとできてしまう「得意分野」であれば、早い段階で結果が出始めるので面白くなって継続しやすくなります。

 時間を忘れるほど 没頭してしまう「好きな分野」は、 上達の進度が早くなります。

 「好きこそものの上手なれ」 ですし 「努力は夢中に勝てません」

これから勉強、学習したいと思う「興味の分野」では、 考える力が発揮されて熱心に研究した結果、工夫するはずですから、人と違った評価を受けるかもしれません。 

人から評価されるとどんどんやりたくなりますよね! 

「稼げそうだから」とか「なんとなく今の生活の中で話せそうなこと」とか、

そもそも テーマ などの初期設計をすっ飛ばしてとりあえず何でもいいから動画を撮ってみる…

みたいなことをしても、残念ながら数字がついてこないので モチベーションが続かず長くて3ヶ月でドロップアウトするでしょう。 

YouTube 運営に限らずビジネス全般…いえ、人生全般に言えることですが、

ノウハウ や テクニック よりも 99%はメンタルで決まります。 

  • 楽しんでできないことは続きません。
  • 出口の見えない道は走れません。
  • 興味のないことも続きません。

だからこそ!この初期設計で大元となるジャンル選びは、 なるべく自分が楽しんで 継続 できそうな分野を選ぶべきです。

とはいえ、自分が楽しんで継続できても、稼げなくては意味がありません。

楽しんで継続できつつ稼げるジャンルの選び方を次の章から説明していきます。 

そのジャンルに需要があるか調査する

稼げるかどうかは、そのジャンルに需要があるか?によって決まります。 

まずはそのジャンルキーワードで YouTube 検索してみてください。

① まずは代表的なキーワードで検索

② 「フィルタ」から絞り込み検索する

③ 検索フィルタを「今月」に指定

すると、このキーワードに関連する「今月」投稿された動画が一覧で見れます。

この時の再生数があまりに少ないジャンルは、そもそも需要があるのか疑うべきです。

他にも検索フィルタを「チャンネル」にすれば、そのジャンルでの登録者のアベレージがだいたいわかります。

たとえば「投資」なら、

  • トップ層で50万人前後
  • 中間層で15万人前後
  • 下層で5万人前後

だとわかります。

これくらいの規模感があるということは、客観的にも世間の需要があることがわかりますよね。

他にも、ジャンルキーワードの検索ボリュームをみてみましょう。

これはキーワードプランナーを使っていますが、Uberサジェストでもラッコキーワードでも構いません。

そのキーワードが月間でどれくらい検索されてるか?がわかりますので、

その数値が高ければ、需要も大きいということになります。

ちなみにキーワードの大きさは

0〜1000:スモールキーワード

1000〜10000:ミドルキーワード

10000〜10万以上:ビッグキーワード

と言われています。

自分のペルソナは誰か明確にする

どんなジャンルやテーマでやるのか決めるのと同時に、「誰に」その情報を届けるのかを決めなくてはいけません。

同じジャンルの中にもいろんな悩みを持った人がいます。

  • 男性なのか女性なのか
  • 低所得者なのか高所得者なのか
  • 悩みが浅い人なのか深い人なのか

といった具合です。

それらすべての人達に情報を届けようとすればするほど、まあるい抽象的な発信になり誰にも刺さらないフワッとしたチャンネルが出来上がります!

そこでやるべきが「ペルソナ設定」です。

ペルソナ設定とは、自分が参入する市場の中にいるターゲット顧客の中で最も一般的な人物のこと指します。

自分のお客さんが誰なのか 定めるには、 タカの目( マクロの視点)と ヘビの目(ミクロの視点)で 考えていきます。 

タカの目で考えることを ターゲティング

ヘビの目で考えることを ペルソナ設定と言ったりします。 

まずはタカの目で、高いところから全体を見渡します。

例えば、市場の中にどんな人たちがいるのか?全体像を出してみます。

これをセグメンテーションと言います。 

セグメントの切り方は色々あります。

  • 人口統計分析のデモグラフィック
  • 地理的変数のジオグラフィック
  • 心理的変数のサイコグラフィック
  • 行動変数のビヘイビアル

など。

今回は「デモグラフィック×サイコグラフィック」で全体を俯瞰してみました。

全体俯瞰したら、今度はそれぞれのニーズを考えてみます。

今回は20〜30歳男性で「リスクを積極的にとっても大きく増やしたい」層のニーズを考えてみました。

おそらく彼らの胸の内はこんな感じでしょう。

  • 高いレバレッジ 
  • リスクよりリターン優先 
  • 短期間で大きく稼ぎたい

この層を全体からターゲットとします。

これをマーケティング用語で「ターゲティング」といいます。

ターゲティングした中から、一般的なユーザー 1人をイメージして洗い出してみましょう。

例えば 今回で言えば 27歳の山田太郎さん。

まだ独身で一人暮らしをしています。

年収は400万円で、ネットゲーム や SNS、 YouTube などの動画を常にみています。

休日はずっとスマホを片手に、 これらのことで時間を潰している人 結構いますよね。

そして、そんな彼は次のような悩みがあります。

  •  いっぱい稼いで起業してみたい
  •  同期がどんどん昇進していく中で焦っている
  • もっとたくさん稼いで自由にお金を使えるようになりたい
  • 経済的に自立してそろそろ結婚もしたい 

いかがでしょうか?

ターゲティングした20〜30歳の男性で 「リスクを積極的にとっても大きく増やしたい」という心理的変数を持っているユーザーであれば、

こんな人物が割と一般的かと思います。 

「たった一人の人物に向けて 情報発信 するなんて、 リーチが狭すぎるのではないか?」

こんなふうに不安になる人もいるかもしれません。

しかし、それは間違いです。

 一人の人が悩むことは100人の人が悩むことであり、 ペルソナを定めてもその周辺 ユーザーも必ずあなたの情報に興味を示します。

例えば、 スーパーに買い物に来る ペルソナは多くの場合「主婦」だと思うでしょう。

「3人の小さな子供がいる 田中恵子さんという主婦」

 仮にそうだったとしても 実際に買い物に来るのは、 

  • 会社帰りのサラリーマン
  • 近所のお年寄り

など、主婦以外の人も顧客となり得ます。

ですから、ペルソナをはっきりさせることによって、リーチが狭まるなんていう心配は無用。

逆に自分の発信 テーマを尖らせるために必要なことです。 

話を戻して…もし「投資」 というジャンルの中で、 このペルソナをターゲットにするのであれば、私なら投資の中でも FXや仮想通貨 を選択します。

ペルソナを明確にしたことによって、 ペルソナの求めている「ハイリスクだけどハイターン」 に寄った情報を細かいところで意識できます。

  • 動画のネタ
  • 動画の見せ方
  • 話し方

どれをとっても ペルソナ である 山田太郎さんに向けて作ることによって、情報発信にブレが生じなくなります。 

ライバルと違った切り口を考える 

需要の強い市場には必ずライバルがたくさんいます。

逆にライバルがいない市場は、そもそも需要がなかったりするんですね。

そこで、ライバルと大元のジャンルは一緒でも違った切り口で発信していくことを考えていかなくてはいけません。

例えば、

  • いつ行うものなのか
  • どこで行うものなのか
  • 誰に向けてなのか
  • どんな方法で 行うのか
  • なぜ行うのか 

こういったところはそれぞれの発信者によって違うはずです。

例えば、私であれば「副業 ・起業」 などのビジネスにまつわるジャンルで発信しているわけですが、

  • いつ→時間を選ばずにできる
  • どこで→ 場所を選ばずにできる
  • 誰に→ 経済的自立をして自由になりたい人へ(過去の自分)
  • どんなふうに→ WEB スキルを身につけてあらゆる オンラインビジネスを可能に
  • なぜ→ 過去の自分と同じような人を救うため 

このように私独自の色が出ているので、同じジャンルの情報発信者とまるで一緒ということはないはずです。

このようなスタンスが決まっていると、自分のポジションも明確になってきます。

例えば、私であれば時間も場所も選ばずに最小の労力で最大の利益を生み出すことをテーマに掲げているわけですから、

せどりなどの物販やポイ活などのお小遣い稼ぎみたいな稼ぎ方を推奨することはありません。 

基本的に資産性が高くレバレッジの効くビジネスを推奨するポジションを取っています。

でもこれは 「せどり などの物販やポイ活などが悪い」と言ってるわけではなくて、

あくまでも私は!私のスタンスとしては、推奨しないというポジションを取っているというだけのことなんです。

ですから、私のスタンスに賛同したユーザーは チャンネル登録をするでしょうし、

私の理論に納得できない人は、そうではない発信者のチャンネルのファンになるでしょう。

しかし、こうして自分の立ち位置をはっきりさせておくことで、自分独自の色が際立ち、 ポジショニングが確立されるんです。

他にも、例えば投資ジャンルで発信するのであれば、あなたのスタンスはどんなものでしょうか?

  • 必ずレバレッジは10倍以上かけないと意味がない
  • ドル円の取引が専門
  • スキャルピングメイン 

でしょうか?

あるいはその逆で

  • レバレッジは 必ず低めで行う
  • ドル円とポンド円を取引する
  • デイトレードがメイン

でしょうか?

こうした スタンスの違いによって、

  • いつ行うものなのか
  • どこで行うものなのか
  • 誰に向けてなのか
  • どんな方法で 行うのか
  • なぜ行うのか 

これらの話の内容も変わってきますよね?

ポジショニングでライバルと違った切り口を見つける方法もありますが、

ジャンルや発信テーマ自体を工夫して小さな領域の専門家になることで 差別化する方法もあります。

ジャンルを絞る

ジャンルをずらす 

ジャンルを掛け合わせる

絞る

投資の中でも FX、 FX の中でも スキャルピング

ずらす

投資ではなくて「資産形成」にする

※ すると 抽象度が増すので様々な投資法を取り扱わなければならなくなるが

掛け合わせる

 投資と節約

 投資と副業

など、 親和性の高い別ジャンルを掛け合わせる

このようにして 同一テーマでたくさんのライバルがいたとしても、自分だけがキラリと輝くような差別化をしていくとファンがつきやすくなります

マネタイズを考える

商売の基本は、マネタイズから逆算して組み立てることです。

売り物を何にするのか?

それによってどんなコンセプトのチャンネルにするのか?戦略が変わりますよね。

何度も言うように YouTube であろうが何だろうが Web の世界には 売り物は 2つしかありません。

  • 他人の商品を販売するか
  • 自分の商品を販売するか

このあたりは、 YouTubeで稼ぐなら一度は耳にしたことがあるマネタイズ方法ですよね。

こっちはいわゆる「他人の商品を販売して稼ぐ方法」あるいは「自分以外のなにか(プラットフォームなど)に依存して稼ぐ方法」

「自分の商品を販売して稼ぐ」となると、こっちです。

独自商品とは、デジタルコンテンツや、オンラインスクールなどの “サービス”もそうですし、美容室など事業への集客もここに入るかもしれません。

別にデジタルじゃなくても、物理的な商品を持ってる人もここに該当します。

なぜ売り物を先に決めないといけないのか・・・?

それは売り物によってチャンネルの運営戦略が変わるからです。

たとえば、

  • 広告
  • 企業案件
  • スーパーチャット

あたりでマネタイズするとすれば、最も重要な指標は「登録者」「再生数」です。

登録者と再生数を増やす方向性でチャンネルを作らなければいけません。

そうなれば、選ぶテーマも動画もネタも変わってきます。

例えば、Vlogとか時事ネタを取り扱うチャンネルのように広い分野で勝負する方向性です。

逆に自分の商品に分類される

  • 独自商品
  • メンバーシップ

で、マネタイズするなら「ファン化」が最も重要な指標になってきます。

登録者や再生数が取れなくても(もちろん取れた方がいいのだが)、濃いユーザーを集めることができれば収益はたつからです。

例えば、狭くても専門性の高いテーマでチャンネル運営する方向性です。

ちなみに私が初めて自分の商品を販売した時は、YouTubeのチャンネル登録者は600人でした。

もちろん再生数もそんなに多くなかったですが、初ローンチの売上は5分で768万円でした。

あまりにも申し込みが殺到したので慌てて5分で募集を終了したのを今でもよく覚えています。

発信テーマも今よりずっとニッチなものでしたが、それぐらい売上が上がるんです。

実際に登録者の多いチャンネルで、「商品を売れば売れるだろう!」と販売したところ全く売れなかったなんて話もよく聞きます。

だから見た目の数字じゃないんです。

ニッチで濃い内容を発信してれば、的が絞られるので数字は小さくなるけど、その分深く狭く刺さるわけです。

逆に、どうしても広く取ろうと思えば薄くなるものです。

薄いユーザーに、自分の商品(特に高単価商品)は売れません。

もちろん、広告でも独自商品でもマネタイズするハイブリッドスタイルも可能です。

実際に、当スクールでは、そのどちらも実現できてる方は多くいます。

また、順を追ってチャンネルのテーマを変遷・スピンアウトさせる方法もあります。

最初は、Vlogのように広く「認知」をとって、そこからスクリーニングをかけて専門性の高いテーマへ誘導し、独自商品を販売するなど・・・

他にもたくさんやり方がありますが、それは当校の授業でケーススタディを用意していますので、自分にあったスタイルを選択してください。

まとめ:事前準備で9割が決まる 

  • 得意・ 好き ・興味 の なるべく 重なるジャンルを選ぶ 
  • そのジャンルに需要があるかを調査する
  • ジャンル内の 直近 投稿動画に再生数がどれぐらいあるかを見る
  • ジャンル キーワードに検索ボリュームがどれぐらいあるかを見る 
  • 誰に向けてのチャンネル なのかを明らかにする 
  • 全体俯瞰→ 絞り込み→ ペルソナ設定で、たった一人に向けてチャンネルを立ち上げる 
  • ライバルと違った切り口でポジションを築く 
  • 「いつ・どこで・誰に・どんな・ なぜ」を自分のビジョンを元にライバルと ずらす 
  • ジャンルを「絞る・ ずらす ・掛け合わせる」で 差別化する 
  • 売り物は先に考えてからチャンネル運営を始める 
  • 広告などで稼ぐなら再生数が取れやすいチャンネル テーマで勝負
  • 自分の商品を販売するなら濃いファンを集められる専門性の高いチャンネルテーマで勝負 
  • テーマの変遷 や スピンアウトさせる方法も実はある 

こういったところでチャンネルの初期設計の5ステップをお話ししてきました。

最初の段階の計画というのは、後になってから練り直すのはとても難しいことです。

ある程度 チャンネルが育ったところで方向性を変えるとなれば新しくチャンネルを作り変えた方が早いぐらい… 

つまり…ここでお話しした5つの事柄を、最初にどれだけ綿密に徹底できるか? 

これでチャンネルの運命は9割が決まってしまうと言っても過言じゃありません。 

ジャンルやテーマ選び、ペルソナ設定は、 「生まれた国」ぐらいの土台のインパクトがあります。

同じ努力をしたとしても 土台によっては 150% 開花する場合もあるし、 10%しか報われない場合もある… そんなイメージです。 

YouTube を使ったビジネスを成功させるために、ぜひ!基礎の部分を徹底してくださいね

知らなきゃヤバい!質の高い動画とは?

ここで、いくつか高品質な動画の定義をしておきたいと思います。

これがわかっていないと、「いい動画」を作れませんよね。

私の個人的な肌感ともほぼ 一致していますが、ここは信憑性を担保するためにYouTube の公式である「YouTube Creator Academy」 を参照元として解説していきます。

https://www.youtube.com/creators

1. コンテンツの価値

  • 有益であること

動画が視聴者にとって意味があり、価値があること。


例えば、新しい情報や知識を提供したり、教育的な内容やハウツーなどがこれに該当します。

  • エンターテインメント性

 基本的に YouTube は エンターテイメントの場です。


視聴者が楽しめる要素が含まれていたり、ユーモアや感動的なストーリーがあると良いでしょう。

2. 技術的品質

  • 映像のクオリティ

 高解像度(少なくとも1080p)の映像、適切なライティング、安定したカメラワークが求められます。

  • 音声のクオリティ

 クリアでノイズの少ない音声が重要です。

外部マイクの使用や編集時の音声クリーンアップが推奨されます。

3. 編集のクオリティ

  • 視聴者にストレスのない編集

不要な部分をカットし、視聴体験が途切れないようにします。


適切なトランジションやエフェクトを利用して、視聴者の興味を引き、動画を最後まで見てもらうことが大切。

4. 視覚的要素

  • 魅力的なサムネイル

視覚的に引きつけるデザインであり、動画の内容を正確に反映したサムネイルは、クリック率(CTR)を高めます。

  • 明確なタイトルと説明

SEO(検索エンジン最適化)を考慮し、視聴者が検索しやすいキーワードを含んだタイトルと詳細な説明文をつけることが重要です。

5. 視聴者エンゲージメント

  • CTA(コールトゥアクション)

視聴者にコメント、いいね、シェア、チャンネル登録を促す呼びかけを動画内に含めます。

  • 視聴者との交流

コメント欄での積極的なコミュニケーションや、視聴者からのフィードバックを受けて動画に反映させるなど。

6. 一貫性

  • 定期的なアップロード

視聴者が次の動画を期待できるように、定期的にコンテンツをアップロードします。

  • ブランドの一貫性

チャンネル全体で統一感のあるテーマやビジュアルを保つことで ブランディングが強化されます 

まとめ

公式で発表されていることなのでほぼ間違いありません。

本当に端的に言ってしまえば

チャンネルテーマからずれていない動画をきれいな映像とクリアな音声で、定期的に投稿し、見つけてもらいやすいようにサムネイルとタイトル には力を入れましょうね!

…といったイメージでしょうか。

まずはこの定義をしっかり頭に叩き込んで覚えておいてください。

絶対スベらないYouTube動画のネタだし方法

ここでは YouTube 動画を作る際のネタ出しの方法について学習していきましょう。 

残念ながら、思いつくままにどんどん動画を作って行ってもなかなか伸びていきません。

伸びる動画 ・ウケる動画を理論に基づいて事前にリサーチしつつ、 チャンネルを育てるための動画ネタを洗い出してストックしていきましょう。

チャンネルテーマから外れてないか?

まず自分が作ろうと思った動画のネタがチャンネル テーマから外れていないか確認してください。

例えば、投資のチャンネルを運営しているのに、動画のネタが「今日のランチ」だったらどうでしょうか? 

これはさすがにズレているのが分かりますよね?

料理のチャンネルをやっていて「30分の腹筋エクササイズ」の動画を出すのはどうでしょうか?

これもズレています。 

「こんなことする人いるの?」 と思うかもしれませんが、 結構…というか、かなりいます。

何を投稿していいかがわからないものだから「自分語り」を始めてしまったり、「なんとなくこれでいいでしょ!」的な動画をついつい 投稿してしまう。

チャンネル テーマからズレることの何がいけないかって、 

  • ペルソナが求めていない
  • 何のチャンネルか認識されづらい 
  • ブランディングが育たない 

この3つです。

ペルソナが求めていない

まず YouTube は アルゴリズム的に、すでにいるチャンネル登録者を満足させることが第一優先となります。

 チャンネル登録者のエンゲージメントが高かったら、 YouTube がチャンネル登録者以外にも「おすすめ動画」 として 外に露出してくれます。

そこでまた反応が良ければ、そのジャンルに興味のないユーザーにまで動画がおすすめされる仕組みとなっています。 

YouTube のアルゴリズムについては授業でもっと深く徹底的に解説しますが、

第一段階として 自分が設定したペルソナを 満足 させられないのであれば、チャンネル自体が伸びていかないということになります。

何のチャンネルか認識されづらい 

特に初期の段階では毛色の違う動画を 複数 出していると、YouTube 側に何のチャンネル なのか認識されづらいという問題があります。

もちろん視聴者にとってみても何のチャンネルかわかりません。

大抵ユーザーはとある1本の動画がYouTube のホーム画面におすすめされて、そのチャンネルのことを知ります。

そのたまたま見た動画が「投資の動画」だったとしましょうか。

その動画が気に入ってチャンネル ページに行ってみると、料理や ダンスの動画が他にあった…

どうですか、チャンネル登録しますか? 

「何のチャンネルなんだ???」 となりますよね。 

一貫性が乏しいということは ブランディングが育たないということです。 

ブランディングとはらしさを表すイメージ戦略なわけです。

あなたが、自分のチャンネル、あるいはサービスのことを「こんなイメージで思ってほしいな」 を叶えるために、 それにあったかけらを集めていく作業なんです。

ですから バラバラのテーマで 情報発信をしている以上 ブランディングが強くなることはありません。

ブランディングが確立されないと何が困るのか?

ファンがつきません。

ファンがつかないと何が困るのか?

 商品が売れないし、 売れたとしても安くないと売れない。 

こういうことになるんです。 

5W1Hでネタを出す

チャンネルのジャンルやテーマからぶれない動画を出すということは前提で、ここからは ネタ出しをしていきます。

できれば 動画のネタは、リサーチしてまとめて 出しておくといいでしょう。

なぜなら 迷っている時間は、 何も生み出さない割に光の速さで過ぎていくからです。

毎回毎回 パソコンの前に座ってから動画のネタを探すようでは、 ネタ探しで1日終わってしまいます。

ですから、最初にある程度ネタ出しをしてコンテンツの投稿スケジュールを立てておくんです。 

そうすれば 撮影の日と、パソコンの前に座ったら即座に編集に取り掛かることができます。 

ネタ出しをする際に便利なフォーマットに5 W 1 H があります。

5 W 1 Hはあらゆる問題解決に役立つフォーマットで、 次のような意味合いがあります。

  • Who 誰に
  • What 何を
  • When いつ
  • Where どこで
  • Why  なぜ
  • How どうやって 

例えば

  1. Who(誰):対象視聴者(動画のペルソナ)を決める

子ども向け、若い人向け、大人向けなど、特定の年齢層や興味を持つグループなど

  1. What(何):動画の内容を決める

テーマやトピックなど何を扱うか、具体的に決めます。

  1. When(いつ):タイミングや頻度を決める

公開のタイミングなど。

  1. Where(どこ):撮影場所など

ロケのように どこかに出向いて撮影するものだったり、ドキュメンタリー だったり、 一人喋りだったり、演出を変えることで 動画のイメージも変わります。

他にも 場所にまつわる事柄はここに当てはまります。 

  1. Why(なぜ):目的や理由を明確にする

1つ1つの動画コンテンツにはゴールがあります。

認知目的なのか、こちらのスタンスを理解してもらうための教育目的なのか、それとも商品やサービスに興味を持ってもらうためのセールス的要素なのか。

それ以外にもその動画を見た視聴者がどんな風になって欲しいのか?も WHY に当てはまります。

  1. How(どのように):方法や手順を決める

視聴者の目的を達成させてあげるためには様々な方法があるはずです。

どのような方法で導くのか?

これら 各項目の答えはそれぞれ1つじゃないはずです。

そこを一つずつずらしていけば ネタはいくらでも出てくるはず。

 例えばこうです。

料理に関する動画を出そうと思った時に 

  1. Who(誰に)
    • 健康志向の人
    • 子ども
    • 忙しいビジネスマン
  1. What(何を)
    • 健康レシピ
    • 時短レシピ
    • 季節の料理
    • デザート
    • キッズ向け
    • お弁当
  1. When(いつ)
    • 毎週日曜日
    • 季節毎
    • 新製品の発売日
  1. Where(どこ)
    • 自宅キッチン
    • 公園
    • 遠足
  1. Why(なぜ)
    • 健康を意識
    • 簡単に作れる
    • 時短で助かる
  1. How(どのように)
    • 材料の準備
    • 調理の手順
    • 盛り付けのコツ

組み合わせはかなりありそうですよね。

ライバルから分析する

ネタを出す方法として、ライバルの伸びてるネタにのる方法もあります。

自分が参入しているジャンルの競合チャンネルで伸びているネタを探し、それを自分のチャンネルでもやるんです。

 YouTubeは「おすすめ」とか「関連動画」からの流入がもっともコアな媒体です。

ライバルの伸びている動画を見た人の  YouTube画面には、それと似たような動画が  YouTube側から「この動画も好きなのではないですか?」と言わんとばかりにおすすめされます。

経験ありませんか?

このような仕組みから “同ジャンルの中で” 伸びている動画のネタを自分の動画でも採用するというのは、非常に合理的なのです。

例えばこのように「スライム風呂」とか「激辛ペヤング」などのネタは、多くの YouTuberが相乗りしてますよね。

そして、伸びてるネタは、誰がやっても大体伸びるんです。

自分でオリジナルのネタをやるより、伸びてるネタに相乗りした方が数字は取れるでしょう。

ただ、間違えてはいけないのは、「丸パクリは御法度」です。

これは賛否両論ありますよね。

今や「TTP(徹底的にパクる)はビジネスにおいて正義」とまでいう人もいるし、そんな風潮もあります。

が!!!私個人の意見としては声を大にして言いたい。

丸パクリは盗作です。

それがOKになるなら著作権ってなんですか?って話になってきますよね。

そもそも、自分の脳みそに汗をかかず、手軽に人が努力した作品を横からかっさらうそのメンタリティでは、どうせビジネスで成功するのは不可能です。

では、どの程度ならいいのか?

  • 動画の大きな方向性
  • サムネの構成
  • 動画の構成

までです。

中身の「主張」は完全のオリジナルを目指すべきです。

例えば、「激辛ペヤング」だとしたら…

  • 動画の大きな方向性:激辛ペヤングたべてみた
  • サムネの構成:ペヤングの実物・辛そうな顔・赤い文字
  • 動画の構成:実際に激辛ペヤングを辛そうに食べる

YouTube検索を最初は狙う

チャンネル立ち上げ初期の頃は特に、チャンネルの存在自体が外部に認知されていません。

もともと他のSNSで有名だった人なら話は別ですが、まっさらな状態で始めた人のチャンネルのことはまだ誰も知りませんよね。

そうなると、作った動画への流入経路は限られてくるわけです。

そこで対策したいのが、  YouTube検索経由の流入を確保すること。

YouTube検索とは、このようにYouTube のホーム画面にある検索バーからキーワードを打って検索することを言います。 

検索から動画を探す ユーザーは、 YouTube のおすすめに レコメンド される動画を受動的に受け取るユーザーと違い、自ら能動的に目的を持って動画を探しています。

自分でキーワードを打ってるわけですからね。

つまり悩みが明確であり、 解決したい問題も明確な ユーザーを集めることができるんです。

YouTube 検索経由のユーザーを自分の動画に集めるためには、SEO対策の知識が必要です。

YouTube 検索キーワードの攻略難易度 

YouTube のメタデータをキーワードに最適化 

YouTube の内容をキーワードの検索意図に当てはめる 

この辺りの YouTube にまつわる SEO 対策の方法についても、授業の中で 専門的な技術を身につけていきましょう。

キーワードの見つけ方や感覚が身についてくると、どんなネタでどれぐらいの再生数が取れるかも パッと 想像できるようになってきます。

ヒットするネタを狙って取りに行くことができるようになれば、チャンネル 運営もスムーズに行きそうですよね。 

【必須工程】高CTR(クリック率)を実現するサムネ作成のポイント5選

ここでは動画の顔であり、 視聴回数増加の鍵を握る最重要要素の一つ サムネイル作成の、絶対に外せない ポイントを5つ 学習していきます。 

正直この5つの要素を兼ね備えていないサムネイルはゴミです。

ユーザーは数え切れないほどの動画の中から、一瞬で興味を引くサムネイルとタイトルを頼りに、視聴する動画を選びます。

つまり、どれだけ質の高い動画を作成しても、サムネイルで視聴者の心を掴めなければ、その努力は報われないのです。

クオリティの高いサムネイルとはどういうものなのか、 ここでしっかりとインプットしておきましょう。 

なぜサムネイルが重要なのか?

なぜ サムネイルがそんなに重要なのか?

理由

  1. 第一印象を決める要素
  2. アルゴリズムへの影響
  3. ブランドイメージの構築 

サムネイルはユーザーが動画の内容を判断する際の、まさに第一印象。

魅力的なサムネイルは視聴意欲を高め、クリック率向上に直結します。

そして、YouTubeのアルゴリズムは、クリック率の高い動画を優遇する傾向にあります。

つまり、魅力的なサムネイルは、より多くのユーザーへ動画を拡散する力となります。

さらに一貫性のあるデザインのサムネイルは、チャンネルのブランドイメージを確立し、視聴者に安心感を与えます。

クリック率UPに繋がるサムネイル作成のコツ

では クリック率の高いサムネイルはどうやって作ったら良いのか…

 5つのコツを 紹介します。

  1.  視認性を極限まで高める
  2.  ターゲットの明確化
  3.  中身との整合性
  4.  類似動画との差別化
  5.  AB テストの実施 

視認性を極限まで高める

  • 文字は大きく
  • 目立つ色を使う
  • 情報を絞る
  • スマホで確認 

まずネットの世界では 分かりやすさが正義です。

おしゃれなデザインよりもとにかく分かりやすさ重視!

文字は大きくコントラストを明確にして、画像を小さくしても読みやすいデザインを 心がけましょう。

ケースバイケースではありますが 白黒の文字よりも赤や黄色の文字を使うと目立ってクリック率が上がります。

 あとは 情報量を絞り込むことも大切です。

 伝えたいことは 10文字から15文字程度の大きなフォントで表現しましょう。

「 パワーワード ・主題 ・副題」の3つの要素を盛り込むと 分かりやすくなります。

 そして最後は必ずスマホでチェックしてみましょう。

 YouTube はほとんどの人がスマホで見ています。

 パソコンから見て 見やすくてもスマホから見たサムネのサイズはかなり小さいもの。

 その時に 見やすいかどうかをチェックするんです。 

ターゲットの明確化

  • ペルソナに合わせたデザイン
  • ペルソナの興味関心に合わせたテイスト 
  • ターゲットコール 

自分がターゲットとしているペルソナ が気になるようなサムネイルを作りましょう。

例えば ペルソナに合わせたデザインやビジュアルをチョイスするのも一つ。

女性がターゲット なら パステルカラーや ピンク などの 女性的なカラーを使うのもいいですね。

または自分が参入しているジャンルごとに サムネイルの系統ってあると思うんです。

例えば ビジネス系なら ほとんどの人が ゴリゴリ キラキラのサムネイルです。

というのは、つまり、このジャンルに興味のあるペルソナはそういう サムネイルが好きな属性なのでしょう。

そういうところに合わせていくのも大事。

もう一つはターゲットコールをすることです。

「〇〇な人へ」

とターゲットを呼びかけることで、 サムネイルを見た瞬間ペルソナが自分ごとのように感じクリックを誘発します。 

 中身との整合性

  • 動画の内容を反映 
  • タイトルとの整合性

サムネイル は 視聴者にとって 動画の入り口です。

見てもらいたいからといって外側を派手にしすぎると、中身との乖離で視聴者が離脱する可能性が高くなります。

もちろん 控えめすぎる サムネイルにする必要はありません。

入り口ですから多少強めの表現や 引きの強いワードをチョイスすることもあるでしょう。

しかし、 この2つのポイントを守ってください。

1つ目は、動画の内容を反映させたものであること。

事実とは違う内容 だったり、動画の中身を誇張したような内容だと、動画を見たときに視聴者ががっかりしてしまいます。

 2つ目は、タイトルとの整合性を保つことです。 

視聴者は サムネイルを見てその次にタイトルで確かめをし、ようやく 動画をクリックします。

この時 サムネイルとタイトルの内容があまりにも違いすぎれば、違和感から離脱するでしょう。 

類似動画との差別化

  • 同ジャンルの競合と並んだ時の独自性
  • デザインの差別化 

先ほど 「同じジャンルの競合のサムネイルに合わせていくことはペルソナの興味関心に寄せていくことだ」とお話ししましたが、 逆の思考もあります。 

そのジャンルがあまりにも 成熟しきっていて、同じようなサムネイル ばかりが並んでいるのであれば、あえて類似動画との差別化を図るのも有効な手段です。

なぜなら YouTube は レコメンドエンジン的な側面を持つので、

1つの動画 テーマに対し似たようなものが ホーム画面に並べられる仕組みです。

つまり 視聴者は、変わり映えないサムネイルの中でどれか1つを選ばなくてはいけないのです。

ですから、あえて同ジャンルの競合と並んだ時の独自性を意識したり、

色使いや構図・フォントなどデザイン 面で差別化することで、並んだ時に目立ちますから クリック率が高くなったりします。 

 AB テストの実施 

  • サムネイルを複数作成
  • 適宜サムネイルを変更 

サムネイル は 1 動画につき複数枚作成しておきましょう。

特定のチャンネルでは、サムネイルの ABC テストができる機能も解禁しているようです。

私のチャンネルでは、すでにABC テストができるようになっていますが、

3枚のサムネイルをセットしておき、 時期ごとに自動でサムネイルを変更しつつ、そのクリック率を計測するというものです。

最もクリック率の高いサムネイルを採用すれば、合理的ですよね。

まだこの機能が使えないチャンネルでは、サムネイルを複数枚作っておき、 適宜サムネイルを変更し、クリック率をチェックしてみましょう。 

クリック率の目標値

一般的に、YouTube のサムネイルのクリック率は 3〜5% 程度と言われています。

 7〜9% であれば優秀であり、理想的なクリック率は10% 以上です。

とはいえ、色々なチャンネルをプロデュースし分析しているからこその間違いない見解ですが、

クリック率の平均値は、ジャンルによります。

 エンタメ系や vlog などのライフ系は、クリック率が10%を超えるのも平気でありますし、

 ビジネス系は本当に3%から5%の範囲にとどまります。 

この辺りは自分のチャンネルのクリック率の平均値から見て、良好な数値かどうかも基準に入れてみましょう。 

まとめ

おさらいしていきます。

まず サムネイルがいかに重要なのか? それはなぜなのか?

理由は、

  1. 第一印象を決める要素
  2. アルゴリズムへの影響
  3. ブランドイメージの構築 

でしたね。

入り口としての第一印象の役目を担う サムネイル。

そこで好印象を残し 興味と関心を引き クリックしてもらうためのコツは 5つありました。 

  1.  視認性を極限まで高める
  2.  ターゲットの明確化
  3.  中身との整合性
  4.  類似動画との差別化
  5.  AB テストの実施 

サムネイルは YouTube での成功を大きく左右する要素の一つです。

これらのポイントを踏まえ、魅力的で効果的なサムネイルを作成することで、より多くの視聴者に動画を届け、チャンネル登録者数増加、そして YouTube での成功へと繋げていきましょう。

再生数が爆伸びするYouTubeタイトルの作成法とみんなやりがちな間違い6選

再生数が爆伸びするYouTubeタイトルの作成法とみんなやりがちな間違い6選

  YouTube の動画を視聴者が見るか見ないか決める決定打は、サムネイルタイトルです。

サムネイルを見て興味を持ったとしても タイトルが微妙だったら見るのをやめてしまいます。

またタイトルには YouTube 検索からの流入を狙う効果もあります。

これは YouTube SEO対策の話になるので この辺りも少し詳しくお話ししていきます。 

クリックしたくなるYouTubeタイトル作成

まずは一般的にどのような タイトルだったら クリックしたくなるのか?

この辺りのコピーライティング的なテクニックを学んでいきましょう。

  1.  具体的な数字を入れる
  2. 【】で強調したいワードを囲む 
  3. ターゲットを明確にする
  4. 疑問形で興味関心を惹きつける
  5. メリットを伝える
  6. 時間軸を演出

具体的な数字を入れる

人は数字に弱いです。

数字を見ると 信憑性や 具体性が表現されてついつい見てみたくなってしまいます。

例えば「3日で10キロ減量」「チャンネル登録者10万人突破」 のようなタイトルであれば、中身は覗いてみたいと思いませんか? 

【】で強調したいワードを囲む

【完全版】 や 【初心者向け】 のように【】で強調したいワードを囲むことで、 視覚的に目立たせることができます。

だいたいこの隅括弧の中には 引きの強いパワーワードを入れたりします。

ターゲットを明確にする

「初心者向け」 や 「主婦必見」 のように、ターゲット層を明確にすることで、 視聴者が動画のテーマを自分ごとのように感じ響きやすくなります。

このように ターゲットに呼びかけることをターゲットコールと言います。

疑問形で興味関心を惹きつける

タイトルの中で視聴者の疑問に対する答えを全て言ってしまわないことです。

あえて疑問形でタイトルを作ることで好奇心を刺激し、ついつい 動画の中身で答えをみたくなるんですね。

メリットを伝える

基本的に ネットユーザーは忙しいです。

 動画を見た後に「時間を無駄にした」と失敗したくないんですね。

だからこそ入り口である タイトルで、 この動画を見るにあたってのメリットを伝えると損失回避の気持ちが満たされて安心して動画を視聴してくれます。

例えば「〇〇で収益アップ」 や 「〇〇で時短を実現」 のように、動画視聴後にどうなるのか示すのも分かりやすいですね。

 時間軸を演出

【最新版】【2024年最新】など、時間に関する演出を入れると YouTube では伸びる傾向があります。

特に 普遍的な内容ではなく 時期によって変動のある 動画 テーマであれば、 最新情報を求めている人もたくさんいるのです。

 古い情報では役に立ちませんからね。

タイトル作成の注意点

  1. タイトルが長すぎる
  2. 重要な要素は前半に
  3. サムネイルとの整合性
  4. 動画内容との整合性
  5. キーワードの過剰な詰め込み
  6. 抽象的すぎる内容

まず タイトルをつける際に意識してほしいのがタイトルの長さです。

YouTube タイトルは 100文字までOKなのですが、 YouTube の画面上には 28文字程度しか表示されません。

当然 見えない部分は視聴者からは読まれることは少ないので、 絶対に見てもらいたい 重要な要素は前半に持ってくるべきです。

また、サムネイルとの整合性・ 動画との整合性も考えていきましょう。

ここに乖離がでたり、 期待を裏切る形になると 視聴者の離脱に繋がります。

 次に気をつけたいのがタイトルにキーワードを過剰に詰め込むことです。

これは初心者がよくやりがちなのですが、 一生懸命 SEO を狙うばかりに思いつくキーワードをタイトルに入れまくってしまうんですね。

これだと単語の羅列 みたいになりますし、 スパムっぽいタイトルになるのでなかなか クリックはされないでしょう。

 最後は 抽象的すぎるタイトルもなかなか クリックはされません。

例えば「【衝撃】誰も知らない真実 」みたいな タイトルだったら「なにが?」となりませんか?

動画の内容はしっかりと 分かりやすく 反映させましょうね。 

最初はYouTube検索からの流入を狙ったタイトルをつけよう 

YouTube で自分の動画を見てもらう仕組みには大きく分けて2種類あります。

※細かく言えばもっと あるのですが 

1つはレコメンドエンジン的 なYouTube のおすすめにのって動画を見てもらう方法

もう1つは、 YouTube の検索窓から 視聴者が検索して動画にたどり着く方法

YouTube のおすすめは、 チャンネルパワーや YouTube のアルゴリズムに沿った施策をすることで、

YouTubeの「ホーム画面」や 「次の動画」などの関連動画にのり、大きな流入を取ることができます。

そして YouTube チャンネルを開設した初期の頃には、 チャンネルも認知されていませんしチャンネル自体に動画もたくさん溜まっている状態ではないはず。

チャンネルパワーも弱く、 おすすめに乗ったとしても ごくわずかの流入しか取れません。

そこで 狙うべきなのが YouTube 検索からの流入です。

YouTube 検索の魅力 

  • 昨今は YouTube で検索する人が増えている
  • 検索するユーザーは悩みが顕在化しており能動的である
  • YouTube 検索の対策をすることで 検索結果の上位に表示される
  • 関連動画に載る可能性も高まる 

YouTubeは、もはや単なる動画共有サイトではありません。


世界中のユーザーが、日々膨大な数の動画の中から “自分の求める情報” を探す、巨大な “動画検索エンジン” として機能しているのです。

では、ユーザーはどのようにして、その膨大な動画の中から目的の動画にたどり着くのでしょうか?

その答えが “キーワード” です。

視聴者は、自分の興味関心に基づいてキーワードをYouTubeの検索窓に入力します。

例えば、「〇〇 作り方」「△△ レビュー」「××× 初心者」といった具合に。

検索者は自発的にキーワードを検索窓に打って、目的の動画を探しているわけですから、

ただ おすすめされて出てきた動画を受動的に見る視聴者よりも、 圧倒的に悩みが顕在化しており 能動的に動いていることが分かりますね。

つまり そのような視聴者は俗にいう 「質の高い視聴者であり」 顕在化している ニーズを動画で満たしてあげることで 次のアクションに移ってくれやすい層でもあるんです。

こうして、YouTubeはこの “キーワード” を手掛かりに、膨大なデータベースの中から関連性の高い動画を探し出し、検索結果に表示します。

YouTube 検索の対策をすることで、 この検索クエリの上位に表示させることができれば、多くの顕在化した悩みを持つユーザーの流入を取ることができます。

また YouTube 検索からの流入を目的とするなら、 キーワード を意識してタイトルを作りますから、必然的に テーマがクリアになり 関連動画に乗る可能性も高まります。 

曖昧な タイトルの動画は YouTube の AI も結局何のテーマなのかわからず どこの関連に載せてもいいかわからないのです。 

まとめ

クリックしたくなるようなタイトル→コピーライティングを駆使して

タイトル作成の注意点→わかりやすさと興味関心を引くように

YouTube検索を狙ったタイトル→YouTube SEOを意識してキーワード選定を

タイトルは、動画の包装紙です!

綺麗にラッピングされていない商品は、中身がいかに素晴らしくても手にとってもらえません。

あなたの動画を、ぜひ!中身まで見てもらえるような素晴らしいキャッチコピーで飾ってください。


YouTube台本:成果を上げるための戦略的台本作成

YouTubeで成功するためには、ただ何となく動画をアップするだけでは不十分です。

視聴者を惹きつけ、最後まで見てもらえるような、魅力的な動画を作成する必要があります。

そのために欠かせないのが、戦略的に構成された台本作りです。

ここでは、YouTube動画の台本作成について、その必要性、具体的な作り方、そしてさらに質の高い動画を作るための方法を解説していきます。

台本作成の必要性:なぜ台本は必須なのか?

Vlogやドキュメンタリーなど、ストーリー性を重視した動画は別として、何かを説明したり解説したりする動画であれば、台本は絶対に作った方がいいでしょう。

なぜなら、台本には以下の5つのメリットがあるからです。

  1. 分かりやすい動画にする
  2. 視聴維持率アップ
  3. 編集作業の効率化
  4. 情報伝達の正確性向上
  5. 動画内容の記録と振り返り 

①分かりやすい動画にする 

事前に伝える内容を整理することで、論理的で無駄のない構成になり、視聴者はストレスなく視聴できます。

ほとんどの人はみんな台本を作らず YouTubeをとると思うんですが、 自分で思った以上に聞いてる方は何いってるか分かりません。

なぜかというと話題の方向性があっちに行ったりこっちに行ったり、 論理性にかけるからです。

台本を作ると、事前に構成や話したいことがまとめられるので、話の辻褄や論理性が圧倒的に担保されますよね。

②視聴維持率アップ

視聴者を飽きさせない展開、重要なポイントを押さえた構成は、視聴維持率向上に直結します。

YouTubeは、動画の視聴時間が長ければ長いほど レコメンド(おすすめ)に 乗りやすくなり、たくさんの人に見てもらうことができるようになります。

  • 冒頭の30秒で 離脱させない工夫
  • ストーリー性を持たせて最後まで見させる工夫
  • 最後の種明かしに向けて伏線を張るような構成 

こういったことは 即興のアドリブですぐに出てくるものではありません。

事前に台本を作ることで、 視聴維持率を長く保つための構成を計画することができます。

③編集作業の効率化

台本があれば、そのままテロップに使えますし、編集の指示を書いておけば自分で編集する際も動画編集者に依頼する時も思いのままの動画を作ることができます。 

例えば「ここでこのような画像を差し込む」とか「〇〇の部分は、テロップで説明してください」と書き込むことで、編集者はテロップを作成する箇所を把握し、時間を短縮できます。

④情報伝達の正確性向上

事前に情報を確認することで、誤った情報の発信を防ぎ、信憑性の高い情報発信をすることができます。

これもやはり台本を作らず即興のアドリブで話すと、 パッとエビデンスが出てこなかったり、 主張に対する根拠があやふやになってしまったりするものです。 

発信者として情報を世の中に出していくわけですから、発言には責任が伴います。

ですから、情報伝達の正確性を向上するためにも 台本は作った方が良いでしょう。 

⑤動画内容の記録と振り返り 

台本を参考に動画を見直すことで、構成のバランス、言葉遣い、内容の分かりやすさなど、改善点を見つけることができます。

また台本を作ることで 動画内容の記録にもなりますから、 過去の動画のリメイクをする時なんかにも役立ちます。

他にも、例えば動画の台本からネタをリメイクして SNS に投稿したりもできますよね。

台本を書いて情報をストックしておけば 活用方法は 色々あります。 

KYOKO自身も過去の台本はストックしており、それらをリメイクして新しい動画を作ったり、テーマからヒントを得て他媒体のコンテンツを作ったりしています。

YouTube ビジネスの学校で学習するメンバーには、 論理的な説明が必要で、なおかつ再生数が取れにくいビジネス系であるKYOKOのメインチャンネルの5万回以上された動画で実際に使用された台本を公開!

穴が開くまで分析してエッセンスを吸収し、自分のジャンルに落とし込んでください!

台本作成の3ステップ:具体的な作り方

それでは、具体的にどのように台本を作成すれば良いのでしょうか?以下の3つのステップに沿って解説していきます。

ステップ1:各動画のコンセプト・内容を決める

誰に:ターゲット層を明確にしよう

この動画を見る人はどんな人でしょうか?

チャンネルの全体設計でもペルソナを決めたと思いますが、 動画 1つ1つにも考えを巡らせて台本を作ってみましょう。 

  • そのペルソナの欲しい 答えは何なのか?
  • ペルソナ自身が気づいていない潜在的なポイントにどうすれば気づかせてあげられるのか?
  • この動画でペルソナをどこに連れていきたいのか?

この辺りを考えながら 台本を作ると、ゴールが明確になり動画内容の精度が圧倒的に高くなります。 

何を:伝えたいテーマを明確にしよう


動画で伝えたいテーマを明確にすることで、動画の内容がまとまり、視聴者に分かりやすく伝わります。

最初の段階でできれば タイトルとサムネイルは決めておいた方が良いでしょう。

それもこれも伝えたい テーマが明確になっていないと決まってこないので、

客観的な顧客のニーズ や YouTube キーワードなどを参考にしつつ、 その動画で何を伝えたいのか クリアにしていきましょう。 

どのように:動画のディテールを決めよう!

その動画のゴール(最終的に伝えたいこと)や、雰囲気など、 どのように ペルソナ へ 価値を届けるのか決めていきます。

基本的に動画のスタイルは チャンネル内で統一しておいた方が良いですが、

1つのチャンネル内にもいくつかの企画があったりする場合もありますよね。

例えば、私のチャンネルで言えば普通の講義動画もありますし、 一人語りのラジオ MC 風の動画もありますし、対談もあります。 

めぐみさんがテーマとなっているこちらの動画では、 私がストーリーテラーのような雰囲気で話していたりもします。

こういった、ちょっとした違いで各動画それぞれの世界観 も少し変わってきますよね?

受け手のイメージもそれで変わってくるので、チャンネル 全体の大枠のテーマから外れない程度に 各動画ごとの 相手に与えたい印象も考えてみましょう。 

ステップ2:大まかな構成を考える

次に、動画全体の流れを設計します。ざっくりとした構成は、以下の通りです。

ちなみにかなり深掘りした細かい 台本の作り方は別途詳しく授業で解説していきます!

ここではあくまでも ざっくりとした動画の構成内容だけ 頭に入れておいてください。 

  • 導入:視聴者の興味を引きつけよう
  • 本編:テーマのアンサーをしよう
  • まとめ:印象付けよう
  • エンディング:ネクストアクションを促そう

導入:視聴者の興味を引きつけよう

動画の冒頭部分の役目は、 ユーザーに動画の本編まで 視聴させ、できれば最後まで見てもらうための強烈なインパクトを与えることです。

YouTube の動画は最初の30秒で 視聴者の半分ぐらいが離脱します。

最初の段階で見るのをやめられてしまえば 本編にいかに価値があってもそれを見てもらうことすらできないわけです。

だから冒頭でそれを食い止めて、 動画本来の価値を披露する場面を確保する必要がありますよね。

導入部分では、視聴者の興味関心を惹きつけ、動画のテーマを明確に伝えます。

例えば、視聴者の悩みを提示し、共感を得ることで、視聴者は「自分も同じ悩みを持っている」と共感し、動画に興味を持ちます

「〇〇で悩んでいるあなたへ」のように、ターゲットコールをすれば視聴者は、その動画を自分ごとのように感じますし、 そうすることで動画を見る意欲が湧くものですよね。

他にも衝撃的な事実や統計データを紹介したり、一般的に信じられている常識を180度 覆すようなことを言ったりして、 意外性 を打ち出すと動画のその先が気になります。 

行動心理学を使った様々なテクニックがあるので、動画の冒頭は 最も力を入れて 台本を執筆しましょう! 

本編:テーマのアンサーをしよう

本編の役目はまさしくメインコンテンツであって、タイトルと冒頭で投げかけた問題提起に対して アンサーをする場所です。 

・結論

・理由

・根拠(エビデンス)

・具体例

・体験談

などを交えて、納得感のある答えを返していきましょう。

ここで、初心者がやりがちなのが、視聴者が聞きたいことではなく自分の話したいことを優先してコンテンツ化してしまうこと。

しっかりとタイトルと問題提起にフィットするアンサーを返してください。

メインコンテンツでズレた回答をするとチャンネル自体が、そのようなものだと思われかねません。

まとめ:印象に付けよう


まとめ部分では、本編で説明した内容を要約し、視聴者の理解を深めます。

動画で説明した重要なポイントを改めて確認することで、視聴者は動画の内容をより深く理解することができます。

人は一回聞いただけの内容を覚えてはいられないんです。

情報は何度も上塗りすることで記憶に残りますから、まとめ部分で各大トピックの重要部分だけかいつまんで反復提示してあげると記憶に定着します。

ここでようやくその動画の価値を感じてもらえますから、丁寧に!

エンディング:ネクストアクションを促そう

動画の一番最後の部分 エンディングの箇所では、何かしらのCTA( Call to Action)をします。

 ただ「動画を見て終わり」ではなくて、行動を起こしてもらうことが目的なはずです。

  • チャンネル登録
  • いいねやコメント
  • 次回予告で期待値の向上
  • メルマガ への誘導

目的に合わせてこのような要素を適宜入れていきましょう。

ちなみに、動画の冒頭で行動してくれるユーザー よりも 動画の最後で行動してくれるユーザーの方が質が高いです。

なぜなら動画を最後まで見てくれる熱意がありますし、 動画の内容でしっかり教育されている状態だからです。 

ステップ3:構成をもとにライティングする

構成が決まったら、その中身をライティングで埋めていきます。

冒頭・ メインコンテンツ・エンディングなど、場所によっても少し違いますが、基本的に オンライン上の文章構成はPREP法が基本です。

PREP法が基本

PREP法は、上記のような構成になっておりその頭文字を取って「PREP」といいます。

このように一番最初に要点をまとめて、その根拠や具体例などを解説することで最初の要点を補完し、最後にもう一度要点を述べるロジカルなライティング技法です。 

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【総論】私は運動が苦手です

【理由】なぜなら私は体格に恵まれておらずスポーツでもあまり良い成績を収められていないからです。

【例①】例えば、 小学校の運動会の徒競走では、いつでもビリでした。

【例②】運動ができないことで休み時間に外遊びに誘ってもらえなかったりしたこともあります。

【総論】このような理由から大人になった今でも私は運動が苦手なのです。

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上記のロジックツリーのように一つの総論に対して、複数の各論を使ってその信憑性や論理を高めていくような感じです。

ーーーーーPREP法のポイントーーーーーー

・重要な文章は冒頭に 

・数字やデータを使うと信憑性が上がる

・体験談を入れるとより意思が伝わる

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口語的な書き方をする

全体的にこのPREP法 を意識して ライティングするのをベースに、 動画ならではの台本にするためには口語的な書き方をおすすめします! 

1:短い文を使う

文を短く 区切ることでリズムが生まれて 読みやすくなります。

  • 硬い表現: 私は、昨日、久しぶりに映画を見に行って、とても感動しました。
  • 口語的な表現: 昨日ね、久しぶりに映画観に行ったんだよね。もう、マジ感動しちゃってさ!

2: 話し言葉を使う

「~です」「~ます」「~だ」など、テキストコンテンツに使うような 文末表現だけではなく、「~だね」「~だよ」「~じゃん」といった話し言葉を取り入れると、親近感が増します。

  • 硬い表現: この本は、とても面白いです。ぜひ読んでみてください。
  • 口語的な表現: この本、めっちゃ面白いよ!おすすめだから、読んでみて!

3:倒置法を使う

主語と述語を逆にすることで話し言葉のようなリズム感が出ます。 

  • 硬い表現: 彼は、毎日遅くまで頑張っています。
  • 口語的な表現: 遅くまで毎日頑張ってるんだって、彼。

4: 体言止めを減らす

「~の」「~こと」「~もの」などを多用すると、一気に文章とか説明っぽくなりますよね。

 動詞を積極的に使うと口語っぽく リズム感のある台本が書けますよ。

  • 硬い表現: 私は、将来、海外で仕事をすることが夢です。
  • 口語的な表現: 将来は、海外で仕事がしたい!

5:比喩表現や擬声語・擬態語を使う

比喩表現を使うと難しい事柄も イメージがつきやすくなります。

また、擬声語・擬態語もよりリアルなイメージを伝えることができるので積極的に使っていきましょう。

  • 硬い表現: 彼は、とても優しい人です。
  • 口語的な表現: 彼は、まるで太陽みたいにキラキラした温かい人だよ。 

6:反語や疑問を使う

反語や疑問を投げかけることで、動画 ならではの対話感を演出できます。

特に問いかけの文章は コメントの書き込みを誘発することができるから積極的に使っていきたいですよね。

  • 硬い表現: 努力は必ず報われるとは限りません。
  • 口語的な表現: 努力すれば、必ず報われると思ってる?現実は、そんなに甘くないよ。

7:省略表現を使う

主語や目的語を省略すると会話っぽいリアルな文章が書けます。

ただ、そうすることで意味が通じなくなるほど 端折ってしまわないように! 

  • 硬い表現: 私は、明日、友達と買い物に行く予定です。
  • 口語的な表現: 明日は、友達と買い物!超楽しみ!

8: 読者への呼びかけを入れる

「そう思いませんか?」「〜 してみませんか?」 のように相手に呼びかけるような文章を入れると一気に口語的な表現になりますよね。 

  • 硬い表現:  読書は、知識を広げる上で 有益なので積極的に取り入れるべきである。
  • 口語的な表現:  読書ってほんとうに人生を豊かにしてくれると思わない?

まとめ

台本作成の必要性

  1. 分かりやすい動画にする
  2. 視聴維持率アップ
  3. 編集作業の効率化
  4. 情報伝達の正確性向上
  5. 動画内容の記録と振り返り 

台本作成の3ステップ

 ステップ1:各動画のコンセプト・内容を決める

 ステップ2:大まかな構成を考える

 ステップ3:構成をもとにライティングする

しっかりと整った文章を台本にまとめておくことで、

動画の中で “伝えたいことが伝わるように” 表現することができるようになります。

YouTube というプラットフォームはあくまでも エンターテイメントの場所であることから、 一般的なテキストコンテンツとは違った側面もあります。

とはいえ、感情的に思いついたまま情報を伝えると、論理性や信憑性 ・一貫性に 乏しい動画が出来上がってしまいます。

ぜひ 動画 ならではの感情面と、 動画そのものの価値部分である論理面のバランスの取れた台本を作成してください! 

YouTubeマーケティングの基本:集客からの導線をひこう

ここでは YouTube マーケティングの基本をおさえておきましょう。

YouTube ビジネスの学校は、 広告収益のみを狙った YouTuber を目指す 学校ではないと 再三 伝えてきました。

しかし実際のところ、「YouTube を ビジネス活用する」と言われても、具体的にどのようにすればいいのか見当もつかないはずです。

マーケティングとしての YouTube の位置づけや、 その後の導線をどのように引いていくべきなのか… この辺りの全体像を学習していきます。

ビジネス活用する際のYouTubeの役割 

YouTube を ビジネス活用する際の役割としては大きく 以下の4つがあります。 

  • 認知拡大
  • 教育
  • ブランディング
  • 集客

ここで「あれ?マネタイズ 部分は?」 と思った方もいるかもしれません。

これが 従来の YouTube活用の常識の上にある大きな誤解なのです。

YouTube というプラットフォームはあくまでも エンターテイメントの場所。

「お金儲けをする場所」ではないのです。

収益がダイレクトに発生する場所といえば、LPやLINEやメルマガなどクローズドな場所で行うDRMです。

「YouTube =稼げる」という短絡的な発想ではなく、マーケティング 視点から見た YouTube の役割をしっかり インプットしておきましょう。

認知拡大

YouTube は認知拡大にとても役立ちます。

ブログであれば 主なトラフィックは SEO(検索エンジンからの流入)になります。

ビジネスツール として代表的な SNS「X」は、 何者でもないユーザーの投稿はなかなか広くリーチしません。

すでにフォロワー数を多くもつアカウントとの交流や、他のプラットフォームでの知名度を持ってして 初めて たくさんの人に認知してもらえる仕組みです。

それに比べて YouTube は様々な 流入経路があります。

Google のプラットフォームですから SEO 経由の流入もありますし、動画単体の共有機能もありますから 他のプラットフォームからトラフィックを集めてくることも可能。

そして何より大きいのは、 YouTube は基本的にレコメンドエンジンだということです。

YouTubeというプラットフォームがおすすめ欄にコンテンツを露出することで新規のユーザーにリーチすることができます。 

新規ユーザーに大きくリーチできないプラットフォームがたくさんある中で、 YouTube は 教育や ブランディングなどの機能も兼ね備えつつ、 飛び道具的に認知拡大も狙えるわけですから とても優秀なビジネスツールです。 

教育

YouTube は他のプラットフォームに比べて圧倒的に教育の浸透度が高いです。

なぜなら YouTube 動画( 特にロングコンテンツ)を見る ユーザーは、かなり熱心に見る傾向があり 他のプラットフォームに比べてファン化の度合いが非常に高いからです。

実際に、私が運営する このビジネス学園への入学希望者は、 長い人では数年前からYouTube を通してKYOKOを知っており、

見ている動画の本数もかなりの本数を追いかけている傾向があります。 

その状態というのは、あらゆる私のスタイルや意向を理解しているユーザーであり、

当然 私が運営している商品やサービスのことも熟知している方が多いです。

そのようなユーザーは、 マーケティングファネルの「セールス」のフェーズに入った時、 

しつこい売り込みや 入念な説明などなくても、高いCVRで商品やサービスの購入を決めます。

教育とは何か

マーケティングのゴールである 購買 から考えて、必要な情報や思想をインプットしてもらう工程。

あるいは、ゴールである商品やサービスが必要である理由( ニーズ 教育) その商品やサービスを欲しいと思ってもらう施策(ウォンツ教育)などです。 

ブランディング

YouTube は最強のブランディング 構築 マシンです。

ブランディングとは 分かりやすく言うと、発信者自身や商品・サービスをこちらの意図した通りのイメージで 相手に思ってもらうこと と言い換えられます。

 YouTube は「動画」という特性上、 Web 上のあらゆる コンテンツフォーマットを兼ね備えています。

 画面から発信者の顔や表情、 手や体の動きまで全て見ることができますし、

 目を閉じても音声として発信者の声が伝わります。

さらに、テロップ やイラストによって視覚的にも情報が入ってきますよね。

このように多角的に情報が入ってくることにより、 イメージが強烈に刷り込まれるほか、

テレビを見るように 発信者に強い好意を持つ可能性が非常に高い媒体です。 

これにより「この人といえば あの専門家!」とか「この人と言えばあの商品!」のように思ってもらいやすいわけです。 

マーケティングの最たるものは、 受け手に「なんか この人好き」と思ってもらうことに他なりません。

それを昨今では、ファン化マーケティングと言ったりもしますが、

ファンになったユーザーは、購入までの様々な条件を無効にしてでも、購買行動を取るようになります。

目的が「情報」ではなく「その発信者との関係性」に移った時、 その現象が見られるのです。

YouTube は、 1度見始めると習慣的に見るようになる特性や、 やはり「動画」という 多角的情報伝達マシンであることから、 それらが起きやすくなることは確かです。 

集客

ここで いう集客というのは、 いわゆるリストビルディング(LINE や メルマガの登録者を増やすこと)だと思ってください。

YouTubeはこの集客の部分がとてつもなく優秀。

  •  リストの数
  •  リストの質 

この2つが非常に高い。

 YouTube は、先ほどお話しした「教育」「ブランディング」 の要素が強いことから、しっかりと教育されて コミットメントの高いユーザーが LINE や メルマガに流れ込んでくることになります。

だからCVRが高いのです。

これは同じように 情報発信している横のつながりからもよく聞く話ですが、

YouTube 以外からのプラットフォーム経由で 流入したリストのCVRは、意外にも低いそうです。

マーケティングの10%の法則でいくと、CVR10%いけばまあまあ優秀な数字と言えるのですが、

他媒体だとCVRが1%前後だという話も聞きます。

※もちろん ファネル内のコピーやプロダクトの価格帯によってもかなり変動があるので一概には言えませんが。

ちなみにYouTube 集客を主軸としている私が、メルマガから行っている個別相談のCVRは99% ほどであり、

対面でお話ししたらほぼ確実にサービスをご購入いただけます。 

現在70歳の 当学園メンバー、カバチタレ さんも、

2024年7月は、6名の方がフロントセミナーに流入し、 なんと 6名 全員がカバチタレさんのサービスを購入しました。

YouTube 経由の集客でCVR100%です。 

様々な導線例

ではどのように導線を組んでいけばいいのでしょうか?

それには様々なやり方があり、 1つだけが絶対的な正解ということはありません。 

マーケターの腕次第でYouTube からの流れを自由に作れるからこそ、その自由度ゆえに迷ってしまうものです。 

ですから、ここで 王道的な動線例をいくつかご紹介します。

1ステップ

1ステップマーケティングは、 ダイレクト売りです。

YouTubeの概要欄からそのまま LPや申し込みフォームに誘導し、商品をダイレクトに販売します。 

無形商品や高額商品でも、 一昔前はこのやり方で全然 OK でした。

私も人生初のローンチは、このやり方で行い、単価12万8000円の商品を5分で60名の方に販売しました。

ただ 現在はこのやり方をやるなら販売する商品を選びます。

無形商品や 高額商品を YouTube 経由でダイレクトに販売して炎上する方は少なくありません。

この授業の冒頭でもお話しした通り、 YouTube は セールスの場所ではないのです。

情報発信者が多くなってきた 昨今では、この傾向が特に強くなってきたので、ここだけはよく覚えておきましょう。

このやり方で販売するのにふさわしい商品・サービス形態は

  • イベント集客
  • グッズ販売
  • 実店舗集客 

この辺りが妥当です。

クローズド2ステップ

一番 王道なのが クローズド 2ステップマーケティングです。

2ステップマーケティングとは、 販売までに2つ以上の手順を踏んで販売するセールス手法のこと。

YouTube から、 一旦 LINE や メルマガ などの クローズドメディアに誘導し、 そこで商品のセールスを行います。 

このやり方で販売するのにふさわしい商品・サービス形態は

  • オンラインスクール
  • オンラインサロン
  • コンサルティングサービス
  • 高単価商品
  • 無形商品

こういった プロダクトは表売りすると、いたずらに叩かれたり炎上するリスクがあります。 

ですから クローズドメディアにてオファーするのがセオリーです。 

ダイレクトな2ステップ 

次に、ダイレクトな2ステップマーケティング。

YouTube からの 一般的な2ステップマーケティングでは、一旦クローズドメディアに引き込んでからセールスとなりますが、

「ダイレクトな2ステップ」では、 概要欄に直接「無料相談」や「セミナー」などの体験的なコンテンツをダイレクトにおき、販売します。

このやり方で販売するのにふさわしい商品・サービス形態は「非稼ぐ系」のプロダクトです。

オンラインスクールやオンラインサロン、コンサルティングサービスなどの無形商品でもOK ですが、そのジャンルが「稼ぎ」と無関係なのが好ましいです。

  • 英語学習
  • 子育て
  • 士業

など。

当学園のメンバーカバチタレ さんも、 司法書士のコンサルティングサービスを、ダイレクトの2ステップで組んで、6名のフロントセミナーから 6名の購入者を出しています。 

基本はクローズド2ステップ

基本的に YouTube からのマーケティング導線としては、クローズド2ステップを推奨します。

やり方

  1. YouTube の概要欄にLINE や メルマガの登録リンクを設置します。
  2. 登録するためのフックとしてリードマグネット(登録特典)を用意し、概要欄に表示。
  3. 登録後サンキューメッセージと共に特典を配布
  4. 商品をオファー

工程④に関しては様々な方法がある

  • 登録直後に1本だけ長編動画を配信してセールス
  • 登録直後に3分ほど教育動画を配信してセールス
  • 登録直後にセミナーを発動させ セールス 
  • 登録直後に個別面談をはさんでセールス
  • 登録直後はセールスせず企画時にセールス 

もちろん一旦クローズドメディアに引き込んでから、フロントエンドを挟んだり、個別相談を挟んだりなど、工程数が増えれば増えるほど、リストインしたユーザーは削ぎ落とされていきます。

自分のプロダクトによっては、工程数を極限まで絞って概要欄からなるべく少ない手数でセールスを着地させることも考えなくてはいけません。

ただ、 やはりクローズドメディアに引き込んでからパーソナルなやり取りを積んできた顧客のロイヤリティは非常に高くなると言わざるを得ません。

炎上防止などのリスクマネジメントの観点や、本来売るべきではない顧客に売らない施策としてのスクリーニングの側面も踏まえて総合的に判断した時、 やはりクローズド 2ステップが王道なのかなと思います。 

LINEかメルマガか?

ここで取り扱うクローズドメディアは LINEかメルマガどちらを使えばいいのか?

正直これに明確な答えはありませんが、 長いこと YouTube を運営してきて、 メルマガ も LINE もどちらも誘導したことのある私から言えることは、

「YouTube の概要欄から誘導するのであれば LINE の方が相性は良い」です 。

理由としては、まず第一に LINE でリストを取っていた時の方が流入数が多かったです。

こちらは LINE でリストを取っていた時のデータの一部ですが、 右側の緑色の「+数字」部分が1日の増減 です。

50件 60件 70件 80件 90件…多い時では100件以上の登録が、毎日ありました。

それに比べて メルマガの登録数で言うと ざっくりで申し訳ないですが 1/3ぐらいの印象です。

これは 推測 なのですが、 おそらく YouTube ユーザーは、 分かりやすくて簡単なコンテンツを好む傾向があり、 登録時の分かりやすさと簡単さがメルマガより LINE の方が高いのではないかと。

単純に、YouTube ユーザーと LINE の相性がいいのですね。

ブログなどのテキスト媒体を好む ユーザーであれば メルマガの方が相性がいいかもしれません。

まとめ

ここまで YouTube マーケティングの大まかな流れを学習してきました。

 重要な部分をおさらいしていきましょう。

ビジネス活用する際の YouTube の役割は4つありました

  • 認知拡大
  • 教育
  • ブランディング
  • 集客

導線は最も王道 かつ オーソドックスなクローズド2ステップがおすすめ。

YouTube からのリスト取りであれば LINE を使うのがおすすめ。 

具体的なやり方については、 YouTube ビジネスの学校の講座内で詳細に授業していきます。

ここではまず、全体像をしっかり インプットしておきましょう。

YouTube運営に必要なマインドセット

ここでは YouTube を運営するにあたり必要なマインドセットを学んでいきます。

YouTube運営は、動画制作・投稿だけでなく、分析や改善、視聴者とのコミュニケーションなど、多岐にわたる活動が必要。

口が裂けても 「YouTube 動画は 簡単に作れるコンテンツです」とは言えません。

私もたくさんの人を見てきましたが、 95%… いえ、それ以上の人が、せいぜい 3ヶ月も YouTube を続けられません

3ヶ月続けられた人の中でも、週2投稿を3ヶ月継続させられるのは一握りの人間です。

そもそも、それが続けられれば、ある程度目に見えた結果が出てくるわけですから、その先も続けられますもんね。

YouTube に限らず全てのビジネスに言えることですが、 最初の心づもりが間違っていると早い段階で必ず失敗します。

とても 主観的な意見にはなりますが、長年 YouTube をやってきて、これが大切だなと思うポイントをまとめます。

私が 常日頃から意識してこのマインドをキープしているからこそ 成果が出せている要素でもあるので、 概ね間違っていないと思いますし、皆さんに自信を持ってお伝えできます。

ぜひ意識して取り組んでみてくださいね。

大前提: YouTubeは事業である 

まずこれからお話しする全ての大前提において、「YouTube は事業である」という心づもりを持ってください。

何度言ってもほとんどの人は、 このネット上にあるエンターテイメント媒体の YouTube を“仕事” としては捉えません。

 無意識だとしても、なにか「楽して稼げる魔法のツール」 のように思っている人が多いのではないでしょうか ?

大前提として その心づもりがあるからこそ ほぼ100%の確率で失敗します。

「YouTube に出ている 発信者は今や 芸能人のようなもの」 と何度もお伝えしているように、 YouTube を始めるということは、自分の番組を持つということなんです。

そして得られる メリット や資産を考えた時に、その大きさは ちょっとしたお小遣い稼ぎなどにはとどまりません。

圧倒的に事業の領域です。

ただなんとなく 適当にネタを決めて 適当に撮影をして気が向いた時にアップするだけの趣味 YouTube なら話は別ですが、

私たちがやろうとしていることは

 ビジネス設計をして、求められているジャンルやテーマを決め、 届けるべき ペルソナを設定し、 そのペルソナに的確な価値を提供し、 リサーチ と分析を繰り返しながらブラッシュアップしていく。

 もはや 企業がやるレベルのマーケティング活動していくわけです。

 これを事業と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。 

事業として考えるのであれば、 これからの YouTube に対する取り組み方も大きく変わってくるはずです。

  • 今日は眠たいから撮影はやめようかな
  • この動画は思いつきのネタでいいか
  • 投稿頻度が空いちゃったけどまあいいか
  • やってみたけど伸びないから辞めちゃお

事業として考えたら、こうは絶対になりません。

逆に言うと、こうなってしまうということは、 YouTubeを「楽して稼げる魔法のツール」 だと思っていたという証明になります。 

この大前提をもとに、 これからの話をよく聞いてください。

長期投資の意識 

楽して稼げる魔法のツールであれば 短期確実思考が働くのも当然。

しかし、事業として考えるのであれば、長期投資の意識を持ってください。

短期間で大きな成果を上げることが可能な YouTube ですが、 もちろんそうでない場合もあります。

数ヶ月やって結果が出ないからと言ってやめてしまうのは、 短期間のうちに確実に結果が出ることを期待していたからです。 

もし最初から事業として捉え、チャンネルが育つまでに、あるいは成果が出るまでに、

年単位かかると踏んでおいたらどうでしょうか? 

たかだか数ヶ月で結論を出すこともなく、 PDCA を回しながら 継続することができるはずです。

ちょっと立ち止まって考えてみて欲しいのですが、

 YouTube でビジネスをした場合に稼げる金額は、月に100万円以上などの会社員のお給料では考えられないような額になります。

仮に収益を月100万円と考えた時、 会社のお給料を1年… いいえ、5年で100万円昇給することは可能でしょうか? 

ほぼ確実に不可能なはずです。

しかし、ことさらYouTube になると数ヶ月で結果が出なければ諦めてしまう。

矛盾してますよね?

もう一度 大前提の話に戻りますが、 YouTube は仕事であって事業だと捉えてください

そう考えた時に私たちは長期的に、顧客の価値となりうるコンテンツを制作し・提供し、 自分の未来の成功に投資しているということになります。 

私の場合もそうですが、過去に作った動画コンテンツが今の自分を救っていると感じることが多々あります。

いつ目に見える結果が出始めるかは、でしかありません。

心理学で言うところの「大数の法則」でも証明されているように、

たくさんの数を投下したり・長い期間継続していれば当たりを引く確率も必ず上がっていきます。 

YouTube を ビジネスとして始める メンバーには、

これを事業として捉え、長い目で見て育てていく心づもりを持ってください。 

視聴者ファースト 

YouTube を運営していくにあたって絶対に忘れてはいけないのが、視聴者ファーストのマインドです。

これはただ単に YouTube に動画を投稿するだけではなく、 ビジネスとしてYouTubeを活用するのであれば当然の考え方です。

  • 視聴者の悩みを理解する
  • 視聴者の欲しい答えを提供する
  • 視聴者のまだ気づいていない悩みに気づかせる 
  • 視聴者に役立つ商品やサービスを提案する 
  • 視聴者にその動画を通して体験を提供する 

このような視聴者をベースにした考え方 から逆算して、コンテンツに落とし込んでいくのが大切です。

 そのためには、

  • キーワードのリサーチ

( YouTube キーワードや Google サジェスト など 多角的に)

  • Q & A サイトなどから悩みを拾う
  • 競合チャンネルのリサーチ
  • ペルソナに類似した人物にヒアリング

このような方法を駆使して視聴者のためのコンテンツ作りを肝に銘じなくてはいけません。

意識していてもどうしても、かなり多くの方が “自分の出したいコンテンツ” を出してしまいます。 

ここに関しては マーケティングの学習が甘いからでしょう。

他者理解からのペルソナ設定を、どれぐらい細かく・どれぐらい綿密にできるか?で、この部分は大きく変わってきます。

  • ペルソナはこうであってほしい
  • ペルソナはきっとこうだろう 

こういったただの「予想マーケティング」や、「お祈りマーケティング」みたいなことをするから、実際の ペルソナのニーズとは大きくかけ離れたコンテンツを出すはめになってしまうんです。 

客観的事実に基づいたデータ分析をしたり、 実際にペルソナに近い人物にインタビューするなど、人がやらない やりたがらない 泥臭い作業をどれぐらいあなたはできるか?

ここにかかっています。 

自分が思う顧客の気持ちと事実に基づく答えの確かめを必ず行いましょうね。 

成長にフォーカス 

YouTube 運営の道は長いですから、最初のうちは結果にフォーカスするより成長にフォーカスしましょう。

早い段階で分かりやすい結果が出れば モチベーションも 保ちやすいですが、全員が確実にそうなるとは限りません。

 選ぶジャンル や 戦略 によります。

「長期投資の意識」の部分でもお話しした通り、 心づもりとしては長い目でチャンネル を育てていきますが、

 その時に金額や 再生数などの“結果”に、 フォーカスしすぎると、これもまた 短期でモチベーションが尽きてしまいます。

金額や 再生数などの外的要因をモチベーションにするよりも、 やりがいや 自分の成長などの内的要因をモチベーションにする方が圧倒的に高い品質で継続しやすくなります。

これは 心理学のアンダーマイニング 効果でも言われていることです。

人は自分の興味や関心に基づいて夢中になっていたことが、報酬にフォーカスすることで、モチベーションが下がり、 パフォーマンスが落ちます。

逆に、自分の内側に存在する「スキルアップ」や「自身の好奇心を満たすための活動」などでは、自発的に そして 能動的に活動していくという研究結果があります。 

ラッキーにも早い段階で大きな収益 や 再生数を取れれば、それも確かに モチベーション キープにつながると思いますが、 やはり それは不確実です。

もちろん 狙って数字を取りに行くのがプロですが、世の中に100%とか絶対という言葉がありません。

そんなふうに 確実 思考で 数字ばかりを追っていくと、 それが叶わなかった時のモチベーションの下がり方も大きく、 結局は一番難しく 一番重要な「続ける」ということができなくなります。

だからこそ、今日より明日、 今週より来週 、今月より来月、 自分ができるようになったことや成長したことに強く目を向けてください。

そして、それを誇りに思ったり楽しんだりしてください。

その結果として、 夢中に作業するという状態が生まれ、 クオリティは上がり、 頻度も高まり、 だからこそチャンネルにファンがつき、エンゲージメントが上がり、 売り上げが上がるようになってきます。 

楽しむこと 

さっきも言いましたね。 YouTube において最も大切なことは楽しむことです。

努力は夢中に勝てません。

努力してる状態を努力と感じているなら、それはまだまだ。

人間、辛いことは続きません。

楽しいと思えるような工夫を取り入れて、 努力を苦しくない状態にまで持っていきましょう。

  • 楽しむことで 品質の高いコンテンツを作れるようになる
  • 楽しむことで失敗から学べることが多くなる
  • 楽しむことで視聴者に感謝の気持ちを持てるようになる 

こういった メリットもあります。

ではどうやったら努力を楽しむことができるのでしょうか?

  • 短期的なご褒美を用意する
  • 長期的なご褒美を用意する
  • ポジティブになる事柄とセットで行う
  • 必ず毎日作業する
  • 自分の成長に目を向け褒める 
  • すでに成功したつもりで毎日生活する 

この6つを徹底的に実行してください。

そして、作業が辛い苦しいと思わなくなるまで1日も休まず継続してください。

これって筋トレと同じで、 本当に最初は辛いんです。

筋肉痛で体が痛くなりますし、 体力も使うので疲れます。

でも慣れれば 筋肉痛は起きなくなりますし、 目に見えて筋肉がついてきたり 引き締まってきたりして、さらに楽にトレーニングが行えるようになります。

理想のボディを想像しながらトレーニングを続け、 昨日より今日の方が何回か多く負荷をかけられたり、 そんな自分が「すごい!」と思えたりする過程に筋トレの魅力があります。

しかし 自分に甘くなってしまい、「たった1日だからいいか…」と 筋トレを休んだ次のトレーニング日は地獄です。

今まで頑張って貯金してきた日々は、豚の貯金箱を割ってしまったのごとく、 もう一度最初からやり直しているような気分になります。 

当然 次のトレーニング では 筋肉痛になるでしょう。

辛い日々の再開です。

だからこそ、自分に甘くならないように、 自分で自分の鼻先にニンジンをぶら下げて、喜んで努力できるようにしつけるんです。

いいですか、自分の飼い主は常に自分です。

どうしたら進んで楽しく作業できるのか、 飼い主として徹底的に自分を指導してください。 

まとめ

YouTube を使って ビジネスで勝つためには1にも2にも3にも絶対的に大事なのは 継続です。

 そのためにできるマインドセットの全てをお伝えしてきました。

 おさらいしていきましょう。

  • 大前提として YouTube は事業である

YouTube は楽して稼げる魔法のツールではありません。 仕事です。

  • 長期投資の意識を持って取り組もう 

年単位 かかっても会社の給料で100万円以上の昇給は難しいのだから、 YouTube もそれ以上かかると心得よ

  • 視聴者ファーストで 動こう 

YouTube を使ったビジネスは最高峰のマーケティングです。 いちごクリームを提供するなかれ!

  • 成長にフォーカスしよう

自分のスキルアップにフォーカスした方が モチベーションが長続きします

  • 楽しむこと

嫌いにならないように最大限努力し・楽しめるように最大限努力しよう 

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