基本フォーミュラ(方式)

目次

富命(お金を得やすい)

1強で財が干支にある
2印が忌神の場合、財によって印の影響が減っている時
3弱の場合、財→官→印と生次ている場合
4傷官が財を強めているもの(しかも流通している)
5強で財が多い場合は傷官が弱い
6財、傷官が透干している(干支に財、傷官がある)

貧命(お金を失いやすい)

1財が軽く官が重いもの
2弱で傷官が重く印が軽い
3弱で財が重く剋が軽いもの

貴命(名声評価を得られやすい)


1強で官が強い
2弱で官と印があるもの
3強で財➕官

賎命(名声評価を失いやすい)

1傷官見官(傷官➕正官)
2弱で官が強い
3官が強く印が弱い
4財が多く官がない

吉命(トラブルが少ない)

1日干の左右に用神がある
2流通している

⭕️甲癸庚
⭕️寅亥申

凶命(トラブルが多い)

1命式の中に忌神が多い
2強で財官が透干している

寿命(精神的に安定している)

1沖合がない
2強で官が絶でなく、傷官➕財のあるもの
3弱で印が強いもの
4十干に用神があり、時支に根があるもの

早死にしやすい

1印 財 偏官が強すぎるもの
2用神と忌神が戦いあっているもの
⭕️甲庚⭕️
⭕️寅申申

3調候のバランスの悪いもの
戊丁甲乙
辰巳午卯

傷官見官

良い場合
1傷官が強く弱で印がある時
2傷官が強く強で財がある場合
3傷官が強く財が弱く比肩劫財がある時
4傷官弱く今日で印がない時


傷官が正官を攻撃しているフォーミュラ。

恋愛では夫を剋す、いわゆるお金の面で細かく夫の運を落としやすいと考えます。仲が良いと未亡人になることもあり、官殺という自分を抑えるものを攻撃して反発することから、夫に従わず自分に合わせてくれる男性を好みやすいです。

・自分に合わせてくれる人と付きあう
・夫の運が落ちる、お金に細かい
・自分のロールで生きている

男性では上司に反発すること(傷官)、正官は評価を意味しますので、上司に恵まれない、上司から良い評価が得られないと考えます。

・上司に恵まれない
・評価がされにくい

また正官=法律、ルールと考えた場合、ルールを攻撃してルール違反をすると考えると法的問題、法的問題に対処できる人と考えると弁護士といった感じで、才能として 考えることもできます。(命式)

・法的トラブル
・法的トラブルを扱う才能

財があれば循環しますので、傷官見官と財の配置を見て、循環するかどうかを考えま す。循環すれば傷官見官の悪い要素はでにくいです。(バランスが大事)

運気として観た場合は夫を剋すので別れの運気、正官の仕事を剋し自由を求めるの で、仕事を辞める、転職、首になる時期、法律違反、税務問題が起きる時期、男性にとって官殺は子どもなので子供のトラブル、子供が離れていくと考えられます。

ここまでは傷官と正官の強さが同じ場合です。

象意を見る場合は

・六神(比肩~印)
・五行のバランス
・六神の強さ
・命式の強弱

の3つを見て総合的に象意を考えます。

傷官と正官で傷官が強いなら、傷官が正官を壊しているという象意がでます。 傷官と正官で正官が強いなら正官の意味に正官が傷つけているという象意が出ま す。

傷官が正官を壊せばルール違反、離婚など。 傷官が正官を傷つけているなら、浮気している、束縛が強いなど正官を傷つけている象意がでます。

このようにフォーミュラを使う場合も強さや五行バランスで象意が変化が生じます。 食神+正官では意味が変わります。

食神の愛嬌で正官の夫をうまく扱うと考えます。傷官は正論で夫を攻撃するのですが、 そもそも傷官は世の中の正論の正官を攻撃しており矛盾があります。ですので、本人の中での正論で夫を攻めると判断するわけです。

そこで、

食神=ユーモア、周りを気遣った表現
傷官=自分のルールでの正論、筋が通っているか

を基準にしやすいのですが、どちらも自己存在を示したい事にはかわりないので、正官である夫が合わせるとうまくいくとわかります。そこで合してくれる人と結婚すると仲良く過ごしやすいです。この理論はどこから来ているのかと言えば陽干では

⭕️甲丙辛
⭕️⭕️⭕️⭕️

食神は正官と干合し和合しています。そのため夫と仲良くするために食神の個性を使 って夫と接していきますので、愛嬌がある、柔らかいという事象になります。

⭕️甲丁辛
⭕️⭕️⭕️⭕️

しかし傷官の場合は傷官が正官を剋しています。剋すという事は支配する、勝つ、支配するという意味から自分のルールで夫をコントロールすると分かります。

⭕️乙丙庚
⭕️⭕️⭕️⭕️

陰干の場合は正官と干合し、日干が調和しています。そして食神で表現しますので、 愛情豊、愛嬌があると判断します。

⭕️乙丙庚
⭕️⭕️⭕️⭕️

しかし傷官だと正官と傷官は同じ陽で攻撃しあう為、和合の意味合いが弱くなります。 しかし日干陽ほど強くなく、正官と日干が干合関係なので調和の意味があります。

弱 食神  正官夫の仲良く過ごす ストレスを感じやすい                  
弱 傷官  正官自分のルールで夫をコントロールする
強 食神  正官愛嬌良く過ごす 愛情豊か
強 傷官  正官自分のルールで夫をコントロールする

ここに強弱が入りさらに判断が増えます。
強の場合、食神も官も用神なら愛嬌でうまく夫をコントロールできることがわかります。 しかし弱であればエネルギーを使って食神によって、正官をコントロールするので、気 を使いながら調和していることがわかります。

ここにさらに食神が強いか、正官が強いかで新たな事象が生まれるわけです。

⭕️甲丁辛
⭕️⭕️⭕️丑

例えば、正官の下に財があり、傷官が正官を攻撃している。けど傷官は財を生み出し、 官の下にあると言う事は男性が財を持っています。

ここまでの事象を足せば、お金のある男性とコントロールしていきたいとわかります。 もしくは人から見える傷官見官の個性から夫をコントロールしている。理由は十二支 に財があるのでお金のために、夫に合わせている、などと分かるわけです。

このように五行の配置によっても事象が生まれます。

・六神(比肩~印)と配置
・五行のバランス
・六神の強さ
・命式の強弱

の4つを合わせることで実際に起きる象意、個性、才能などが分かります。

印化殺、梟神奪食、財破印

印化殺=七殺を印を使うことで偏官に変えている

七殺の凶暴性を印の理性で抑えているのが印化殺です。競争心をうまく使い、結果を 出してステータスを上げていく才能のです。恋愛で言えば、男性をうまく扱っていく強さ があることを意味し、印の受け身から受け身なようで七殺の積極性があるわけです。

弱であれば受け身な感じで優しい雰囲気を出し、強であれば頼れる優しい女性の雰 囲気を出すわけです。で、七殺(偏官)は男性よりも強いのですから、頼れない、弱い男性を好みません。強い男性をいかにコントロールするかが印化殺だからです。

そのため男性の場合は力のある人に好かれやすく、結果を出すことで自然と信用も増していきます。

その為、印化殺はステータスを得やすいわけです。

※補足

印+官殺=仕事の変化
を意味し、昇進、転職、独立など仕事での変化を意味します。
なので印化殺にもこの意味があります。しかし、偏官の競争心を持つことで結果が出るのですが、相生関係では相生されるものを求めるため印を求めます。安定、評判、名声、自由を求めるので、上手く競争心を扱う必要があるわけです。

梟神奪食=強い印が食傷を壊している
梟神奪食は印が強すぎて食傷の自由を奪う事、 財破印は財が強すぎて印の理性や思いやり、人間関係を壊すことを意味しています。

この2つは1つの五行が強くありすぎた場合の悪い象意を意味し ています。

破印=財が印を壊している
財が強くなりすぎてお金ばかりを考え人を裏切る財破印。
印が強くなりすぎて健康を崩したり、お金が無くなり自由を失う梟神奪食。

どちらも強くなりすぎた五行に気を付けることで、悪い象意が表面化しないように気を 付けていくことができます。
である五行が増えすぎた場合、命式が壊れてしまっています。この壊れるという意味 から、人生が壊れると判断し、人生が悪くなる、亡くなる時期として判断することがで きるわけです。
病気になっており命式が壊れる時期が来ると寿命が終わります。そこで死ぬ時期を 予測するとき、命式が壊れてしまってる時期を判断します。

※補足 破格と命式が壊れた状態、外格

破格と命式が壊れている状態はどちらも命式が壊れています。無意識に人生を壊す 方向に選択、行動しやすい時期として観ていきます。

そのため自分が苦しくなる選択をしやすい時期で、恋愛で言えば大変な人と付きあえ る、仕事でいえば大変な仕事ができる時期、人と判断できます。

これを振り切ってしまった外格は一般の枠から外れているので、運気の良い時期は 自然と成功します。

2つある命式

官殺混雑、正編財など比肩~印が陰陽の両方ある命式は2つとも求める命式として 考えます。

正官と偏官があれば、夫と彼氏、本業と副業など2つを求めます。 正印と偏印があれば、普通の知識と趣味の知識の2つを求めます。 2つを求めると言う事から

・浮気しやすい
・落ち着きがない、飽きっぽい
・両方欲しくなってお金がかかる

などの象意が生まれるわけです。

この事実から分かることは

命式にあるものを求める
ということです。命式にあるから自然と求めてしまうわけです。なので命式にあるものを見ていけば、自分が何を欲しているかが分かります。

このことを応用したものが

・好みの異性のタイプ
・適職判断

です。

自分の求めている仕事が適職で命式にあるので成功します。 自分の求めている異性が好みのタイプで、このタイプとは付き合いやすいです。その後、上手くいくかどうかの成敗(成功、失敗)は運気によって決まります。恋愛の 場合はこれに相性も追加されるわけです。

そのため、

・命式にあるものを求める
・それが成功するかどうかは運気で決まる(恋愛は相性も含む)

で悩みや問題が大概解決します。

命式にないものを求めても無理ですし、運気が悪ければ失敗します。
この2つのどちらかが悩みや問題の原因になっています。

そしてこの2つを素早く判断するスキルがフォーミュラです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

よろしく

コメント

コメントする

目次