フレームワーク

目次

ライティングの型

・ユーザーに理解してもらいやすい記事が書ける
・ユーザーの行動を促す記事が書ける
・最後まで書き進めやすい
・説得力が増す

PREP法(プレップ法)

PREP法は、論理的構成を作ることができるフレームワークです。 文章全体の論理的な構成を作り出すことができる特徴があります。

・重要な文章は冒頭に 
・数字やデータを使うと信憑性が上がる
・体験談を入れるとより意思が伝わる

パラグラフライティングとは?

複雑な話を塊として分けて説明していくライティング技法を、パラグラフライティングといいます。 

パラグラフライティングとは話の幅が広く構成が複雑になってしまう時に、それぞれの話を塊として分かりやすく整理し全体を整えたものです。ロシアのマトリョーシカ人形のように、大きなPREP法の中に、中ぐらいのPREP法がありその中にさらに小さなPREP法があります。その各論を1つ1つの塊 としてライティングすることで、話の論理性が増し、さらにいうと読みたい部分だけを読むこともできます。話のポイントが交錯してしまうと全ての文章を読まなければ意味が通じなくなりますが、一つ一つのH2で論理が完結していれば、自分に必要なH2だけ読めます。

パラグラフのメリット

・読み飛ばせる
・構成が簡潔
・ロジックツリー型だから論理的 

パラグラフライティング二つのパターン

このように「AはB。BはC。CはD。 つまりAはDです。」のようにストーリーとしてパラグラフを繋げていく方法が1つ目です。体感的にはこちらのタイプのパラグラフを使うのは、「原因と結果」のような根拠を示す事を目的とした時なのかなと思います。

こちらはその名の通り、一番最初の総論で述べた複数の論点を列挙するタイプのパラグラフライティングです。各パラグラフの要素を統一し並列させるイメージです。「3つの方法」とか、「〇〇の方法5選」などというタイトルの時はこちらのタイプをよく使います。このように、一つ一つのH 2が独立しており、目次でしっかりナビゲーションできていれば読みたい部分だけかいつまんで読むことができます。各パラグラフには、論理的つながりがないので順序を変えても大丈夫ですね。記事内の細かい部分やH2をPREP法でライティングし、大枠でもパラグラフで整えればよりわかりやすく情報を伝える事ができますね。

三段論法

三段論法は、不確かな情報に論拠を示しつつ、説得力を持たせることができるフレームワークです。不確かな情報、反論や反対意見に対して理由や証拠などを示しつつ、論理的に話を進めるので、説得力が出るんですね。

PREP法と非常に似ていますが、大きな違いとしては三段論法のほうがより一層話のテーマの真偽を明らかにするような傾向があります。

三段論法の利用シーン

三段論法は、不確かな情報に対し説得力をもたせて解説する場合や、問題解決のために用いられることが多いフレームワークです。

  • 悩み訴求
  • 疑問系キーワード
  • ネガティブキーワード

このようなテーマの記事では三段論法を使うことでより説得力が増すでしょう。 

①悩み訴求

悩みを解決するようなテーマの記事では冒頭で主題を定義し、大前提と小前提を用いて主題に対する詳細を埋めていき解決策を念押しすることができるでしょう。

なぜそうするべきなのか、理由や具体例、データなどを使うことによって信憑性の高い話ができるでしょう。

②疑問系キーワード

「 〇〇とは?」といったキーワードがテーマの記事では、その疑問に対して以下のことを述べる必要があります。

  • 答え
  • 理由
  • 理由に至った詳細
  • 結論

三段論法を使ってこれらのことを解説することで、その答えに対する信憑性や説得力が増します。

③ネガティブキーワード

ネガティブキーワードのように読者が疑念を持つようなテーマの記事では、その疑念を払拭するために信憑性や説得力を表現しなくてはいけません。

  • 答え
  • 理由
  • 理由に至った詳細・データ
  • 結論

こちらも上記のように、主題に対する答えに説得力を持たせるため大前提や小前提を使って具体的な論拠を挙げていく三段論法は適していると言えます。

AIDMAの法則(アイドマの法則)

・アフィリエイトサイト 
・販売ページ(LP)
・セールスレター

AIDMAの法則の使用例

友人だけではなく、口コミサイトでもたくさんの評判の声が寄せられています。購入に至るまでの明確な動機付けをします。執筆者だけでなく、「 第三者の評価」を人は非常に気にします。

なんとこちらの商品、今なら50%オフで全額返金保証付で購入することができます。〇〇日までなので、気になる方は急いでください!購入しようと決意する。

AIDMAの法則の利用シーン

基本的に記事の執筆依頼を受けた際は、クライアント側からH2、ないしはH3などの見出しが既に設定された状態でライティングすると思います。AIDMAの法則を利用したライティングをする際は、記事全体の構成が未指定の状態の時に限ります。特になにか商品を成約させるようなコンテンツ

・商標キーワードの記事
・販売ページ
・セールスライティングが必要な記事

上記のような場合に大きな流れとして、AIDMAの法則にのっとった記事構成をすることでユーザーの購買心理に寄り添うことができます。もし、セールス要素のある記事を1から記事設計をする際は大見出しの順番をAIDMAの法則を参考に作ってみてください。

PASONAの法則(パソナの法則)

PASONAの法則の使用例

PASONAの法則は問題点を明確にし、その解決方法を明らかにした上で、条件を絞り行動させる(商品の購入など)ためのライティング構成です。実際にはどのように使用するのか、ライティング例を見てみましょう。

P(Problem)→問題提起 

例 ネットを使って収益化するためにはライティングのスキルが必須ですが、正しい知識と読まれる文章を書かなくては通用しません。Webライティングを学ぼうとする方に向けてその必要性と問題提供行います。

A(Agitation)→問題点の煽り立て

例 ネットの世界は基本的にテキストでのやり取りが主流になりますから、文章で正しい情報を伝えるスキルがなくては致命的です。

先ほどの問題提供をさらに掘り下げて問題点の煽り立てをします。ただし最近では、このフェーズにおいて不安を煽り立てるだけではポジティブな行動に結びつけにくいと言われています。そこでここのフェーズでは「A(Agitation)→問題点の煽り立て」の他にも「Affinity→親近感を与える」こちらの追加をお勧めします。

もう1つのAーーーーーーーーーーー

   A(Affinity)→親近感を与える

とはいえ最初から完璧に出来る人なんていませんよね。私も読み返すと初心者の頃の文章はひどいものでした。そのような問題点はほとんどの人が共通で持っていることを示して安心感を与えました。そして執筆者自身も同じような悩みを持っていたことを示すことで親近感を感じるはずです。 

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SO(Solution)→解決策の提案

例 でも大丈夫です。正しい知識をインプットし、アウトプット作業が習慣化すればライティング能力は必ず上達します。

どうすれば問題点が解決できるのかを「正しい知識のインプット」と「アウトプット作業の習慣化」という具体的な解決策で提案しました。 ここでもう一つ、解決策を提案した後でさらに詳細な商品やサービスの提案を行うと良いでしょう。

もう1つのOーーーーーーーーーーーー

  O(Offer)=具体的な提案をする

例 副業の学校 Web ライター講座では、具体的なライティングテクニックを始め、様々な角度からの練習問題で Web ライティングのスキルアップができます。このように「正しい知識のインプット」と「アウトプット作業の習慣化」という解決策の具体的な提案を行います。

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N(Narrow Down)→限定性、緊急性

例 ただし副業の学校 Web ライター講座は、とても人気ですので定員に達し次第サービスの募集を停止するようです。

人間は必要性が分かっていても限定性や緊急性がないものに関しては「今度でいいか」となってしまうものですから、 「これはチャンスだ」と思わせるフェーズが必要です。

A(Action)→行動をさせる

例 今ならオープン価格でスキルを習得することができます! 

最終的には一番引っかかる価格面の問題を払拭してあげることで行動させます。

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PASONAの法則の利用シーン

では、どのようなシーンでPASONAの法則を使えば良いのか・・・おおむね以下のようなシーンで使うことが多いです。

  • 悩み訴求
  • ネガティブキーワード
  • メルマガライティング

①悩み訴求

問題点を明確化し不安を払拭させる形で読み進めてもらうための構成ですから、何かの悩みを解決するためのライティングにはうってつけです。PASONAの法則の型に当てはめて悩みの問題点を明確化し、共感しつつ解決策を提示して問題点を払拭していきます。そして、その解決策にぴったりのサービスがあるのであれば限定性をもたせそっとおすすめしてあげましょう。

②ネガティブキーワード

そして、ネガティブキーワードでクライアントから執筆依頼を受けた際もこちらの構成が使いやすいかと思います。※すでに構成案が決まっている場合はそれに従って執筆しましょう。例えば「WEBライター 稼げない」などというネガティブ要素の強いキーワードで書く場合は、

①Web ライターという仕事のデメリットを書く
②そのデメリットの根拠を書く
③体験談や具体例を出して共感を誘う
④「でも大丈夫」と解決策を提示する
⑤その解決策を具体的に説明する⑥限定性を持たせて目標行動へ誘導する 

という流れで書くのが良いかと思います。

③メルマガライティング

Web マーケティングの世界ではよく使われるメルマガについてもPASONAの法則でライティングすることは有効です。

信頼関係を構築し、ユーザーに最適な商品やサービスを紹介するDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)ではメルマガなどの発信媒体はよく利用されます。

メルマガを登録するということは少なからずメルマガの筆者に興味があるから登録しているわけです。

では、なぜ登録しているのか?

自分の悩みを解決してくれそうな人だからではないでしょうか?

例えば、私の公式LINEに登録してくれた方々はダイエットについて悩んでいるから私の公式LINEに登録したわけではありません。

少なからずアフィリエイトやブログ、 Web ライティングのスキルを上達させたいという気持ちがあるからこそ登録してくれています。

このように、何かしらの問題点や悩みをもってメルマガなどに登録するんですね。

もし、クライアントからメルマガの代行執筆などの案件を受注した際は、こちらのPASONA の法則を使ってペルソナの問題点を明確にししっかりと不安を払拭しましょう。

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